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シチョウ 囲碁 - 検索
日本囲碁連盟 囲碁用語 より
シチョウ(征)
アタリアタリとどんどん追いかけて最後は取れる形。
「シチョウ知らずの碁打ちかな」という格言もある。
碁の基本技術であるが、
実戦では正しく読み切ることはかならずしも容易でない。
囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。
碁を知りたい。
なのに、打つ機会がない。
相手がいない。碁会所に入ってみたい。でも躊躇する。これが現実のようです。
面白くて、夢中になる碁です。この機会に碁を始めてはいかがでしょうか。ネット碁会所なら、敷居が低いです。
相手が見つからないときは、思考エンジンが、お相手します。待ち惚けになりません。
『考慮時間制』の対局場です。勝敗でスコアが増減します。
対局(専用)ソフトを使用しません。ブラウザーのみで動作します。インストール不要なので不安がありません。
一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
将棋に「ハサミ将棋」や「山崩し」があるように、囲碁にも「ポン抜きゲーム」/「石取りゲーム」があります。基本となる「アタリ」の習得に有用です。
ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。
▲TOPページ
当サイトに、お越しいただいて有難うございます。
一局の碁をお楽しみください。
当サイトで、御覧頂いているブラウザを使用して囲碁対局ができます。HTML5を使用するので、ソフトのインストールは不要です。
初心者の方も、対局できるようになっております。
ルールを知ったが、対局する機会がない人に最適です。ルールが解らない方は、申し訳ありませんが事前に習得して頂けれは幸いです。
囲碁のルールは単純なのでずか、ゲームは難しいです。
入門者もベテランもロボットと対局できるサイトは多々あります。
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「ネット碁を打ちたいけどどこで打ったらいいのかわからない」という方は、参考にしてください。
オススメするネット囲碁対局場3選
ここによると、
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これらを鑑みると、
3:幽玄の間
2:KGS
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だそうです。
推薦者のブログ
幽玄の間の口コミ
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KGS
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当サイトも、及ばずながら、がんばります。
Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
碁
囲碁
ゲーム
Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)
柳河軌道
柳河軌道
概要
現況 廃止
起終点 起点:矢部川駅(現・瀬高駅)
終点:柳河駅
駅数 7駅
運営
開業 1911年4月11日
廃止 1932年2月21日
所有者 柳河軌道
路線諸元
路線総延長 7.6 km (4.7 mi)
軌間 914 mm (3 ft)
電化 全線非電化
テンプレートを表示
[隠す]停車場・施設・接続路線(廃止当時)
凡例
exSTRlf
九州肥筑鉄道 -1938
eABZq+l
STRq
国鉄:鹿児島本線
exSTR
uexSTRlg
0.0 矢部川駅
uexSTR
国鉄:佐賀線 -1987
uexBHF
下庄駅
uexWBRÜCKE
瀬高橋 矢部川
uexBHF
上庄駅
uexBHF
御仁橋駅
uexBHF
三橋駅
uexBHF
蒲船津駅
uexKBHFe
7.6 柳河駅
柳河軌道(やながわきどう)は、かつて福岡県山門郡瀬高町(現・みやま市)の矢部川駅(現・瀬高駅)から、同郡柳河町(現・柳川市)の柳河駅を結ぶ軌道路線を運営していた軌道経営者である。
目次 [非表示]
1 概要
2 路線データ
3 運行概要
4 沿革
5 輸送・収支実績
6 駅一覧
7 接続路線
8 脚注
9 参考文献
10 関連項目
11 外部リンク
概要[編集]
九州鉄道(初代、現在の九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線・佐世保線などを建設)の開業により、物流が鉄道沿線を中心としたものに変わったため、柳河町から鹿児島本線への接続を図る目的で建設された。線路の軌間には九州の軽便鉄道で広く用いられていた、914mmを用いた。
営業成績は良好であったが、並行して1931年(昭和6年)に鉄道省佐賀線(1987年(昭和62年)廃止)が敷設されることになったため、同線開業の5か月後に補償[1][2]を受けて廃止となった。
路線データ[編集]
路線距離:柳河 - 矢部川間 7.6km
軌間:914mm
電化区間:なし(全線非電化)
複線区間:なし(全線単線)
動力:蒸気・内燃機関
運行概要[編集]
1926年(大正15年)1月1日改正時
旅客列車本数:1日22往復
所要時間:全線30分
1930年(昭和5年)7月1日改正時
旅客列車本数:下りは323から2306、上りは230から2225まで日30往復
所要時間:全線30分
沿革[編集]
1909年(明治42年)2月16日 軌道特許状下付(山門郡柳河町大字隅町-同郡瀬高町大字大竹間)[3]
1911年(明治44年)4月8日 軌道特許状下付(山門郡三橋村大字藤吉-同村大字柳河間)[4]
1911年(明治44年)4月11日 柳河 - 矢部川間開業
1914年(大正3年)7月3日 軌道特許状下付(山門郡柳河-同郡城内村間)[5]
1916年(大正5年)5月 自動車部設立(自動車1台)[6]
1916年(大正5年)9月26日 軌道特許失効(山門郡柳河-同郡城内村間 指定ノ期限内ニ工事施工認可申請ヲ為ササルタメ)[5]
1917年(大正6年)9月14日 軌道特許失効(山門郡三橋村大字藤吉-同村大字柳河間)[4]
1927年(昭和2年) 気動車導入
1932年(昭和7年)2月21日 廃止[7]
輸送・収支実績[編集]
年度 輸送人員(人) 貨物量(トン) 営業収入(円) 営業費(円) 営業益金(円) その他益金(円) その他損金(円) 支払利子(円)
1911 227,549 1,109 11,113 7,360 3,753
1912 221,983 4,144 24,211 14,705 9,506
1913 219,868 6,284 26,307 14,895 11,412
1914 292,016 9,276 27,647 17,708 9,939
1915 299,989 8,892 27,192 15,276 11,916 乗合馬車1,162 乗合馬車1,871
1916 311,504 8,643 28,181 18,322 9,859 自動車1,501 1,644
1917 320,833 12,798 33,367 24,245 9,122 自動車1,746 自動車1,745
1918 385,903 15,522 42,327 30,964 11,363 1,437 1,432
1919 414,316 21,054 63,274 49,896 13,378 2,658 2,972
1920 477,127 16,447 85,433 65,835 19,598 12,411 9,956
1921 484,530 13,487 88,140 66,169 21,971
1922 515,571 20,000 100,715 79,374 21,341
1923 489,413 19,493 96,160 71,413 24,747 11,064 7,172償却金2,000
1924 498,650 16,821 88,608 57,016 31,592 10,610 6,383 3,000
1925 539,970 12,263 77,830 49,608 28,222 15,819 9,720償却金2,400
1926 550,083 7,033 85,310 53,994 31,316 4,360 償却金800雑損71
1927 564,142 5,609 86,144 58,584 27,560 2,015 償却金750雑損53
1928 529,371 8,212 83,161 56,339 26,822 自動車13,410 836
1929 535,344 8,857 84,757 53,995 30,762 自動車7972 償却金600
1930 502,664 5,485 76,279 51,722 24,557 自動車3,757 償却金2,000
1931 364,306 4,171 56,790 46,607 10,183 償却金雑損11,030
1932 23,063 90 3,234 6,003 ▲ 2,769 自動車43
鉄道院鉄道統計資料、鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料、鉄道統計各年度版
駅一覧[編集]
矢部川 - 下庄 - 上庄 - 御仁橋 - 三橋 - 蒲船津 - 柳河
接続路線[編集]
矢部川駅:鉄道省鹿児島本線・東肥鉄道(後の九州肥筑鉄道)
脚注[編集]
^ 「柳川軌道株式会社所属軌道補償ノ為公債発行ニ属スル件」『官報』1932年6月18日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 補償金額229,400円『日本国有鉄道百年史 』第7巻、172頁
^ 『鉄道院年報. 明治42年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ a b 「軌道特許失効」『官報』1917年9月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ a b 「軌道特許失効」『官報』1916年9月26日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 『九州諸会社実勢. 第2次(大正6年刊)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 「軌道営業廃止」『官報』1932年4月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
参考文献[編集]
久留米市立草野歴史資料館(樋口一成)『なつかしの風景 筑後の軌道』2015年 26-27頁
関連項目[編集]
日本の廃止鉄道路線一覧
廃線
外部リンク[編集]
福岡県内務部会計課『最新福岡県管内軌道図』福岡県、1920年(国立国会図書館デジタルコレクションより)
柳川軌道について(個人ページ内、効果音あり)
執筆の途中です この項目は、鉄道に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:鉄道/PJ鉄道)。
カテゴリ: かつて存在した日本の軌道事業者九州地方の鉄道路線 (廃止)日本の軽便鉄道福岡県の交通史柳川市の交通柳川市の歴史みやま市の交通みやま市の歴史
唐津線
JR logo (kyushu).svg 唐津線
唐津駅に停車中のキハ47形列車
唐津駅に停車中のキハ47形列車
基本情報
国 日本の旗 日本
所在地 佐賀県
起点 久保田駅
終点 西唐津駅
駅数 13駅
開業 1898年12月1日
所有者 JR logo (kyushu).svg 九州旅客鉄道(JR九州)
運営者 JR logo (kyushu).svg 九州旅客鉄道
使用車両 使用車両を参照
路線諸元
路線距離 42.5 km
軌間 1,067 mm
線路数 単線
電化方式 直流1,500 V 架空電車線方式
(唐津 - 西唐津間)
非電化
(上記以外)
閉塞方式 特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
(久保田駅 - 山本駅間)
単線自動閉塞式
(山本駅 - 西唐津駅間)
[折り畳む]路線図
Map railroad japan karatsu rough.png
テンプレートを表示
唐津線(からつせん)は、佐賀県佐賀市の久保田駅から同県唐津市の西唐津駅に至る九州旅客鉄道(JR九州)の鉄道路線(地方交通線)である[1]。
目次 [非表示]
1 概要
1.1 路線データ
2 運行形態
3 使用車両
3.1 唐津線全線
3.1.1 気動車
3.1.2 ディーゼル機関車
3.2 電化区間(唐津駅 - 西唐津駅間)
4 歴史
4.1 年表
5 駅一覧
5.1 廃止区間
5.1.1 岸嶽支線
5.1.2 貨物支線
6 輸送実績
7 脚注
8 参考文献
9 関連項目
概要[編集]
久保田駅で長崎本線から分岐し、多久駅・唐津駅を経て西唐津駅まで伸びており、佐賀県の県庁所在地である佐賀市と、多久市や唐津市といった佐賀県北西部地域を結ぶ地域輸送路線である。
筑紫平野から笹原峠を越え、厳木川・松浦川に沿って走っている。唐津炭田などから採掘された石炭を唐津港へ運ぶために建設された[1]。
唐津駅 - 西唐津駅間はIC乗車カード「SUGOCA」の利用エリアに含まれている。なお唐津線の運行上の起点である長崎本線佐賀駅はSUGOCAの利用エリア内であるが、佐賀駅 - 久保田駅 - 唐津駅間は通過も含めてSUGOCAの利用は一切認められていない。
スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内にある、列車位置情報システム「どれどれ」配信対象路線であり、スマートフォンから全線のリアルタイムの列車位置情報が閲覧できる[2]。
路線データ[編集]
管轄(事業種別):九州旅客鉄道(第一種鉄道事業者)
路線距離(営業キロ):42.5km[1]
軌間:1067mm
駅数:13(起終点駅含む)
唐津線所属駅に限定した場合、起点の久保田駅(長崎本線所属[3])が除外され、12駅となる。
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:唐津駅 - 西唐津駅間(直流1500V)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式 久保田駅 - 山本駅間)、単線自動閉塞式(山本駅 - 西唐津駅間)
全線が本社鉄道事業本部直轄となっている。
運行形態[編集]
停車場・施設・接続路線
凡例
BHFq ABZq+r
0.0 久保田駅 長崎本線
BHF
5.1 小城駅
BHF
10.6 東多久駅
BHF
13.6 中多久駅
BHF
15.2
0.0#
多久駅
eABZlf exKDSTr
1.4# 柚ノ木原駅
TUNNEL1
笹原トンネル 458m
BHF
20.8 厳木駅
BHF
23.3 岩屋駅
BHF
26.0 相知駅
eABZrg exKDSTr
6.1* 相知炭坑駅
eDST
5.4* 中相知信号場
WBRÜCKE
松浦川
STRrg KRZu STRq
筑肥線
STR BHF
30.1 本牟田部駅
STR STR exKDSTa
4.1* 岸嶽駅
STR STR exDST
1.7* 牟田部駅
STR eABZrg exSTRrf
STRlf ABZlg
BHF
32.9
0.0*
山本駅
exSTRq eABZrf
筑肥線
BHF
36.6 鬼塚駅
STRlg STR
筑肥線
HST STR
和多田駅
STRlf ABZlg
BHF
40.3 唐津駅
uexSTRq emKRZ uexSTRlg
唐津軌道
BHF uexBHF
42.4
0.0#
西唐津駅 (2)
KDSTl xABZrf uexSTR
唐津鉄道事業部
exSTR uexSTR
唐津運輸センター
exBHF uexSTR2
43.1 西唐津駅 (1) -1930?
exKDSTe
1.9# 大島駅
鹿ノ口駅位置不明
山本駅から1.0km、1912年廃止
線路名称上の起点は久保田駅であるが、全列車が久保田駅から長崎本線に乗り入れ佐賀駅発着となっている[1]。一部の上り列車は久保田駅にて時間調整のため数分停車するダイヤとなっている。運行区間は佐賀駅 - 唐津駅・西唐津駅間が中心であるが、佐賀駅 - 多久駅間および多久発西唐津行きの列車も運転されている。おおむね1時間に1本程度の運転になっている。列車はすべて普通列車で、平日3往復を除きワンマン運転を実施している。
山本駅 - 唐津駅・西唐津駅間には筑肥線の伊万里方面の列車、西唐津駅 - 唐津駅間には筑肥線の博多方面の列車も乗り入れている。
なお、2007年10月7日 - 11月25日の土曜・休日(11月3日・4日を除く)に、鳥栖駅・佐賀駅 - 唐津駅間に唐津線を走る初の特急列車として臨時特急「佐賀キャンペーン号」が運転された。運行概況は以下のとおり。
使用車両:気動車185系2両編成(「ゆふ」用車両)
運行区間・本数:鳥栖駅 - 唐津駅、佐賀駅 - 唐津駅:各1往復
停車駅:鳥栖駅 - 佐賀駅 - 久保田駅 - 小城駅 - 多久駅 - 山本駅 - 唐津駅(鳥栖駅 - 佐賀駅間は1号・4号のみ運転)
運転初日前日の10月6日には特急運転を記念し、同車が団体専用列車「唐津いかグルメ日帰り列車」として、博多駅発着で1往復運転された。停車駅は博多駅、鳥栖駅、佐賀駅、唐津駅。
使用車両[編集]
定期運用される電車・気動車はすべて唐津運輸センター所属。
唐津線全線[編集]
気動車[編集]
キハ47形
すべてワンマン運転(単行または2両編成時に実施)仕様となっているが、ほとんどの車両が運賃表示器を装備していない。機関換装などの延命対策工事を施された8000・9000番台が6両あり、便所窓や屋根上の水タンクを撤去した車両もある。2007年に転入した8000・9000番台は機関型式・座席配置が一部異なっている(ドア横座席の撤去・ボックスシート減)。従来からの0番台・1000番台も3両存在する。最大4両編成で運用される。便所は従来からの和式の循環式。国鉄時代に新潟から唐津へ転入した寒冷地仕様の旧500・1500番台各2両は、いずれも機関換装を含めた延命対策工事・2軸駆動化改造を経て3500・4500番台となり、他と共通運用されてきたが、2007年8月までに熊本・大分へ転出している。
キハ125形
基本的には単行またはキハ47と2両編成で運用されているが、ラッシュ時には増結用として用いられ、キハ47と混結で最大4両編成を組む。また同形式のみで2両、まれに3両編成を組むこともある。キハ47との混結の際は通常唐津側に連結されている。ワンマン運転仕様で運賃表示器を装備。便所は洋式の循環式で、車椅子対応となっており、冷房の吹き出し口もある。
ディーゼル機関車[編集]
DE10形
熊本車両センター所属。不定期運用。小倉総合車両センターへ入出場する筑肥線用103系1500番台・303系直流電車の非電化区間牽引用にしばしば入線する(唐津・久保田間非電化、久保田・小倉工場間交流電化、福岡市地下鉄は鹿児島本線と接続されていないため、必ず久保田経由で同機関車の牽引となる)ほか、試験・工事列車を牽引して入線することもある。国鉄時代には9600形蒸気機関車の後を継ぎ、貨物列車や1往復の客車列車を牽引した実績を持つ(当時の所属は早岐機関区)。
電化区間(唐津駅 - 西唐津駅間)[編集]
前節の気動車に加え、以下の電車が運用される。唐津線内では303系は朝夕ラッシュ時にのみ運用されており、日中は103系1500番台と305系が運用される。103系3両編成の一部はワンマン運転を行っている。
103系1500番台
303系
305系
歴史[編集]
唐津炭田などから産出される石炭を唐津港に輸送するために唐津興業鉄道(1900年、唐津鉄道に改称)により建設された鉄道で、長崎本線と接続する久保田側からではなく、唐津側から順次延伸されている[1]。全通は、九州鉄道に合併された後の1903年である[1]。1907年に鉄道国有法により九州鉄道が買収・国有化され、官設鉄道となった[1]。久保田駅 - 西唐津駅間の本線のほかに多くの貨物支線を有したが、すでにすべてが廃止されている。そのうちの山本駅 - 岸嶽駅間(岸嶽支線)は、赤字83線廃止の取組みにより廃止されたものである[1]。
筑肥線の博多方面との接続駅は筑肥線の前身である北九州鉄道が延伸された1929年以来、山本駅であったが、筑肥線の経路が1983年に変更され唐津駅接続となり、筑肥線の姪浜駅 - 唐津駅間とともに唐津線の唐津駅 - 西唐津駅間も直流電化され福岡市営地下鉄空港線との直通運転が開始された。
年表[編集]
1898年(明治31年)12月1日:唐津興業鉄道 山本駅 - 妙見駅 - 大島駅間開業、山本駅、唐津駅、妙見駅、(貨)大島駅新設
1899年(明治32年)
6月13日:厳木駅 - 山本駅間延伸開業、相知駅、本山駅、厳木駅、鬼塚駅新設
12月25日:莇原駅 - 厳木駅間延伸開業、莇原駅新設
1900年(明治33年)4月:唐津興業鉄道が唐津鉄道に社名変更
1902年(明治35年)2月23日:唐津鉄道が九州鉄道に合併
1903年(明治36年)
4月18日:莇原駅 - 柚ノ木原駅間貨物支線開業、(貨)柚ノ木原駅新設[4]
11月1日:本山駅を岩屋駅に改称
12月14日:久保田駅 - 莇原駅間延伸開業・全通、小城駅、別府駅新設
1905年(明治38年)
10月11日:妙見駅を西唐津駅に改称
10月22日:相知貨物支線分岐点 - 相知駅間貨物支線開業、(貨)相知駅新設( 本線の相知駅とは別駅)
1907年(明治40年)7月1日:九州鉄道が買収され国有化、官設鉄道となる
1909年(明治42年)
1月1日:山本駅 - 鹿ノ口駅間貨物支線開業、(貨)鹿ノ口駅新設、(貨)相知駅を相知炭坑駅に改称
10月12日:国有鉄道線路名称制定、久保田駅 - 西唐津駅間および貨物支線(莇原駅 - 柚ノ木原駅間、相知炭坑分岐点 - 相知炭坑駅間、山本駅 - 鹿ノ口駅間、西唐津駅 - 大島駅間)を唐津線とする
1911年(明治44年)6月1日:別府駅を東多久駅に改称
1912年(明治45年)
1月17日:山本駅 - 岸嶽駅間貨物支線開業、(貨)牟田部駅、(貨)岸嶽駅新設
1月26日:山本駅 - 鹿ノ口駅間貨物支線廃止、(貨)鹿ノ口駅廃止
1913年(大正2年)9月21日:山本駅 - 岸嶽駅間旅客営業開始、牟田部駅、岸嶽駅を貨物駅から一般駅に変更。蒸気動車運転開始(西唐津-山本間、山本-岸嶽間)[5]
1930年(昭和5年)4月1日:貨物支線の起点を中相知信号場から山本駅に変更 (+5.4km)
1934年(昭和9年)4月1日:莇原駅を多久駅に改称
1960年(昭和35年)2月1日:本牟田部駅新設
1964年(昭和39年)4月1日:中多久駅新設
1967年(昭和42年)12月1日:多久駅 - 柚ノ木原駅間貨物支線廃止 (-1.4km) 、(貨)柚ノ木原駅廃止
1971年(昭和46年)8月20日:山本駅 - 岸嶽駅間支線廃止 (-4.1km) 、牟田部駅、岸嶽駅廃止
1978年(昭和53年)10月1日:山本駅 - 相知炭坑駅間貨物支線廃止 (-6.1km) (実際は中相知信号場 - 相知炭坑駅間 (0.7km) の廃止)、(貨)相知炭坑駅廃止
1982年(昭和57年)11月15日:西唐津駅 - 大島駅間貨物支線廃止、(貨)大島駅廃止
1983年(昭和58年)
3月22日:唐津駅 - 西唐津駅間電化(直流1500V)、自動閉塞化、同区間で103系1500番台電車の営業運転を開始
9月30日:久保田駅 - 西唐津駅間CTC使用開始、CTCセンターは唐津駅に設置
1986年(昭和61年)11月1日:久保田駅 - 西唐津駅間貨物営業廃止 (-42.5km)
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
2000年(平成12年)1月22日:唐津駅 - 西唐津駅間で303系電車の営業運転を開始
2010年(平成22年)3月13日:唐津駅・西唐津駅にSUGOCAを導入
2015年(平成27年)2月5日:唐津駅 - 西唐津駅間で305系電車の営業運転を開始
2016年(平成28年)12月22日:スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」内の列車位置情報システム「どれどれ」運用開始により、リアルタイムで列車位置情報が配信開始[2]。
駅一覧[編集]
便宜上、久保田側の全列車が直通する長崎本線佐賀駅からの区間を記載する。
(臨):臨時駅
全列車普通列車(すべての駅に停車)
全駅佐賀県に所在
線路(唐津線内は全線単線) … ◇・∨:列車交換可、|:交換不可、∥:複線(長崎本線内)
路線名 電化状況 駅名 駅間営業キロ 久保田
からの
営業
キロ 接続路線 線路 所在地
長崎本線 交流電化 佐賀駅 - 6.4 九州旅客鉄道:長崎本線(鳥栖方面) ∥ 佐賀市
鍋島駅 3.0 3.4 ∥
(臨)バルーンさが駅 1.8 1.6 ∥
久保田駅 1.6 0.0 九州旅客鉄道:長崎本線(肥前山口方面) ∨
唐津線 非電化
小城駅 5.1 5.1 ◇ 小城市
東多久駅 5.5 10.6 ◇ 多久市
中多久駅 3.0 13.6 |
多久駅 1.6 15.2 ◇
厳木駅 5.6 20.8 ◇ 唐津市
岩屋駅 2.5 23.3 |
相知駅 2.7 26.0 ◇
本牟田部駅 4.1 30.1 |
山本駅 2.8 32.9 九州旅客鉄道:筑肥線(伊万里方面:西唐津駅まで列車乗り入れ) ◇
鬼塚駅 3.7 36.6 ◇
直流電化 唐津駅 3.7 40.3 九州旅客鉄道:筑肥線(姪浜方面:西唐津駅へ一部列車乗り入れ) ◇
西唐津駅 2.2 42.5 |
廃止区間[編集]
岸嶽支線[編集]
接続路線の事業者名・所在地は当区間廃止時。所在地の相知町、北波多村は2005年の市町村合併により佐賀県唐津市となっている。
駅名 駅間キロ 営業キロ 接続路線 所在地
山本駅 - 0.0 日本国有鉄道:筑肥線・唐津線(本線) 唐津市
牟田部駅 1.7 1.7 東松浦郡相知町
岸嶽駅 2.4 4.1 東松浦郡北波多村
貨物支線[編集]
(貨)は貨物駅を表す。
多久駅 - (貨)柚ノ木原駅
山本駅 - (貨)相知炭坑駅
西唐津駅 - (貨)大島駅
輸送実績[編集]
2017年7月31日に公表された「路線別利用状況」(区間別の平均通過人員〈輸送密度〉)、旅客運輸収入は以下の通り[6][7]。
区間 営業キロ 平均通過人員
(人/日) 旅客運輸収入
(百万円/年)
1987年度 2016年度 2016年度
久保田 - 西唐津(全線) 42.5 3,528 2,200 315
久保田 - 唐津 40.3 3,649 2,264
唐津 - 西唐津 2.2 1,315 1,026
脚注[編集]
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^ a b c d e f g h 鈴木文彦「ローカル線の実態と問題を現地に見る 64 唐津線 筑肥線 山本-伊万里」、『鉄道ジャーナル』第32巻第3号、鉄道ジャーナル社、1998年3月、 66-72頁。
^ a b 〜 運行情報のご案内を充実 〜 「JR九州アプリ」で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
^ 「貨物運輸開始」『官報』1903年4月22日(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ 『鉄道院年報. 大正2年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
^ JR九州、区間別の利用状況を初公表 路線維持へ地元議論促す - 日本経済新聞(2017年7月31日 23:30配信)
^ “交通・営業データ(平成28年度)”. 九州旅客鉄道. 2017年8月18日閲覧。
参考文献[編集]
川島令三編著『四国・九州ライン - 全線・全駅・全配線』5 長崎・佐賀エリア、講談社、2013年。ISBN 978-4-06-295164-7。
関連項目[編集]
ウィキメディア・コモンズには、唐津線に関連するメディアがあります。
日本の鉄道路線一覧
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表 話 編 歴
JR logo (kyushu).svg 九州旅客鉄道鉄道事業本部
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表 話 編 歴
日本国有鉄道 赤字83線
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