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囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。
碁を知りたい。
なのに、打つ機会がない。
相手がいない。碁会所に入ってみたい。でも躊躇する。これが現実のようです。
面白くて、夢中になる碁です。この機会に碁を始めてはいかがでしょうか。ネット碁会所なら、敷居が低いです。
相手が見つからないときは、思考エンジンが、お相手します。待ち惚けになりません。
『考慮時間制』の対局場です。勝敗でスコアが増減します。
対局(専用)ソフトを使用しません。ブラウザーのみで動作します。インストール不要なので不安がありません。
一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
将棋に「ハサミ将棋」や「山崩し」があるように、囲碁にも「ポン抜きゲーム」/「石取りゲーム」があります。基本となる「アタリ」の習得に有用です。
ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。
▲TOPページ
当サイトに、お越しいただいて有難うございます。
一局の碁をお楽しみください。
当サイトで、御覧頂いているブラウザを使用して囲碁対局ができます。HTML5を使用するので、ソフトのインストールは不要です。
初心者の方も、対局できるようになっております。
ルールを知ったが、対局する機会がない人に最適です。ルールが解らない方は、申し訳ありませんが事前に習得して頂けれは幸いです。
囲碁のルールは単純なのでずか、ゲームは難しいです。
入門者もベテランもロボットと対局できるサイトは多々あります。
実体験に基づいた、オススメ記事もネット上にあります。
「ネット碁を打ちたいけどどこで打ったらいいのかわからない」という方は、参考にしてください。
オススメするネット囲碁対局場3選
ここによると、
・いつでもどこでも打てる!それがネット碁の魅力
・囲碁はワールドワイドなゲーム
・ユーザーの多さ
・ユーザーの質
・コミュニティ機能の充実
・サポートの充実
・コンテンツの充実
これらを鑑みると、
3:幽玄の間
2:KGS
1:パンダネット
だそうです。
推薦者のブログ
幽玄の間の口コミ
幽玄の間サイト
KGSの口コミ
KGS
パンダネット
当サイトも、及ばずながら、がんばります。
Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
碁
囲碁
ゲーム
Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
埼玉新都市交通
埼玉新都市交通株式会社
Saitama New Urban Transit Co., Ltd.
Saitama New Urban Transit Logomark.svg
本社(2009年撮影)
伊奈線と新幹線の高架下にある本社
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 SSK
本社所在地 日本の旗 日本
〒362-0806
埼玉県北足立郡伊奈町小室288
北緯35度58分47.32秒 東経139度37分30.42秒座標: 北緯35度58分47.32秒 東経139度37分30.42秒
設立 1980年(昭和55年)4月1日
業種 陸運業
法人番号 5030001042348
事業内容 旅客鉄道事業、物品販売業、駐車場の経営
代表者 代表取締役社長 山根 昌也
資本金 20億円
発行済株式総数 20万株(額面全額1万円)
売上高 34億25百万円(2017年3月期)[1]
営業利益 4億60百万円(2017年3月期)[1]
経常利益 4億75百万円(2017年3月期)[1]
純利益 3億6百万円(2017年3月期)[1]
純資産 35億32百万円(2017年3月31日時点)[1]
総資産 50億76百万円(2017年3月31日時点)[1]
従業員数 136人(2015年10月1日現在)
決算期 3月31日
主要株主 埼玉県 35%
東日本旅客鉄道 35%
東武鉄道 5%
(ほか#株主構成を参照)
外部リンク www.new-shuttle.jp/
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埼玉新都市交通株式会社(さいたましんとしこうつう)は、埼玉県と東日本旅客鉄道(JR東日本)などが出資する第三セクター会社である。埼玉県でAGT(新交通システム)1路線を運営する。本社所在地は埼玉県北足立郡伊奈町大字小室288。
目次 [非表示]
1 事業概要
1.1 経営支援
2 株主構成
3 歴史
3.1 年表
4 路線
5 保有車両
5.1 現有車両
5.1.1 1050系
5.1.2 2000系
5.1.3 2020系
5.2 過去の車両
5.2.1 1010系
6 脚注
7 外部リンク
事業概要[編集]
ゴムタイヤ式AGT(新交通システム)の伊奈線「ニューシャトル」の保有・運営のほか、各駅に設置されている売店の営業と東北・上越新幹線の高架下を整備した駐車場の運営も行っている。本社屋は丸山駅横の高架下にあり、丸山車両基地も隣接している。
埼玉新都市交通では経費圧縮のために、ターミナル駅である大宮駅と定期外利用の多い鉄道博物館駅のみに駅員を配置し、それ以外の駅では改札の係員が売店販売も行う変わった方法を採用している(鉄道博物館駅も大成駅時代は同様だった)。そのため、スタンド式の売店と改札窓口が一体となっている。自動券売機は各駅に設置されており、自動改札機も大宮駅と鉄道博物館駅の2駅に設置されている。Suicaやこれと相互利用可能なカードはこの2駅では自動改札機にタッチして利用できるが、それ以外の駅は簡易Suica改札機が設置されている。
伊奈線は自動列車運転装置 (ATO) を採用しておらず、自動列車制御装置(ATC)による車内信号閉塞方式での運転士による手動運転(ワンマン運転)となっているが、将来の自動運転に対応できるように、車両側には、ATOの運転装置が搭載されている。また、各駅にはホームドアは設置されず、安全柵が設けられており、これらの点はゆりかもめや金沢シーサイドラインなどと異なっている[2]。また、駅に停車した際の車両のドアの開閉は、進行方向先頭の運転室(乗務員室)で運転士による車掌スイッチの操作により行なっている。
経営支援[編集]
伊奈線は1983年の開業以来、沿線人口の少なさから利用は伸び悩み、赤字路線であった。出資する埼玉県とJR東日本、大宮市、上尾市、伊奈町は、1987年より経営健全化支援を開始し、車両購入費や駅施設使用料の軽減を行ってきた。援助した車両は、4両編成の6両化のために12両、及び新車6両編成12本で、およそ32億8000万円である。
2014年に累積損失を解消したことから、自治体による車両購入費援助を2016年に終了した。駅施設への支援は、市町により継続される。
株主構成[編集]
沿線自治体・金融機関に加え、JR東日本とそのグループ会社や、大宮駅に乗り入れている東武鉄道が出資している。JR東日本グループのJR東日本テクノロジーは、車両整備を受託している。
埼玉県・東日本旅客鉄道株式会社(各35.0%)
東武鉄道株式会社(5.0%)
株式会社みずほ銀行(3.25%)
さいたま市(3.0%)
株式会社三菱東京UFJ銀行(2.55%)
株式会社埼玉りそな銀行(2.5%)
株式会社三井住友銀行(2.3%)
株式会社ルミネ(2.0%)
株式会社鉄道会館(1.75%)
上尾市・JR東日本テクノロジー株式会社(各1.25%)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(1.0%)
伊奈町・三菱UFJ信託銀行株式会社・三井住友信託銀行株式会社(各0.75%)
株式会社りそな銀行・株式会社武蔵野銀行(各0.65%)
埼玉縣信用金庫(0.35%)
みずほ信託銀行株式会社(0.25%)
歴史[編集]
「埼玉新都市交通伊奈線#歴史」も参照
東北・上越新幹線の建設に伴い両新幹線の分岐点が設けられる伊奈町では、町域が3つに分断されるとして、新幹線建設反対運動が起こった。そこで、当時の町長であった加藤操の尽力により、地域住民(旧大宮市・上尾市・伊奈町)への見返りとして、都市鉄道を建設することとなった。
同じく建設反対を訴えた戸田市・旧浦和市・旧与野市住民への見返りとしては通勤新線の埼京線を建設したが、伊奈線沿線には普通の鉄道を建設する程の需要はないと判断し、中量輸送機関として当時各地で建設されていた新交通システムAGTを導入した。
年表[編集]
1978年(昭和53年)11月10日 - 埼玉県・大宮市・上尾市・伊奈町と、国鉄・鉄道公団の間で、新交通システム (AGT) の建設と、第三セクターが運営することで合意。
1980年(昭和55年)4月1日 - 設立。資本金5億円。
1981年(昭和56年)4月 - 資本金を10億円に増資。
1983年(昭和58年)
11月 - 資本金を20億円に増資。
12月22日 - 伊奈線大宮 - 羽貫間が開業。
1987年(昭和62年) - 埼玉県と大宮市、上尾市、伊奈町、JR東日本による経営健全化支援を開始。車両購入費援助や駅施設への支援を実施。
1990年(平成2年)8月2日 - 伊奈線羽貫 - 内宿間が開業、全線開通。
1998年(平成10年)5月1日 - 内宿駅駐車場の駐車料金と乗車券をセットにした「マイカーパス」発売。
2007年(平成19年)3月18日 - Suicaが利用可能となる(PASMO・ICOCAと相互利用可能。以後相互利用可能となったカードは「Suica」を参照)。
2008年(平成20年)3月15日 - ICカード定期券を導入。JR東日本・東武鉄道と連絡運輸開始。
2013年(平成25年)7月1日 - ニューシャトル開業以来初となる駅メロを導入。曲は『銀河鉄道999』。
2016年(平成28年) - 累積損失を解消したことから、自治体による車両購入費援助を終了。駅施設への支援は継続。
路線[編集]
伊奈線 大宮駅 - 内宿駅 12.7km
保有車両[編集]
現有車両[編集]
1050系[編集]
編成:Mc1150 - M'1250 - M1350 - M'1450 - M1550 - Mc1650 川崎重工業製で、6両編成が4本所属する(50 - 53編成)。後述の1010系のモデルチェンジタイプで、車両性能も同じであるが、運転席にパノラミックウィンドウを採用して、前面形状が大きく変更された。内装も木目調となり、冷房機器は小型化された上、天井に設置したため、定員が増加した。
50編成は1990年の羽貫-内宿間の全線開通用に新製された。先頭車のMc1150とMc1650は冷房装置が1台しか搭載されていないため、弱冷房車となっている。51編成以降は冷房装置が他の車両と同様に2台搭載となったため、先頭車の形式はMc1151とMc1651にそれぞれ変更されている。
前面に字幕式の行先表示器を設置しているが、2013年4月頃より使用を停止し、1010系と同様に方向板を装備している。行先表示器には「ニューシャトル」と表示されている。また53編成は現行塗装が施された際に、行先表示窓が埋められた。
52・53編成は除雪装置を取り付けているが、これは冬季のみの装備で、それ以外は取り外して丸山車両基地で保管されている。本系列のスカートは、除雪装置の取り付けの関係上、除雪装置使用時期は鋭角型スカート(車体マウント)、その他の時期では半円型スカート(台車マウント)を装着している。
導入当初は1000系と同じく、白い車体に赤い帯のツートンカラーで登場し、後に黄色い車体と黄緑帯に更新されたものの、現在はすべての編成が異なる塗装となっている。
50編成は、鉄道博物館が開業した2007年10月から青地と白帯に変更された。
51編成は、鉄道博物館の開館1周年を記念して、2008年9月19日から赤地と白帯に変更された。
52編成は、2013年7月8日から新幹線200系の登場時カラーであるクリーム色の車体に緑帯のツートンカラーとなっている。
53編成は、2013年11月より開業30周年を記念して開業当時の白い車体に赤い帯のツートンカラーにリバイバルされた。
1050系第53編成(2014年10月4日、羽貫駅)
1050系第51編成(2014年10月4日、羽貫駅)
2000系[編集]
詳細は「埼玉新都市交通2000系電車」を参照
沿線の鉄道博物館開館に伴う輸送力の増強並びに1010系・1050系の老朽化対策として、2007年から2014年にかけて6両編成7本の合計42両が導入された。
2000系第2101編成(2014年10月4日、羽貫駅)
2020系[編集]
詳細は「埼玉新都市交通2020系電車」を参照
1983年の開業以来使用している1000系3編成の取替えを目的に、2015年から2016年にかけて3編成が導入された[3][4]。
2020系・2021編成(2015年11月27日、加茂宮駅にて)
2020系・2022編成(2016年2月2日、加茂宮駅にて)
2020系・2023編成(2016年12月5日、加茂宮駅にて)
過去の車両[編集]
1010系[編集]
1010系(2007年3月26日、丸山車両基地)
編成:Mc1110 - M'1210 - M1310 - M'1410 - M1510 - Mc1610
1010系は、埼玉新都市交通が開業時に導入した車両である。
川崎重工業・新潟鐵工所(現:新潟トランシス)製で、6両編成が9本導入(当時01 - 09編成、リニューアル後11 -19編成 )され、1983年の開業より運用した。開業当初の車番は1000系で、4両編成を組んでいた。
車体は、日本のAGTの標準とされた、1両あたり長さ8メートル・2軸4輪で、制御方式はサイリスタ位相制御を採用しており、ブレーキ装置は回生ブレーキ併用の電気指令式空気ブレーキを装備している。側面中央両側に両開きのドアを一組備える。車内はロングシート、冷房機器は床置きで車端に配置された。 前面の行先表示は方向板を使用した。
車輪は当初、パンクの心配がないウレタン充填ゴムタイヤ(空気ではなく、発泡性ウレタンを入れたタイヤ。ノーパンクタイヤ)を採用したが、乗り心地が悪かったため、1990年までに全て、窒素封入の空気タイヤに交換した。この空気タイヤは内部に金属製の中子があり、パンクしても中子で車体を支えて走行できるようにした。
1986年から1992年にかけて、中間車ユニットを組み込み、順次6両編成に増強されたが、1992年に7 - 9編成に組み込まれた3・4号車は、1990年より導入された1050系と同型として新製されたため、当該車両の形式はM1350 - M'1450となっている。1050系の規格に合わせたため、車両の内装や貫通路の幅が異なっていることが車内から確認できた。 1998年から2001年にかけてリニューアル工事が行われた。車体の補修、室内の化粧版の一部を木目調に変更、座席の改善による定員の増加、貫通路の幅の拡大、冷房装置を小型化して床置き式から天井式に変更、走行関係装置の更新が行われ、車番は1010系となった。開業以来、白い車体に赤い帯の塗装だったが、黄色の車体に黄緑色の帯に変更された。なお、1050系タイプの中間車はリニューアルの対象外とされた。
開業から30年を経過して老朽化が進み、バリアフリー化も行われていないため、2000系および2020系によって順次更新されて廃車が進み、2016年6月26日のラストラン団体専用列車を最後に営業運転を終了した[5][6]。
脚注[編集]
^ a b c d e f 第37期決算公告、2017年(平成29年)6月21日付「官報」(号外第132号)91頁。
^ 手動運転かつホームドア無しのAGTは他に西武山口線と山万ユーカリが丘線があるが、これらはさらにATCではなくATSを使用しており、加えてユーカリが丘線は中央案内式である。
^ 2020系新型電車試乗会の募集 (PDF) - 埼玉新都市交通、2015年10月2日
^ ニューシャトル2020系23編成が営業運転を開始 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2016年6月28日
^ ありがとう、さようなら1000系イベントを実施します! - 埼玉新都市交通、2016年5月18日
^ ニューシャトルで1000系の「さようなら運転」 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2016年6月19日
外部リンク[編集]
ウィキメディア・コモンズには、埼玉新都市交通に関連するカテゴリがあります。
埼玉新都市交通(株)ニューシャトル
[隠す]
表 話 編 歴
Suica取扱事業者
鉄道
JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道◇ - Tokyo Monorail Logo.svg 東京モノレール◇ - 東京臨海高速鉄道ロゴマーク.svg 東京臨海高速鉄道◇ - Saitama New Urban Transit Logomark.svg 埼玉新都市交通◆ - Sendai Rapid Transit.png 仙台空港鉄道 - Izukyu logo.jpg 伊豆急行◆ - Fuji Kyuko Q Logo.svg 富士急行
バス
JR logo (east).svg ジェイアールバス関東◆
相互利用
icsca△※ - PASMO - Kitaca - TOICA - *ICOCA - *SUGOCA - *nimoca - *はやかけん - *manaca - *PiTaPa▲△
片利用
りゅーと△ - SAPICA△ - odeca△ - 熊本地域振興ICカード△
ビューカード
VIEW Suicaカード - 大人の休日倶楽部カード - JALカードSuica - ビックカメラSuicaカード
TypeIIカード
スーパーICカードSuica 三菱東京UFJ-VISA - ANA VISA Suicaカード・SMBC CARD Suica - みずほマイレージクラブカードセゾンSuica
関連項目
Suicaショッピングサービス - モバイルSuica - えきねっとショッピング - JRE POINT - 首都圏ICカード相互利用サービス - 交通系ICカード全国相互利用サービス - おサイフケータイ - FeliCa - 乗車カード - 電子マネー - オレンジカード - イオカード - ペンギン (Suicaキャラクター)
記号の凡例
◇:カード発行事業者 ◆:カード発売事業者
*:Suicaグリーン券使用不可 ▲:一部事業者は交通系ICカード全国相互利用サービス未対応 △:電子マネー除く ※:仙台エリア限定の相互利用
カテゴリ: 埼玉新都市交通日本の鉄道事業者埼玉県の企業埼玉県の交通第三セクター鉄道
東京都交通局日暮里・舎人ライナー
PrefSymbol-Tokyo.svg 日暮里・舎人ライナー
東京都交通局300形(2008年6月7日、足立小台駅)
東京都交通局300形
(2008年6月7日、足立小台駅)
基本情報
国 日本の旗 日本
所在地 東京都
種類 案内軌条式鉄道(AGT)
起点 日暮里駅
終点 見沼代親水公園駅
駅数 13駅
開業 2008年3月30日
所有者 PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局
運営者 PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局
車両基地 日暮里・舎人ライナー車両基地[1]
使用車両 車両を参照
路線諸元
路線距離 9.7 km
線路数 複線
電化方式 三相交流600 V・50 Hz
最大勾配 50 ‰[2]
最小曲線半径 30 m(日暮里付近)[2]
閉塞方式 車内信号式
保安装置 ATC、ATO
最高速度 60 km/h
[折り畳む]路線図
鉄道路線図 日暮里・舎人ライナー.svg
テンプレートを表示
[隠す]停車場・施設・接続路線
凡例
0.0 01 日暮里駅
umKRZo KRZo STRrf vSTR vSTR
JR東:常磐線
uSTR2
vSTR vSTR
uSTR+4 vSTR vSTR
京成:Number prefix Keisei.PNG 本線
0.7 02 西日暮里駅
umKRZt
vKRZt vKRZt
東京地下鉄:Subway TokyoChiyoda.png 千代田線
uSTR vSTR vSTR-STRl
JR東:山手線
uSTR vSTR vSTRl-
JR東:京浜東北線
uSTR2 uSTRc3 vSTR-STRl STRq
JR東:宇都宮線
uSTRc1 uSTR2+4
STRq
JR東:東北新幹線
uSTRc1 uSTR+4
uBHF
1.7 03 赤土小学校前駅
uSTRq uKRZo
都電荒川線
2.4 04 熊野前駅
uWBRÜCKE
隅田川
uBHF
3.0 05 足立小台駅
uWBRÜCKE
荒川
uSKRZ-Ao
首都高速中央環状線
uBHF
4.1 06 扇大橋駅
uBHF
4.6 07 高野駅
uBHF
5.2 08 江北駅
uBHF
6.0 09 西新井大師西駅
uBHF
6.8 10 谷在家駅
uBHF
7.7 11 舎人公園駅
uKRW+l uKRWgr
utSTRa uSTR
utKDSTe uSTR
車両基地 (舎人公園地下の北東部)
uBHF
8.7 12 舎人駅
uKBHFe
9.7 13 見沼代親水公園駅
日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)は、東京都荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅を結ぶ、東京都交通局が運営する案内軌条式鉄道(AGT)路線である。
なお、都市計画事業としての名称は、東京都市計画道路特殊街路新交通専用道第2号日暮里・舎人線および東京都市計画都市高速鉄道日暮里・舎人線である。2008年(平成20年)3月30日に開業した[3]。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 路線データ
2 運行形態
2.1 開業ダイヤ
2.2 改正ダイヤ
3 利用状況
3.1 乗車人員
3.2 混雑率
4 車両
5 駅一覧
5.1 シンボルカラー
5.2 交通広場の整備と路線バスとの関係
6 運賃・乗車券
6.1 普通運賃
6.2 定期券
6.3 回数券
6.4 一日乗車券
6.5 東京都シルバーパスなど
7 その他
8 脚注
9 外部リンク
概要[編集]
東京都交通局では、従来から現在の日暮里・舎人ライナーと同じ区間(一部は足立流通センター付近を経由)で都営バスの里48系統(日暮里駅 - 見沼代親水公園駅)を運行している。このバスは、最寄りの東武伊勢崎線・大師線やJR京浜東北線、東京メトロ南北線など既存鉄道の最寄り駅から離れている足立・荒川区の都市計画道路放射11号尾久橋通り(東京都道58号台東川口線)沿線の住民をJR線駅へ直結する通勤・通学の足として、大変な混雑を呈していた一方で、足立トラックターミナル(1977年開設)・北足立市場(1979年開設)・足立流通センターなどの輸送を担う尾久橋通りはトラックなど大型車の通行量が多く、慢性的な渋滞が発生してバスの定時運行が困難な状況がしばしば発生し、定時運行・大量輸送が行える何らかの鉄・軌道輸送が望まれていた。
1974年(昭和49年)、自民党足立支部の幹部であった小金井俊輔の提唱により、鉄道を誘致するための活動が始まる。 本路線は、1985年(昭和60年)7月の運輸政策審議会答申第7号「東京都における都市高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」においてほぼ都営バス里48系統の路線を中量輸送機関に置き換えるべく位置付けられたものである。当初は地下鉄7号線(現在の南北線)の一部として計画されていたが、財政問題や採算性などから尾久橋通り上の新交通システム (AGT) に変更された。なお、財政状況などから、軌道事業特許は1995年(平成7年)、工事施行認可は1997年(平成9年)と大幅に遅れ、一方で事業主体の決定や荒川区側の用地買収に時間がかかったこともあり、開業は当初計画されていた1999年(平成11年)度から2002年(平成14年)度、さらに2008年(平成20年)3月30日と、2度にわたって延期されている。
支柱や桁といったインフラ部は都市計画道路事業として東京都建設局が、軌道や駅舎などの鉄道施設は都市計画都市高速鉄道事業として都営地下鉄大江戸線の環状部分の建設を担当した東京都地下鉄建設が建設する方式を採用している。
開業後の運営主体は東京都地下鉄建設が予定されていたが、採算上の観点および都営交通ネットワークの充実を図る目的から、東京都交通局が軌道事業の特許を同社から譲り受ける方向で検討され、運営も同局が行うことが決定した[4]。
路線名については、東京都交通局および東京都地下鉄建設が2006年(平成18年)8月15日 - 31日に一般公募を行い、選考委員会の審議を経て日暮里・舎人ライナーと決定、同年11月13日に駅名とともに報道発表された。
カード乗車券については、開業当初からICカードのPASMOに参加しており、Suicaとの相互利用ができるようになっている。また、パスネットは開業前に「券売機・精算機で使える」というアナウンスがあったが、2008年1月10日に発売が終了し、同年3月14日に自動改札機での使用が終了したため、本路線では日暮里駅の有人改札での処理をのぞき自動券売機・自動精算機を含めて一切使用できない。
運賃は大人で初乗り165円(ICカード)・170円(切符購入)から最高329円(ICカード)・330円(切符購入)までの4段階である(運賃・乗車券の節参照)。
本路線開業後は、上記のような経緯から完全並行路線である従来の都営バス里48系統の廃止も懸念されていたが、高齢者が多い地域特性から既存バス停において小回りの効く集客を行うバスとの役割分担は可能との結論から、バス同系統も当面の存続が決定し、大幅に本数が減便されたものの、路線廃止には至っていない。2009年4月1日のダイヤ改正では本数がさらに減便され、現在は1時間あたり2本程度の運行となっている。なお、運賃が大人400円の深夜バスとして設定されていた深夜04系統は日暮里・舎人ライナーの開業を機に廃止された。2012年4月1日からは、これまで王子駅発着としていた王46系統・加賀団地循環を里48-2系統・加賀団地循環に変更し、日暮里駅発着に変更した。
また、2015年に開通した上野東京ラインが日暮里駅に停車する(常磐線直通のみ)こともあり、当路線が東京・品川方面とのアクセス向上にも寄与している。
日暮里・舎人ライナー日暮里駅の建設工事の様子(2007年2月26日)
日暮里・舎人ライナー谷在家駅構内(2008年3月20日の試運転・駅舎見学会にて)
開業前の試運転列車(2008年3月20日の試運転・駅舎見学会にて)
舎人公園の高架歩道より撮影(2012年)
扇大橋駅から荒川へ至る地点で撮影 ロウソクのような支柱は堅固な基礎で保持されている(2012年5月)
路線データ[編集]
区間:日暮里 - 見沼代親水公園 9.7km(建設キロ9.8km)
案内軌条:側方案内式
駅数:13駅(起終点駅含む)
複線区間:全線
電気方式:三相交流600V・50Hz
車両基地所在駅:舎人公園駅
最高速度:60km/h
所要時間:20分
表定速度:28km/h
最急勾配:50‰(扇大橋 - 足立小台間)※ただし入出庫線上に65‰の区間あり[2]
最小曲線半径:30m(日暮里付近)[2]
日暮里・舎人ライナー 路線図
運行形態[編集]
開業ダイヤ[編集]
2008年2月14日に東京都交通局の公式サイトで発表された開業時の運行ダイヤは、以下のとおりであった[5]。
平日
早朝:7 - 15分間隔
朝ラッシュ時:5分間隔
日中:7分30秒間隔
夕ラッシュ時:6分間隔
夜間:7 - 20分間隔
土休日
早朝:11 - 15分間隔
朝ラッシュ時:7分30秒間隔
日中・夕ラッシュ時:10分間隔
夜間:11 - 20分間隔
改正ダイヤ[編集]
開業以降、新交通システムとしては旺盛な需要に支えられ、逐次ダイヤの見直し・頻繁なダイヤ改正が行われている。
2008年7月12日改正[6]
始発電車を上下それぞれ2本増発し最大で25分繰り上げ。平日の朝ラッシュ時間帯は上下2本ずつ、夕ラッシュ時間帯が上下1本ずつ、夜間から終車時間帯に上下5本ずつそれぞれ増発。土曜・休日も終車時間帯に上下1本ずつ増発された。この改正では、日暮里駅付近急曲線通過時の事故を防止するため、曲線通過速度の見直しもあわせて行われている。
2009年8月29日改正[7]
平日の早朝から朝ラッシュ時間帯(6 - 9時台)にかけて上下各5本、夜間23時以降に上下各2本を増発。下りは最大15分の間隔が11分間隔に変更された。土曜・休日は開業時からの10分間隔から平日と同じ7分30秒間隔に変更され、上下各19本が増発された。
2010年4月10日改正[8]
始発列車の時刻を繰り上げ(見沼代親水公園発日暮里行き:5時13分、日暮里発見沼代親水公園行き:5時41分)。運転間隔が同じにもかかわらず平日とズレが生じていた土曜・休日の日中帯の発車時刻を平日に合わせたほか、18時以降上り5本・下り6本、深夜時間帯の運転間隔を最大15分間隔から最大11分30秒間隔に短縮。
東日本大震災に伴う特別ダイヤ(節電ダイヤ)
2011年3月11日の震災以降全線で運休となっていたが、設備点検を進めた結果2日後の13日14時から運転を再開した[9]。計画停電が実施されていた平日については16日の終日運休を含む計画停電時間帯の大幅な運休が発生した。電力供給が複数の計画停電グループにまたがり、結果として運休時間帯が長時間帯に渡るため対策を検討した結果、23日以降は運休の発生しないよう電力の需給調整を行った上で全日7割程度の運転による特別ダイヤで運転[10]。計画停電の落ち着いた4月4日以降は、節電要請に伴い平日・土曜・休日とも節電ダイヤ(昼間帯10分間隔。朝夕ラッシュ時をのぞき全日8割程度の運転)を実施した[11]。電力使用制限令が発令された7月1日以降は平日ダイヤのみ節電ダイヤ(昼間帯10分間隔。朝夕ラッシュ時をのぞき全日8割程度の運転)とした[12]。この節電ダイヤは電力使用制限令が解除となった9月9日限りで終了し、以降平日・土曜・休日に渡り通常ダイヤに戻った[13]。
2011年12月3日改正[14]
新造車両増備および一部ロングシート改造工事完了に伴い、平日見沼代親水公園発の列車を6 - 9時台に1時間あたり2 - 3本増発し、最小運転間隔を3分30秒間隔に短縮。日暮里発夜間帯(平日18時台以降、休日19時台以降)に増発するとともに、土曜・休日の日暮里発21時以降をわかりやすい発車時刻(00・10・20・30・40・50分)とする。
2013年12月14日改正[15]
平日ラッシュ前後時間帯の運行配分を見直し早朝時間帯を増発。平日日中・夜間及び休日の運転間隔を7分30秒から6分00秒に変更。平日は348→414本に、休日は276→351本に大幅増。
2014年9月1日改正[16]
平日の朝6 - 8時台の見沼代親水公園発を5本、夕方16時以降の日暮里発を8本増発。土曜・休日の始発繰り上げ、朝5 - 6時台の見沼代親水公園発を5本、夜23時台の日暮里発を1本増発。
2015年10月31日改正[17]
平日の朝6 - 8時台の見沼代親水公園発を4本、夕方16時以降の日暮里発を6本増発。土曜・休日の朝6 - 9時台の見沼代親水公園発を7本増発。
2017年5月29日改正[18]
平日ダイヤのみの改正。見沼代親水公園発を朝6時台・7時台に各1本増発し、6時台・7時台は日暮里行きを1時間に18本の運転とする。
ほぼ全列車が日暮里駅 - 見沼代親水公園駅間を通しで運転するが、舎人公園に車両基地があるため、入庫を兼ねた見沼代親水公園発舎人公園行きの区間列車が朝(平日8本・土曜休日2本)と夜間(平日3本・土曜休日1本)に設定されている。かつては日暮里発舎人公園行きの区間列車もあったが、現在は設定していない。舎人公園発で営業運転を行う列車の設定はなく、舎人公園発見沼代親水公園行きで回送列車として運転した後、見沼代親水公園から日暮里行きとして営業運転に入る列車が多数設定されている。
利用状況[編集]
開業以降の輸送実績を下表に記す。
日暮里・舎人ライナー輸送実績推移
年度 輸送人員 最混雑区間(赤土小学校前 → 西日暮里間)輸送実績[19] 特記事項
年間[20] 一日平均 運転本数:本 輸送力:人 輸送量:人 混雑率:%
2007年(平成19年) 2008年3月30日、日暮里駅 - 見沼代親水公園駅間開業
2008年(平成20年) 17,864,000 48,943
2009年(平成21年) 19,975,000 54,725
2010年(平成22年) 21,488,000 59,034 13 3,341 5,408 162
2011年(平成23年) 22,269,000 60,844 15 3,855 5,510 143
2012年(平成24年) 22,850,000 62,602 15 3,675 5,965 162
2013年(平成25年) 24,368,000 66,761 15 3,660 6,345 173
2014年(平成26年) 25,778,000 70,624 16 3,904 7,281 187
2015年(平成27年) 27,731,000 75,768 17 4,165 7,640 183
2016年(平成28年) 18 4,410 8,304 188
乗車人員[編集]
1995年度の軌道法に基づく特許取得時には、当路線の1日平均乗車人員を101,000人と予測していたが、2003年度に59,000人と下方修正された。これに基づいて、AGTの採用や車両編成などが決定し、当路線の着工に至った。
ところが、開業後は旺盛な需要に支えられ、2010年度で2003年度時点の予測目標を達成した。その一方で、後述のようにラッシュ時の混雑は年々激しくなっている。
混雑率[編集]
2016年度の朝ラッシュ時の最混雑区間は赤土小学校前駅 → 西日暮里駅間であり、ピーク時の混雑率は188%である[19]。
混雑率は全国のAGTで最高値を計上しており、2012年度以降はAGT路線として唯一150%を上回っている。それだけの混雑率にも関わらず、編成数が不足しているために本数を増発できない状況が続いている。
2009年11月25日の平日の朝ラッシュでは、始発駅の見沼代親水公園駅では座席が埋まる程度である。しかし、江北駅を発車した辺りで定員乗車を越え、吊り革が埋まる。扇大橋駅を発車すると、以降は各駅ごとの乗車人員が少なくなり、都電荒川線との乗換駅である熊野前駅では降車人員も見られる。西日暮里駅では全乗客のうち4割程度が降車し、日暮里駅に到着する[21]。
車両[編集]
2017年4月時点において、新潟トランシス製の300形16編成と三菱重工業製の330形1編成の合計17編成が運用されていたが、4月19日に新潟トランシス製の新型車両320形の導入が発表[22]され、翌月の10日より運用を開始、合計18編成となった。
320形は、車両内外のカラーリングに変化を持たせ、ダイナミックな外観とスタイリッシュな内装とし、荷物棚を設置とつり手を増設、窓ガラスに紫外線・熱線吸収ガラスを採用、前照灯・尾灯・天井照明をLEDとしている[22]。
開業時から使用されている300形は、前面デザインが若干異なるが、ゆりかもめ7000系の6次車にも通じるデザインである。なお、当初はロングシートを主体に採用することが予定されたが、後にクロスシート主体に変更された[23]。これは、ロングシートにすると定員以上の乗客が列車に乗り込んでしまうため、安全上の措置と発表された。しかし、日を追うごとにラッシュ時の混雑が激しくなってきたため、2009年8月29日のダイヤ改正に併せてロングシートを一部採用した新型車両(300形第13編成以降)の導入が発表された。既存の車両も新型車両の仕様に準じたロングシート化が行われ、2011年12月3日のダイヤ改正にて全編成へのロングシート改造を完了した。330形と320形は当初からオールロングシートとなっている。
開業記念ヘッドマークを装着した300形(2008年4月、見沼代親水公園駅)
300形電車(クロスシート)の車内(2008年3月31日)
2015年に営業運転を開始した330形電車(2015年10月12日、西日暮里駅)
330形電車の車内(2015年10月10日)
2017年5月に営業運転を開始した320形電車(2017年5月18日、扇大橋駅 - 足立小台駅間)
駅一覧[編集]
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全駅東京都に所在。
駅番号 シン
ボル
カラー 駅名 駅間キロ 累計キロ 接続路線 所在地
01 日暮里駅 - 0.0 東日本旅客鉄道:JY 山手線 (JY07)・JK 京浜東北線 (JK32)・JJ 常磐線(上野東京ライン) (JJ02)
京成電鉄:KS 本線 (KS02) 荒川区
02 西日暮里駅 0.7 0.7 東日本旅客鉄道:JY 山手線 (JY08)・JK 京浜東北線 (JK33)
東京地下鉄:C 千代田線 (C-16)
03 赤土小学校前駅 1.0 1.7
04 熊野前駅 0.7 2.4 東京都交通局:東京さくらトラム(荒川線)
05 足立小台駅 0.6 3.0 足立区
06 扇大橋駅 1.1 4.1
07 高野駅 0.5 4.6
08 江北駅 0.6 5.2
09 西新井大師西駅 0.8 6.0
10 谷在家駅 0.8 6.8
11 舎人公園駅 0.9 7.7
12 舎人駅 1.0 8.7
13 見沼代親水公園駅 1.0 9.7
駅名は公募に基づく足立区および荒川区からの推薦を受け、選考委員会の審議を経た上で決定し、2006年11月13日に報道発表された。
仮称駅名と正式駅名の対応は以下の通り。
赤土小学校駅→赤土小学校前駅
扇大橋北駅→扇大橋駅
上沼田東公園駅→西新井大師西駅
上記以外の駅は仮称から変更なし
西日暮里 - 赤土小学校前間で北区内を通るが、同区内に駅は設置されていない。
駅番号は、つくばエクスプレスに見られるものと同様に数字のみの表記となっている。
シンボルカラー[編集]
日暮里・舎人ライナーのシンボルカラーは、沿線地域の特徴を表すように、地元住民を交えて検討した。その結果、日暮里側は賑わう街並みや荒川・隅田川という自然的要素からリバーサイドとして「にぎわい/水辺」を、また、舎人側は住空間や舎人公園など緑地・公園に恵まれていることからパークサイドとして「かがやき/緑」をイメージした。なお、シンボルカラーは駅舎の外壁などに使用され、両端は暖色系、その間は寒色系となっている。
交通広場の整備と路線バスとの関係[編集]
路線建設と同時に見沼代親水公園・江北・足立小台の3駅に交通広場が整備され、タクシーと路線バスの乗降場が設置されている。
開業時に足立区西部地区を中心とした大規模な路線バスの再編が行われ、以下の路線が交通広場への乗り入れもしくは駅周辺のバス停経由に経路変更されている。
都営バス
東43系統
王45系統
王46系統 - 2012年4月1日廃止
里48系統
東武バスセントラル
竹03・07系統
北05系統
見21系統
国際興業バス
見01系統 - 2011年3月16日廃止
川14系統
川15系統
赤23系統
はるかぜ(足立区コミュニティバス)
第3弾(国際興業バス西11系統)
第4弾(東武バスセントラル西05・西06系統)
第6弾(新日本観光自動車鹿02系統)
第8弾(同宮03系統)
第11弾(同椿04系統) - 2008年9月27日開業
第10弾(日立自動車交通) - 2009年4月の経路変更により扇大橋駅・高野駅乗り入れ開始
なお、開業後の2008年9月に新設されたはるかぜ第11弾も経路の一部が日暮里・舎人ライナーと同じとなっている。
運賃・乗車券[編集]
普通運賃[編集]
大人普通旅客運賃(小児半額・ICカードの場合は1円未満切り捨て、切符購入の場合は10円未満切り上げ)。2014年6月1日改定。
キロ程 運賃(円)
ICカード 切符購入
初乗り2km 165 170
3 - 4km 226 230
5 - 7km 278 280
8 - 10km 329 330
本路線と同様に東京都交通局が運営する都営地下鉄各線のような、東京メトロ(千代田線西日暮里連絡)との間での連絡割引運賃は設定されていない。
定期券[編集]
日暮里・舎人ライナーのみの定期券のほか、都電・都バスとの連絡定期券も発売されている。なお、連絡定期券は、都営地下鉄と都電・都バスとの連絡定期券と同様に日暮里・舎人ライナーの乗車キロにより運賃が異なる。また、乗り換え他社線との連絡定期券も発売されている。
回数券[編集]
回数券は都営地下鉄と同様の金額式のものを採用した。日暮里・舎人ライナーの駅であればどの駅からでも利用が可能である。11枚綴りで、発売額は普通運賃の10倍、有効期間は3か月。ただし、都営地下鉄の回数券との相互利用はできない。
一日乗車券[編集]
開業日から「都営まるごときっぷ」を大人700円・小児350円で発売している。なお、開業日以前に「都電・都バス・都営地下鉄一日乗車券」として発売された前売り券でも、有効期限内であれば日暮里・舎人ライナーでの利用が可能だった。日暮里・舎人ライナーおよび都営地下鉄各駅券売機や都電車内で購入した当日券はそのまま自動改札機での入出場ができる。なお、自動改札機に対応していない乗車券(スクラッチ式の前売り券)による無人の駅・時間帯での乗り降りは、改札口付近のインターホンを用いて乗降する旨を伝えなければならない(「駅集中管理システム」を参照)。なお、多客期には改札付近にサービススタッフが配置されることがあるが、その場合はスタッフが磁気券(当日券)に交換の上で自動改札を利用することになる。
日暮里・舎人ライナー開業記念の「都営まるごときっぷ」が開業日から各駅ごとに1,000枚限定で発売された。図柄は300形車両の走行風景と発売された駅の駅名標となっている[24]。また、2008年4月12日・13日には舎人公園で開催された足立区主催の開業記念イベントを記念して足立60景の永沢まことデザインの「都営まるごときっぷ」が日暮里駅と舎人公園駅で10,000枚限定で発売された[25]。
2008年10月27日に日暮里・舎人ライナーの利用者数が1千万人を突破したのに伴い、翌11月1日から3日まで記念一日乗車券を発売した。なお、この乗車券が日暮里・舎人ライナーのみのものとしては初めてである[26]。
開業1周年記念として、2009年3月28日から30日まで日暮里・舎人ライナーのみの一日乗車券を発売した[27]ほか、「都営まるごときっぷ」も5万枚限定で発売された[28]。
東京フリーきっぷも、開業日以降、日暮里・舎人ライナーでの利用が可能となっている。
東京都シルバーパスなど[編集]
東京都シルバーパス、東京都精神障害者都営交通乗車証、東京都都電・都バス・都営地下鉄無料乗車券(東京都内在住の身体障害者・知的障害者・生活保護世帯などに発行)もそれぞれ利用できる。
その他[編集]
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当路線は、都営日暮里・舎人ライナーと案内されることもある[29][30]。
埼玉方面への延伸を求める声もあるが、未定である[31]。
到着・発車放送はゆりかもめと同じ構成のものを使用している。また、ゆりかもめと同様に駅構内の発車案内標には列車種別が表示されているが、開業時よりすべての列車が各駅に停車しているため、全列車が「普通(Local)」と表示される。
開業予定日以降に製作された開業告知ポスターやチラシには、地元である荒川区・足立区の出身や在住者である片岡鶴太郎・栃東大裕・谷川真理・雛形あきこ[32]の有名人4名が『地元出身応援団』として起用された[33]。なお、ポスターは都営交通のみならず、東京メトロ千代田線やJR常磐緩行線などの車内広告としても掲出された。また、開業1周年の時期にも引き続き先述の4名が起用された[34][リンク切れ]。
2008年2月1日から3月31日まで、都営バスと都電荒川線の一部の車両に日暮里・舎人ライナーの開業告知ラッピング車両が運行された。また、2009年3月の1か月間にも開業1周年告知のラッピング車両が運行された。
一部区間で鉄道や首都高速を超えるために勾配が急なところがあり、降雪時のスリップ対策として30‰以上の登り勾配区間と40‰以上の下り勾配区間ではロードヒーティングが設置されている。また、分岐部には消雪パイプも設置されている[2]。
開業してから数か月後の自動放送の改修の際、足立小台のアクセントを「あだちおだい」から「あだちおだい」、舎人のアクセントを「とねり」から「とねり」としている。また、駅到着前にPR放送が流れるようになったが、スポンサーの関係上ほとんどが医療関連のもので占められている。
2008年7月24日の「足立の花火」に併せ、初の貸切列車が運転されたが、臨時列車の増発は行わなかった。2009年7月23日の同催事では臨時列車の増発が行われた。
2009年3月28日には、開業1周年を記念して、日暮里から舎人公園まで走行し、途中舎人車両基地を折り返して舎人公園まで「1周年記念号」が運転された。
脚注[編集]
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^ “新交通日暮里・舎人ライナー車両基地/実績紹介”. 清水建設 (2008年3月). 2011年11月30日閲覧。
^ a b c d e 篠澤成一(東京都交通局・日暮里・舎人営業所副所長兼指令区長)「走れ,日暮里・舎人ライナー 3月30日開業」、『運転協会誌』第50巻第5号、日本鉄道運転協会、東京都台東区東上野1-12-2東上野関東ビル8階、2008年5月、 pp.30-34、2008年6月1日閲覧。
^ 日暮里・舎人ライナー開業予定日決定! - 東京都交通局 2007年10月1日(2007年10月9日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人線にかかる軌道事業の譲渡許可について (PDF) [リンク切れ] - 国土交通省関東運輸局 2007年10月1日
^ “新交通「日暮里・舎人ライナー」の運行ダイヤについて” (プレスリリース), 東京都交通局, (2008年2月14日), オリジナルの2008年2月16日時点によるアーカイブ。 2015年8月13日閲覧。
^ “日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。” (プレスリリース), 東京都交通局, (2008年6月25日), オリジナルの2008年9月14日時点によるアーカイブ。 2015年8月13日閲覧。
^ “日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。” (プレスリリース), 東京都交通局, (2009年8月6日), オリジナルの2009年8月12日時点によるアーカイブ。 2015年8月13日閲覧。
^ “日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。” (プレスリリース), 東京都交通局, (2010年3月19日), オリジナルの2010年3月25日時点によるアーカイブ。 2015年8月13日閲覧。
^ 日暮里・舎人ライナーの運転再開について - 東京都交通局、2011年3月13日
^ 都営交通の今後の運行予定について - 東京都交通局、2011年3月23日
^ 都営交通の今後の運行予定について - 東京都交通局、2011年4月1日
^ 都営交通の7月以降の運行予定について - 東京都交通局、2011年6月22日
^ 電気使用制限解除後の対応について - 東京都交通局、2011年9月6日
^ 日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行います。 - 東京都交通局、2011年11月4日
^ 日暮里・舎人ライナーのダイヤを改正します - 東京都交通局、2013年11月21日
^ 日暮里・舎人ライナーのダイヤを改正します - 東京都交通局、2014年8月1日
^ 日暮里・舎人ライナーのダイヤを改正します - 東京都交通局、2015年10月13日
^ 日暮里・舎人ライナーのダイヤを改正します - 東京都交通局、2017年5月10日
^ a b “混雑率データ(平成28年度) (PDF)”. 国土交通省. p. 7. 2016年7月26日閲覧。
^ 交通局経営レポート 東京都交通局
^ 都市交通を中心としたまちづくりの効果- 日暮里・舎人ライナーにみる政策合意- (PDF) - 東京大学 公共政策大学院、p69、2014年4月20日閲覧
^ a b 日暮里・舎人ライナーに新型車両を導入します (PDF) - 東京都交通局、2017年4月19日
^ 日暮里・舎人ライナーの座席配置の一部変更について - 東京都交通局(2007年10月27日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人ライナー“開業記念”1日乗車券を発売します。 - 東京都交通局 2008年3月13日(2008年3月14日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人ライナー“イベント開催記念”1日乗車券を発売します。 - 東京都交通局 2008年3月13日(2008年3月14日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人ライナー1日乗車券を発売します。 - 東京都交通局 2008年10月22日(2008年10月25日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人ライナー1日乗車券を発売します - 東京都交通局 2009年2月23日(2009年2月26日時点でのアーカイブ)
^ 〜ありがとう!おかげさまで1周年 日暮里・舎人ライナー開業1周年デザイン「都営まるごときっぷ」[リンク切れ]
^ 都営日暮里・舎人ライナーの時刻表 - えきから時刻表
^ 都営日暮里・舎人ライナー 路線図- NAVITIME
^ 埼玉県議会/平成19年9月定例会 質疑質問・答弁全文 茅野和広議員
^ 雛形は公式では「足立区出身」となっているが、正確には江戸川区生まれ・足立区育ちである。
^ 地元出身応援団 - 東京都交通局(2007年12月9日時点でのアーカイブ)
^ 日暮里・舎人ライナー祝開業1周年 - 東京都交通局
外部リンク[編集]
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日暮里・舎人ライナー開業
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