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wing 囲碁
ウッテガエシ
ハダシで入れぬ
ハネ殺し、死はハネにあり
ハネもフトコロのうち
ハネにはノビよ
ハネを忘るな三手ヌキ
走りたい方の反対を這え
斜いにノゾクは急所なり
ハスカイにノゾクは急所なり
早逃げは三文の得
広いほうから
ボウシにケイマ
星打ちは勢力重視戦法
星打ちは勢力重視戦法
ポンヌキ30目
封鎖許すべからず
勝ち碁を勝ちきるむずかしさ
カケツギにも向きがある
カケツギはノゾキ注意
亀の甲羅60目
亀の甲60目
亀の甲の尻尾抜け
かなめ石捨てるべからず
歓迎三三入り
カラミ攻めは凌ぎにくい
カラんで攻めよ
カス石逃げるべからず
カス石は捨てよ
ケイマにコスミ
ケイマのツケコシ
ケイマの急所
ケイマのツケコシ切るべからず
ケイマの突き出し
形勢不利なら勝負手探せ
消しは肩から
利かしと悪手は紙一重
利き筋は後まで残せ
利き筋は後まで残せ
切れるところを覗くな
キリチガイ一方をノビよ
キリ一本が勝負のカギ
切った方を取れ
兄弟喧嘩は身の破滅
五目中手は八手なり
呉清源名言集
後手の先手
碁に勝って勝負に負ける
碁の力は局面評価能力と読みの力
碁は封鎖にあり
碁は封鎖にあり
碁は攻めにあり
コスミに妙手あり
コウダテは小さいものから使え
攻撃は最大の防御なり
コウ付き攻め合いは最後にコウを取る
コウは最後に取れ
コウを征するものが勝負を征する
グズミの巧手
車の後押し
車の後押し悪手の見本
車の後押しヘボ碁の見本
クシ形は生き形
くし型はイキなり
惑わされるなハザマトビ
マグサバで力むな
まずコウダテを数えよ
まずコウを取れ
眼あり眼なしも時によりけり
眼あり眼なしは唐の攻めあい
名人の定石知らず
目作りより中央志向
味方の多いところでは妥協するな
耳赤の一手
もたれて攻めよ
模様の接点を探す
模様の削しはカタツキから
模様の接点を見つける
模様の接点逃がすべからず
六目形は生き
力自慢のデギリかな六つに割れたらひとつは死ぬ
中手の形は全部で6型
中手は内外の攻め合い
中手の九九
中地を囲うな
根もとをついで石の下
二段バネ覚えて初段間近なり
二間ビラキは一家をなす
二子にして捨てよ
二目の頭タタかすべからず
二目の頭は見ずハネよ
二線三線余計にはうな
二線ハウべからず
二線は敗線
二線をハウは敗線
二手ヨセはコウにあらず
2の一に手あり
逃げは一間
ノゾキにツガぬ馬鹿はなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
ノゾキに悪手あり
ノゾキにツガぬバカはなし
ノゾキにツグバカ、ツガぬバカ
両バネ利いて一手ノビ
両バネ一手ノビ
両キリのまえにキカセ
両ノゾキはダメヅマリに注意
両先手、逃すべからず
両コウ三年の患い
両ケイ、逃すべからず
HH1
三間に打ち込みあり
三目の真ん中が急所
三目の真ん中は急所
三方カラミにシノギなし
三立四析ヒラキの原則
三手ヨセコウ、コウに非ず
サバキは軽く
サバキはツケ
サバキを許さぬブラサガリ
左右同型中央に手あり
せかして打つ
攻めながら地を取れ
攻めたい石にツケるな
攻めはボウシ_ケイマ
攻めは分断にあり
先手は媚薬
四線勝線
陣笠の悪形
陣笠作って馬脚を出す
地はヨセになってから考えろ
定石の手抜き、許すべからず
定石覚えて二目弱くなり
定石は手筋と形の宝庫
定石おぼえて弱くなる
定石を知って定石を忘れよ
定石は覚えて忘れろ
シチョウを知らずに碁を打つな
シマリの両翼理想なり
シマって打つ
死んだら動くな
シンを止める
死はハネにあり
死活はまず広さ次に急所
初コウにコウなし
損コウたてるべからず
外ダメから詰めよ
外から攻めるは死活の基本
隅の急所は二の一
スソアキ囲うべからず
裾空き囲うべからず
捨てると死ぬとは大違い
ダメ場を地にするな
ダメ場を見極める
ダメのつまりが身のつまり
断点ノゾクべからず
大石死なず
種石とカス石を見極めろ
たたみ込む
手かずをつめるホウリコミ
敵の急所は我が急所
手戻りは避けよ
着手順序決定基準は石の強弱と大きさ
中央の一目は隅の十目に値する
中央を地にするな
力自慢のデギリかな
どちらにもヒラけるワリウチの手段
同線ではツケるな、異線でツケよ
同形は先着に利あり
トックリ形はコリ形
トリ番に回れ
取ろう取ろうは取られの元
ツギは堅ツギが基本
ツケギリ一方をノビよ
ツケコシ切るべからず
ツケにはハネよ
ツケにはノビよ
ツケたらハネよ、ハネたらノビよ
ツキアタリは悪手
包むように攻める
強い方にツケよ
強い石、厚い石に近づくな
強く打つ 囲碁
分からない時は手を抜け
四本鼻叩かすとも三本鼻叩かすな
ヨセのサガリは使用注意
寄せは両先手、片先手、後手の順
四隅取られて碁を打つな
様子を聞くのは高級手段
弱石にツケるべからず
HH1
相手の石を自己の厚みに誘い込め
相手の急所は味方の急所
相手の進出ボウシで止めよ
アキ三角は愚形の見本
浅く消すには、カタツキ・ボウシ
アタリ、アタリのへぼ碁かな
アタリは最後まで打つな
厚いだけでは碁に勝てぬ
厚み囲うべからず
厚味から追うな、厚味へ追え
厚みに近づくな
厚みに追いやれ
厚み地にするべからず
一合マスわかれば五段格
1から始める梅沢由香里の碁
一間トビに悪手なし
1モク這えば10目の損
一にアキスミ二にシマリ
一方地に勝ちなし
一方碁は危険なり
一方地を囲うな
一方石に死になし
一路隣が筋違い
一石に負けなし
一線トンで綱渡り
HH1
一隅二シマリ三ヒラキ
一手ばったり 囲碁
生きている石から動くな
生きている石の近くは小さい
今もすたらぬ一、三、五
石の効率「手割り」で考えよ
石の余力を忘れるな
石取って碁に勝たず
岩見重太郎の牢破り
岩より硬い梅鉢型
大場より急場
追うはケイマ、逃げるは一間
うっかりするなシッポ抜け
梅鉢に負けなし
上手一間、下手コスミ
上手まっすぐ、下手コスム
馬場滋
梅主長江
河燦錫
半田道玄
羽根直樹
羽根泰正
原田実(棋士)
原幸子(棋士)
長谷川章
長谷川知仙
長谷川広
橋本昌二
橋本宇太郎
橋本誼
服部因淑
服部正徹
服部雄節
林朴入門入
林玄悦門入
林裕
林因長門入
林柏栄門入
林家(囲碁)
林門悦
林門入
林門入斎
林門利門入
林元美
林利玄
林佐野
林転入門入
林鐵元門入
林徳蔵
林有美
林祐元門入
林有太郎
ハンス・ピーチ
彦坂直人
平田博則
平田智也
広瀬平治郎
久井敬史
久島国夫
本田邦久
本多政武
本田幸子
本因坊知伯
本因坊道知
本因坊道悦
本因坊道策
本因坊道的
本因坊元丈
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本因坊丈策
本因坊丈和
本因坊秀策
本因坊烈元
本因坊策元
本因坊算悦
本因坊算砂
本因坊察元
本因坊秀栄
本因坊秀悦
本因坊秀伯
本因坊秀甫
洪清泉
堀本満成
星合八碩
星野紀
細川千仭
堀田五番士
本因坊道策
本因坊秀和
本因坊秀哉
藤井秀哉
藤沢朋斎
藤沢一就
藤沢里菜
藤沢秀行
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福井正明
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金沢真一
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囲碁は、陣地を囲むゲームです。
RPGゲームやアクションゲームとは異なる思考で次の一手を考える、面白いゲームです。
将棋、チェスと並ぶ、究極の思考ゲームとも言われます。
ブラウザーのみで動作するケースを特に囲碁ブラウザゲームと称することもあります。
専用ソフト使用の囲碁ゲームも多々あります。

碁を知りたい。
なのに、打つ機会がない。

相手がいない。碁会所に入ってみたい。でも躊躇する。これが現実のようです。

面白くて、夢中になる碁です。この機会に碁を始めてはいかがでしょうか。ネット碁会所なら、敷居が低いです。

相手が見つからないときは、思考エンジンが、お相手します。待ち惚けになりません。

『考慮時間制』の対局場です。勝敗でスコアが増減します。

対局(専用)ソフトを使用しません。ブラウザーのみで動作します。インストール不要なので不安がありません。

一般的なゲームでは、「礼」に重きをおきませんが、知的ゲームでは、礼を重んじる利用者が多いので、礼を心がけたいものです。
将棋に「ハサミ将棋」や「山崩し」があるように、囲碁にも「ポン抜きゲーム」/「石取りゲーム」があります。基本となる「アタリ」の習得に有用です。
ドンジャラも麻雀の基礎ルールの説明には有用ですね。


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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)

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Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0) 東京都電車 ロゴマーク 荒川車庫に並ぶ8800形電車 荒川車庫に並ぶ8800形電車 基本情報 国 日本の旗 日本 所在地 東京都 種類 路面電車 開業 1903年 運営者 PrefSymbol-Tokyo.svg 東京都交通局 ウェブサイト 東京都交通局公式ウェブサイト 詳細情報 総延長距離 12.2km 路線数 1路線 停留所数 30か所 1日利用者数 4万5501人(2014年度) 軌間 1,372mm 電化方式 直流600V、架空電車線方式 最高速度 40 km/h テンプレートを表示 東京都電車(とうきょうとでんしゃ)は、東京都地方公営企業の設置等- 条例[1]及び東京都電車条例[2]に基き東京都交通局が運営している路面電車である。通称都電(とでん)。2016年4月現在、荒川区の三ノ輪橋停留場と新宿区の早稲田停留場を結ぶ荒川線12.2kmの1路線のみが運行されている[注釈 1]。 前身は1882年に開業した東京馬車鉄道で、1903年から1904年にかけて同社が路線を電化して誕生した東京電車鉄道、新規開業の東京市街鉄道、東京電気鉄道の3社によって相次いで路面電車が建設された。その後3社は1909年に合併して東京鉄道となり、さらに1911年に当時の東京市が同社を買収して東京市電、1943年の東京都制施行によって都電となった。 最盛期(1955年頃)には営業キロ約213km、40の運転系統を擁し一日約175万人が利用する日本最大の路面電車であったが、モータリゼーションの進展や営団地下鉄、都営地下鉄の発達によって採算性が悪化していった。1967年に東京都交通局が財政再建団体に指定されると再建策の一環として1972年までに廃止されることになったが、1974年に荒川線の恒久的な存続が決定し今日に至っている。 目次 [非表示] 1 歴史 1.1 創業期 1.1.1 電車開業までの経緯 1.1.2 3社合併と市有化 1.2 市電時代 1.2.1 第一次世界大戦と市電黄金期 1.2.2 関東大震災からの復興 1.2.3 震災後の経営不振 1.3 年表 1.3.1 前史 1.3.2 都制施行後 - 財政再建団体指定 1.3.3 路線撤去 1.3.4 1路線1系統化後 2 路線 2.1 運行路線 2.2 旧路線 2.2.1 東京電車鉄道(電鉄)が一部または全部を敷設した路線 2.2.2 東京市街鉄道(街鉄)が一部または全部を敷設した路線 2.2.3 東京電気鉄道(外濠線)が一部または全部を敷設した路線 2.2.4 東京鉄道が一部または全部を敷設した路線 2.2.5 王子電気軌道が敷設した路線 2.2.6 城東電気軌道が敷設した路線 2.2.7 玉川電気鉄道が敷設した路線 2.2.8 西武軌道が敷設した路線 2.2.9 その他の路線 2.3 系統 3 廃線跡 3.1 船路橋 3.2 城東電気軌道錦糸町駅 3.3 亀戸緑道公園・竪川人道橋・大島緑道公園 3.4 南砂緑道公園 3.5 西荒川付近 3.6 一之江線 3.7 池ノ端地区 3.8 面影橋分岐点 3.9 新宿遊歩道公園「四季の路」 3.10 角筈終点 3.11 大久保車庫周辺 3.12 信濃町駅前 3.13 喰違見附 3.14 渋谷駅 3.15 恵比寿線 3.16 広尾線 3.17 北品川終点 3.18 道路上の痕跡 4 廃止代替バス 5 車両 5.1 現行 5.2 過去の車両 5.2.1 旅客用電車 5.2.2 貨物用電車 5.2.3 備品 6 営業所・車庫 6.1 廃止された営業所・車庫 7 工場 8 軌間 9 その他の構造物など 10 都電が登場する作品 11 脚注 11.1 注釈 11.2 出典 12 参考文献 12.1 交通局史 12.2 一般書籍 12.3 雑誌 13 関連項目 歴史[編集] 創業期[編集] 電車開業までの経緯[編集] 東京では1872年(明治4 - 5年)頃から「円太郎馬車」と呼ばれる乗合馬車の運行が始まり、1882年(明治15年)6月25日には日本初の民間資本による鉄道会社である東京馬車鉄道が新橋 - 日本橋間で開業した[3][4]。東京馬車鉄道は1902年(明治35年)には軌道延長33.6km、客車300両、馬匹2000頭を擁する規模に成長したが、一方で馬車の運行で道路が損壊し馬糞や砂塵が飛散することから、沿線住民の苦情も絶えないのが実情であった[4]。1889年(明治22年)には大倉喜八郎、藤岡市助ら東京電燈関係者や立川勇次郎らが路面電車の敷設を計画したが、当時は電気鉄道- 技術が確立されて間もない時期[注釈 2]で、いずれも実現しなかった[4]。日本で最初の電車運転は1890年(明治23年)4月に東京・上野恩賜公園で開催された第三回内国勧業博覧会で実現し、この時は東京電燈が米国から輸入した電車を会場内に敷設した約430メートルの線路の上でデモ運転を行った[4]。デモ運転は大好評を博し、これをきっかけとして全国的に電気鉄道敷設の動きが活発となり1895年(明治28年)以降京都電気鉄道[注釈 3]、名古屋電気鉄道[注釈 4]、大師電気鉄道[注釈 5]などが続々と開業していった[4][5]。 しかし東京では1893年(明治26年)から1899年(明治32年)の6年間で35社もの出願があり競争が激しかったことや、都市計画を担っていた東京市区改正委員会の介入[注釈 6]、東京市会での民営派・市営派の対立などから認可が大幅に遅れることになった[5]。 最終的に元々馬車鉄道を運行していた東京馬車鉄道に加え、雨宮敬次郎、立川勇次郎、藤岡市助、藤山雷太、利光鶴松、野中万助らが合同して誕生した東京市街鉄道(通称:街鉄[6])、岡田治衛武[注釈 7]らが四谷信濃町 - 青山 - 渋谷 - 池上 - 川崎間、および池上 - 大森間の路線を計画して設立した東京電気鉄道(通称:外濠線[6]、電気[8])の3社が特許が与えられるになり、1900年(明治33年)6月9日に東京市街鉄道、同年10月2日に東京馬車鉄道に対して特許が認可された[5][9][10]。東京電気鉄道に対しても広尾 - 一の橋 - 芝金杉橋間などが認可され、また東京馬車鉄道は特許認可と同時に社名を東京電車鉄道(通称:電車[8]、東電[8]、電鉄[6])、と改称した[11][5][9][10][12]。 3社合併と市有化[編集] こうして東京の市内電車は3つの会社によって別々に建設・運営されることになり、東京電車鉄道は1903年(明治36年)8月22日に品川 - 新橋間、東京市街鉄道は同年9月15日に数寄屋橋 - 神田橋間、東京電気鉄道は1904年(明治37年)12月8日に土橋 - 御茶ノ水橋間をそれぞれ開業させた[9][8]。 しかし利用が定着していくと、市民の間では乗車券が3社共通でないことに対する不満[注釈 8]が次第に高まっていった[13]。また開業後間もない1904年2月8日に日露戦争が勃発すると戦費調達の一貫として運賃に通行税1銭が上乗せされるとともに、翌1905年(明治38年)5月からは内務省の要請で早朝時間帯の運賃割引を行うことになり、これらの措置が各社にとって経営上の負担となっていた[8][13]。これらの事情を背景として3社は1906年(明治39年)3月12日に乗車券の共通化と5銭均一への運賃値上げを内務省に申請したが、東京市会の反発により却下され、最終的には3社が合併することで4銭均一に値上げすることが認可された[13]。この決定に対する市民の反発は大きく、抗議集会や陳情などの反対運動が連日行われ同年9月5日には日比谷公園で開かれた値上げ反対集会の参加者が暴徒化し電車が投石される事件まで発生したが、同年9月11日に3社は合併して東京鉄道が設立された[13]。 この一件で市民の間では路面電車を市営化するべきであるとの世論が高まり、これを受けて東京市も尾崎行雄市長を中心に1907年(明治40年)から東京鉄道との間で買収- 交渉を開始した[14]。買収交渉は数度の破談や決裂を繰り返しながらも、最終的には総額6416万5518円で買収することで1911年(明治44年)7月5日に合意し、路面電車の経営は同年8月1日より東京市電気局に引き継がれて東京市電が誕生した[13][14][15]。 市電時代[編集] 第一次世界大戦と市電黄金期[編集] 大正時代の絵葉書。1910年代後半から20年代初頭にかけて、東京市電は流行歌(パイノパイノパイ)に「東京の名物 満員電車いつまで待っても 乗れやしねえ」と歌われるほどの混雑を呈した。 市営化によって東京市電気局が引き継いだ路線網は、総延長192.4km(営業キロ98.8km)に及んだ[16]。しかし特許を得ながら開業に至っていない路線も180km以上残っており、電気局はこのうち約128.7kmについて1913年度から1916年度の4年間で整備する第一継続事業計画を立案し、1914年(大正3年)3月市会の議決を得た[17]。しかし事業費の大部分を公債発行で調達する予定であったことから、同年8月に第一次世界大戦が勃発すると金融市場の混乱で資金調達が困難となり、次いで大戦景気と呼ばれる好景気で物価も高騰して事業費が増大したため、1914年度末までに整備できた路線は計画の22%に留まった[17][18][19]。このため1915年(大正4年)2月には事業期間を1918年(大正7年)度末まで延長し予算も増額されたが、1916年度にはついに新規開業がゼロとなり、路線網の拡大は頓挫してしまった[17][20][18][19]。 その一方で、市電はほとんど唯一の市内交通機関として需要を一手に引き受けたことから、1917年(大正8年)頃になると利用者数が急激に増大し始め、1日の平均乗客数は1916年(大正5年)度の約72万人から1919年(大正8年)度には約108万人、1922年(大正11年)度には約131万人と6年間で約1.8倍に増加した[17][20]。その結果東京市電は大幅な黒字を計上するようになり、1917年度には営業係数が34.3[注釈 9]を記録するなど、1910年代後半から20年代初頭にかけての市電は「黄金期」と称される時期を迎えた[20][21][22]。 もっとも乗客の急増に対して輸送力の強化は不十分なもので[注釈 10]、この頃は朝夕のラッシュ時を中心に乗客が車外に鈴なりにぶら下がったり、あまりの混雑に女性や子供が電車に乗れず長時間待たされるようなことも常態化していた[20][21][23][24][19]。この状況に市電気局は、電車の大型化や路線網の整備を通じて輸送力の強化を図ったが、結局は関東大震災後の都市構造の変化で乗客数が減ったことで、極端な混雑は自然と解消していった。 関東大震災からの復興[編集] 1923年(大正12年)9月1日、いわゆる関東大震災が発生すると東京市電は以下のような被害を被り、被害総額は市電事業だけで2500万円に上った[注釈 11][25][26]。 本局庁舎、営業所4ヶ所、車庫5ヶ所全焼 軌道152km、架線66km、橋梁26ヶ所損壊 車両779両焼失 地震発生と同時に、これらの被害と発電所、変電所の機能停止や電力会社からの送電途絶で、東京市電はたちまち全線で運行不能に陥った[25]。市電の復旧は比較的被害の少なかった山の手方面から着手され、9月6日より神明町車庫前 - 上野三橋臨時乗降場間、次いで9月8日より青山六丁目 - 桜田門、四谷塩町 - 泉岳寺前間で運転が再開された[27]。その後も陸軍工兵隊の手を借りながら復旧は続けられ、1923年末までには全体の約85%の路線で運行を再開し、1924年(大正13年)6月12日には最後の不通区間が再開して全線の復旧が完了した[27]。 震災後の経営不振[編集] 関東大震災後、東京市電の1日の平均乗客数は1924年度(大正13年)の136万人をピークに減少に転じ、1934年度(昭和9年)度には78.8万人で10年間でピーク時の6割まで落ち込んだ[28]。 年表[編集] 前史[編集] 1903年(明治36年)8月22日:馬車鉄道の東京馬車鉄道が動力を馬から電気に改めることで誕生した東京電車鉄道(電鉄[6])が、品川 - 新橋間を開業。 1903年(明治36年)9月15日:東京市街鉄道(街鉄)が数寄屋橋 - 神田橋間を開業[29]。 1904年(明治37年)12月8日:東京電気鉄道(外濠線)が土橋(新橋駅北口) - 御茶の水間を開業。 1905年(明治38年)10月:東京の地理教育を目的に、3社による当時の路線をうたった歌として「東京地理教育電車唱歌」(全52番)が発表される。 1906年(明治39年)9月11日:電鉄・街鉄・外濠線の3社が合併し、東京鉄道(東鉄)成立。 1911年(明治44年)8月1日:東京市が東京鉄道を買収。東京市電気局を開設し、東京市電となる。 1911年(明治44年)8月22日:王子電気軌道(王電)が大塚 - 飛鳥山上間を開業。 1911年(明治44年)12月31日:東京市電で日本の交通事業史上初のストライキが行われる[30]。 1917年(大正6年)12月30日:城東電気軌道、錦糸町 - 小松川間を開業。 1921年(大正10年)8月26日:西武軌道、淀橋 - 荻窪(現・荻窪駅南口)間を開業(10月1日、武蔵水電に合併[31]。さらに1922年(大正11年)6月1日帝国電燈に合併)。 1922年(大正11年)6月11日:玉川電気鉄道(玉電・1907年(明治40年)開業)渋谷 - 渋谷橋間を開通。 1922年(大正11年)11月16日:帝国電燈、西武鉄道(旧社)に鉄軌道事業を譲渡[32]。 1924年(大正13年)3月29日:京浜電気鉄道品川駅(現・北品川駅)と接続、直通運転を開始。 1933年(昭和8年)4月1日:京浜電気鉄道との直通運転を取り止める。 1935年(昭和10年)12月27日:西武鉄道(旧社)、東京乗合自動車(青バス)に新宿軌道線の経営を委託。 1937年(昭和12年)3月25日:城東電気軌道、青バスに吸収合併される[33]。 1938年(昭和13年)4月15日:玉電、東京横浜電鉄に合併。 1938年(昭和13年)4月25日:青バス、東京地下鉄道に吸収合併される。同社は城東軌道線を引き続き経営し、西武鉄道(旧社)から新宿軌道線の経営を受託する。 1938年(昭和13年)10月14日:東京横浜電鉄、旧玉電路線の渋谷以東部分(下記)の経営を東京市へ委託する。 渋谷東横百貨店前(現・渋谷駅東口) - 天現寺橋間 渋谷橋 - 中目黒間 1942年(昭和17年)2月1日:東京市が王電と東京地下鉄道の城東軌道線(下記)を買収し、東京地下鉄道から新宿軌道線の運営管理を引き継ぐ。 (旧王電路線) 早稲田 - 王子駅前間、赤羽終点 - 三ノ輪橋間 (旧城東路線) 錦糸町 - 西荒川間、水神森 - 洲崎間、東荒川 - 今井橋間 (運行管理路線) 新宿駅前(現・駅ビル「ルミネエスト新宿」の北端辺り) - 荻窪間 1944年(昭和19年)新宿駅前 - 角筈一丁目(新宿大ガード西交差点)間休止 1943年(昭和18年)3月9日:東両国二丁目 - 両国駅間休止 1943年(昭和18年)4月28日:土橋ループ、若松町引込線、白山上 - 本郷肴町(のちの向丘二丁目)間休止 都制施行後 - 財政再建団体指定[編集] 1943年(昭和18年)7月1日:東京都制施行。市電気局を東京都交通局に改組。東京都電となる(実際には、しばらく「市電」のままで呼ばれた)。 1944年(昭和19年)5月4日:下記9線区、戦時下に伴う不要不急路線として廃止。 天現寺橋 - 恵比寿長者丸間 矢来下 - 江戸川橋間 汐留 - 三原橋間 東京駅(丸ノ内口)南口 - (丸の内パークビルディング向かい) - 都庁前(現・三菱東京UFJ銀行本店前) 人形町 - 両国(日本橋両国)間 東京港口 - 芝浦二丁目(船路橋前)間(撤去せず、1969年の第四次都電撤去時まで車両工場引込線として存続) 数寄屋橋 - 土橋間 御茶の水 - 錦町河岸間 水天宮前 - 土洲橋(現・東京シティエアターミナル前)間 1948年(昭和23年)3月10日:東京急行電鉄より正式に同社玉川線の受託区間を買収。 1951年(昭和26年)4月5日:西武鉄道(西武鉄道(旧社)を合併)より正式に同社新宿軌道線、新宿駅前(上記角筈一丁目) - 荻窪駅前間を買収。杉並線とする(角筈一丁目(西武新宿駅前) - 新宿駅前(ルミネエスト北端付近)間は休止中のまま)。 1952年(昭和27年)5月20日:今井線 東荒川 - 今井橋間(城東電軌継承路線)、トロリーバスに置き換えのため廃止。 1953年(昭和28年)5月31日:角筈終点付近(靖国通り新宿ピカデリー脇 - 新宿通り三峰館脇間)、整理撤去。新宿駅前停留所を歌舞伎町交差点に一本化。 1959年(昭和34年)1月24日:都交通局は「路面電車は廃止すべきでない」という公式見解を発表。国家公安委員会と警視庁に対し軌道内の自動車運行取締の強化を要請。 1959年(昭和34年)1月29日:警視庁より札の辻 - 赤羽橋間の軌道撤去要請を受ける。 1959年(昭和34年)6月12日:警視庁通達により軌道敷内自動車乗り入れが実施される。 1961年(昭和36年)3月17日:銀座通連合会請願の「銀座通り路面電車撤廃について」は定例都議会において不採択となる。 1961年(昭和36年)7月:昭和37年度首都圏整備事業計画策定方針が決定され、「都電と横浜市電は撤去に着手するものとする。」と指示される。 1961年(昭和36年)9月:首都圏整備審議会が、都電杉並線の撤去を勧告する。 1962年(昭和37年)6月:政府の臨時交通関係閣僚懇談会が都電飯田橋線ならびに青山線の一部撤去方針を決定し、都に対して実施を強く要請する。 1963年(昭和38年)10月1日:北青山一丁目 - 三宅坂間及び半蔵門 - 九段上間、1964年東京オリンピック開催に伴う道路整備のため廃止。 1963年(昭和38年)12月1日:杉並線 新宿駅前 - 荻窪駅前間、営団地下鉄荻窪線と競合のため廃止。 1966年(昭和41年)5月29日:志村線 巣鴨車庫前 - 志村橋間、都営地下鉄6号線建設工事のため廃止。 1967年(昭和42年)1月1日:交通局、財政再建団体の指定を受ける。 路線撤去[編集] 1967年(昭和42年)12月10日:財政再建に伴う都電撤去計画に基づき、第一次都電撤去(品川駅前 - 東京港口間他12線区・都電本通線(通三丁目以南。通称:銀座線)など8系統線廃止) 1968年(昭和43年)2月25日・3月31日:第二次都電撤去(2月:千住四丁目 - 三ノ輪橋間他3線区、3月:数寄屋橋 - 文京区役所前間他2線区) 1968年(昭和43年)9月29日:第三次都電撤去(渋谷駅前 - 北青山一丁目間他6線区) 1969年(昭和44年)10月25日:第四次都電撤去(泉岳寺前 - 四谷三丁目間他11線区) 1970年(昭和45年)3月27日:第五次都電撤去(新宿駅前 - 外神田二丁目他2線区) 1971年(昭和46年)3月18日:第六次都電撤去(大塚駅前 - 本所一丁目他7線区)。この廃止で、「日本最大の路面電車」は京都市電になる(1978年まで)。 1972年(昭和47年)11月12日:第七次都電撤去(錦糸町駅前 - 日本橋間他6線区)。早稲田 - 王子駅前 - 三ノ輪橋間(王電継承路線)のみとなる。 1路線1系統化後[編集] 1974年(昭和49年)10月1日:残存区間の撤去計画撤回。恒久化が決定され、運転系統を単一に改める。「荒川線」の呼称を採用。 1978年(昭和53年)10月1日:ワンマン化。 1990年(平成2年)4月:28年振りの新型車両8500形運行開始。 1993年(平成5年)11月11日:プリペイドカード(Tカード)導入。 1994年(平成6年)10月1日:バス共通カード使用開始。 2000年(平成12年)11月11日:荒川一中前停留場が開設される。 2007年(平成19年)3月18日:PASMO使用開始(同時にSuicaでの乗車も可能になる)。 2007年(平成19年)5月27日:9000形運行開始。同時に荒川電車営業所内に旧型車輌(5500形・7500形)の展示施設が設置される。 2009年(平成21年)4月26日:8800形運行開始。 2015年(平成27年)9月18日:8900形運行開始。 2016年(平成28年)5月30日:7700形運行開始[34] 路線[編集] 1961年4月の都電路線図(都電以外の路線は2008年現在のものだが、地下鉄も銀座線全線、丸ノ内線の大部分、日比谷線と浅草線のそれぞれ一部は既に開業していた) 運行路線[編集] 荒川線 旧路線[編集] 区間ごとの正式な線路名称を基準に記し、当該区間または複数の区間をまとめた通称がある場合は付記する。 運転系統は1962年を基準とする(26系統を除く)。 電停の名称は、最終運行時のものである。 東京電車鉄道(電鉄)が一部または全部を敷設した路線[編集] 品川線(1・3・7系統) 北品川 - 品川八ツ山 - 品川駅前 - 泉岳寺 - 札ノ辻 - 三田 1903年8月22日:品川八ツ山 - 三田間開業 1924年3月29日:品川八ツ山 - 北品川間開業(北品川は八ツ山橋南詰) 1925年3月12日:北品川終点移設。八ツ山橋南詰から京浜電気鉄道線に入り、同社北品川駅へ乗り入れ。 1933年4月1日:北品川 - 品川駅前間廃止[35] 1967年12月10日:廃止 金杉線(1・4系統) 三田 - 東京港口 - 金杉橋 - 浜松町一丁目 - 新橋 1903年8月22日:開業 1967年12月10日:廃止(東京港口 - 金杉橋は非営業線化) 1969年10月26日:非営業区間廃止 本通線(1・4・19・22・40系統) 新橋 - 銀座七丁目 - 銀座四丁目 - 京橋 - 通三丁目 - 日本橋 - 室町三丁目 - 神田駅前 - 須田町 1903年11月25日:開業[36] 1967年12月10日:新橋 - 通三丁目廃止 1971年3月18日:廃止 上野線(1・19・20・24・30・37・40系統) 須田町 - 万世橋 - 外神田三丁目 - 上野広小路 - 上野公園 - 上野駅前 1903年11月25日:開業[36] 1967年12月:37,40系統廃止 1971年3月:20系統廃止 1972年11月12日:全系統廃止 吾妻橋線(24・30系統) 上野駅前 - 菊屋橋 - 雷門 - 浅草 - 本所吾妻橋 1904年3月18日:上野駅前 - 雷門間開業[37]。一部は単線一方通行(隣接する2本の道路に、それぞれ逆方向行きの軌道が敷かれていた) 1907年頃:経路変更 1908年4月12日:雷門 - 浅草間開業(雷門 - 吉野町間開業) 1920年代後半:浅草 - 本所吾妻橋間開業 1972年11月12日:廃止 蔵前線(22・31系統) 雷門 - 駒形二丁目 - 厩橋 - 蔵前 - 浅草橋駅前 - 浅草橋 1904年2月1日:開業 1967年12月10日:駒形二丁目 - 雷門間廃止 1971年3月18日:廃止 室町線(22・31系統) 浅草橋 - 小伝馬町 - 室町三丁目 - 新常盤橋 - 丸ノ内一丁目 1904年2月1日:浅草橋 - 室町付近開業。一部は単線一方通行 1910年頃:経路変更 1914年4月6日:本石町(室町三丁目) - 新常盤橋間開業[38] 1920年10月5日:新常盤橋 - 丸ノ内一丁目間開業 1969年10月26日:室町三丁目 - 丸ノ内一丁目間廃止 1971年3月18日:廃止 東京市街鉄道(街鉄)が一部または全部を敷設した路線[編集] 神田橋線(2・5・15・25・35・37系統) 日比谷公園 - 馬場先門 - 大手町 - 神田橋 - 小川町 1903年9月15日:日比谷公園 - 神田橋間開業[29] 1903年12月29日:神田橋 - 小川町間開業 1968年3月31日:日比谷公園 - 大手町間廃止 1968年9月29日:廃止 築地線(8・9・11・36系統) 日比谷公園 - 数寄屋橋 - 銀座四丁目 - 三原橋 - 築地 - 桜橋 - 茅場町( - 人形町) 1903年9月15日:日比谷公園 - 数寄屋橋間開業[29] 1904年5月15日:数寄屋橋 - 人形町間開業(のち茅場町 - 水天宮前は新大橋線に、水天宮前 - 人形町は和泉橋線に編入) 1968年9月29日:日比谷公園 - 築地間廃止 1971年3月18日:廃止 半蔵門線(8・9・10・11系統) 日比谷公園 - 桜田門 - 三宅坂 - 半蔵門 1903年11月1日:開業 1968年2月25日:桜田門 - 半蔵門間廃止 1968年9月29日:廃止 新宿線(11・12・13系統) 半蔵門 - 四谷見附 - 四谷三丁目 - 新宿二丁目 - 四谷三光町 - 角筈 - 新宿駅前 1903年12月29日:開業 1949年4月1日:新宿駅前停留所を現在の歌舞伎町交差点に移転。旧停留所(現・スタジオアルタ前) - 新宿三丁目間撤去。 1968年2月25日:半蔵門 - 四谷見附間廃止 1970年3月27日:廃止 両国橋線(10・12・25・29系統) 小川町 - 淡路町 - 須田町 - 岩本町 - 浅草橋 - 両国 - 両国二丁目 1903年12月29日:小川町 - 両国間開業 1905年6月3日:両国 - 小泉町(両国二丁目)間開業 1929年7月19日:小川町-両国間新線開業(ルート変更)[39][40] 1970年1月27日:小川町 - 須田町間廃止 1972年11月12日:廃止 浜町線 人形町 - 両国 1904年5月15日:開業 1944年5月4日:廃止 蓬莱橋線(一部) 三原橋 - 蓬莱橋 1904年頃:開業 1909年頃?:一旦廃止 千代田橋線(15・28・38系統) 大手町 - 丸ノ内一丁目 - 呉服橋 - 日本橋 - 茅場町 - 永代橋 1904年5月15日:茅場町 - 永代橋間開業 1910年5月4日:呉服橋 - 茅場町間開業 1912年12月28日:大手町 - 呉服橋間開業 1968年9月29日:大手町 - 丸ノ内一丁目間廃止 1969年10月26日:丸ノ内一丁目 - 日本橋間廃止 1972年11月12日:廃止 洲崎線(28・38系統) 永代橋 - 永代二丁目 - 門前仲町 - 洲崎 - 東陽公園前 黒江町(永代二丁目) - 亀住町(深川一丁目)(のち高橋線は門前仲町経由となり廃線) 洲崎 - 東陽公園前は城東電気軌道と共用 1904年5月15日:永代橋 - 亀住町間開業 1911年10月15日:黒江町(永代二丁目) - 門前仲町間開業 1914年7月13日:門前仲町 - 沢海橋間開業 1915年頃? : 洲崎まで開業 1930年3月1日 : 門前仲町 - 深川一丁目間開業に伴い、黒江町 - 深川一丁目間営業休止[35] 1942年2月1日 :陸上交通事業調整法に基づき水神森 - 洲崎間を城東電車より東京市に統合 陸上交通事業調整法に基づき東京市に統合された軌道線の区間は次のとおり。 王子電車:三輪橋 - 早稲田、王子 - 赤羽 城東電車:錦糸町 - 西荒川、水神森 - 洲崎 西武鉄道:新宿駅 - 荻窪 1972年11月12日:廃止 三田線(2・5・35・37系統) 三田 - 芝園橋 - 御成門 - 西新橋一丁目 - 日比谷公園 1904年6月21日:開業 1967年12月10日:三田 - 西新橋一丁目間廃止 1968年2月25日:廃止 九段線(10・12・15系統) 小川町 - 神保町 - 九段下 - 九段上 1904年12月7日:小川町 - 九段下間開業 1907年7月6日:九段下 - 九段上間開業 1970年3月27日:廃止 本郷線(19系統) 須田町 - 外神田二丁目 - 本郷三丁目 - 東大農学部前 - 向丘二丁目 - 白山上 1904年1月15日:須田町 - 本郷三丁目間開業 1913年3月15日:本郷三丁目 - 本郷追分町間開業 1915年3月8日:本郷追分町 - 本郷肴町 新設停留所、本郷追分町、蓬莱町、駒込肴町[41]、本郷肴町 - 白山坂上間開業 1929年7月19日:須田町 - 松住町(外神田二丁目)間廃止[39] 1943年4月28日:白山連絡線:本郷肴町(向丘二丁目) - 白山上間旅客営業休止 1971年3月18日:廃止 切通線(16・39系統) 文京区役所前 - 本郷三丁目 - 上野広小路 1904年11月8日:本郷四丁目(三丁目) - 上野広小路間開業 1908年4月12日:春日町(文京区役所前) - 本郷三丁目間開業 1971年3月18日:廃止 青山線(6・9・10系統) 三宅坂 - 赤坂見附 - 北青山一丁目 - 北青山三丁目 - 南青山五丁目 - 青山車庫前 - 渋谷駅前 1904年9月6日:三宅坂 - 青山四丁目(北青山三丁目)間開業 1906年12月29日:青山四丁目 - 青山七丁目(青山車庫前)間開業 1911年8月3日:青山七丁目 - 中渋谷ステーション前(渋谷駅東口の宮益坂下)間開業 1923年3月29日:中渋谷 - 渋谷駅前間開業[42](渋谷駅前は西口の現在のハチ公前広場の位置。後に建てられた東横百貨店の一階に食い込んでいた)。 1957年3月26日:渋谷駅前を西口の東横百貨店一階から東口の現・渋谷ヒカリエ前へ移転。既にあった天現寺橋線の渋谷駅前停留所と集約。渋谷駅前(西口) - 渋谷駅前(東口・宮益坂下)間を撤去し、宮益坂上 - 宮益坂 - 渋谷駅前(東口)間を単線化とする代わりに、渋谷駅前(東口) - 金王坂 - 宮益坂上間を単線で敷設。この結果、青山車庫前 - 渋谷駅前間がループ状となる。 1963年10月1日:三宅坂 - 北青山一丁目間廃止 1968年9月29日:廃止 江戸川線(15・39系統) 九段下 - 飯田橋 - 大曲 - 江戸川橋 - 早稲田車庫前 - 早稲田 1906年3月21日:九段下 - 飯田橋間開業 1906年9月27日:飯田橋 - 大曲間開業 1907年11月28日:大曲 - 江戸川橋間開業 1918年6月26日:江戸川橋 - 早稲田(下戸塚)間開業 新設停留場、鶴巻町、関口町、早稲田車庫前、早稲田[43] 1949年12月1日:早稲田で早稲田線(旧王電路線)と接続 1968年9月29日:廃止 番町線(10系統) 半蔵門 - 九段上 1905年12月19日:半蔵門 - 三番町間開業 1906年1月20日:三番町 - 九段上間開業 1963年10月1日:廃止 市ヶ谷線(12系統) 九段上 - 市ヶ谷見附 1906年1月20日:九段上 - 市ヶ谷間開業 1920年9月19日:市ヶ谷 - 市ヶ谷見附間開業 1970年3月27日:廃止 厩橋線(16・39系統) 上野広小路 - 御徒町駅前 - 三筋二丁目 - 厩橋 - 本所一丁目 1905年7月18日:上野 - 西町間、本所 - 小島町間開業 1905年9月17日:西町 - 小島町間開業 1971年3月18日:廃止 虎ノ門線(3・8系統) 桜田門 - 虎ノ門 - 神谷町 虎ノ門 - 霊南坂 1905年10月11日:桜田門 - 霊南坂間開業(一部外濠線と共用) 1909年11月23日:虎ノ門 - 霊南坂間廃止 1911年頃:新線建設のため桜田門 - 虎ノ門間撤去 1912年6月7日:桜田門 - 神谷橋間新線開業 1968年9月29日:廃止 江東橋線(25・29・38系統) 両国二丁目 - 緑町一丁目 - 江東橋 - 錦糸堀車庫前 - 錦糸堀 1905年6月3日:小泉町(両国二丁目) - 亀沢町(緑町一丁目)間開業 1911年12月28日:亀沢町 - 江東橋間開業 1910年代後半:江東橋 - 錦糸堀(錦糸堀車庫前)間開業(1918年6月24日江東橋 - 花房町三丁目0.6km開業) 1920年頃:錦糸堀車庫前 - 錦糸堀間開業(1922年2月1日花房町三丁目 - 同地内0.2km開業) 1972年11月12日:廃止 業平線(16・23・24系統) 緑町一丁目 - 石原一丁目 - 本所一丁目 - 本所吾妻橋 - 業平橋 - 押上 - 十間橋 - 柳島 - 福神橋 業平橋 - 浅草駅(現:とうきょうスカイツリー駅)前 1905年頃:亀沢町(緑町一丁目) - 外手町(本所一丁目)間開業 1910年頃:外手町 - 浅草駅前間開業 1907年4月18日:厩橋一丁目 - 吾妻橋間開業 1910年4月19日:吾妻橋 - 中ノ郷間開業 1910年7月28日:中ノ郷 - 業平橋間開業 1913年11月11日:業平橋 - 押上橋(押上)間開業 1919年7月18日:押上 - 柳島橋間開業 1910年代:押上橋 - 柳島妙見堂前(十間橋)間開業 1920年頃:柳島妙見前 - 柳島間開業 1931年6月25日:業平橋 - 浅草駅前間廃止 1958年4月25日:柳島 - 福神橋間開業 1972年11月12日:廃止 東京電気鉄道(外濠線)が一部または全部を敷設した路線[編集] 錦町線 御茶ノ水 - 駿河台下 - 錦町河岸 - 神田橋 - 新常盤橋 1904年12月8日:開業 1944年5月4日:御茶ノ水 - 錦町河岸間廃止(残余は水道橋線に編入) 土橋線(17系統) 新常盤橋 - 呉服橋 - 東京駅八重洲口 - 鍛冶橋 - 数寄屋橋 - 新橋駅北口 1904年12月8日:開業 1944年5月4日:数寄屋橋 - 新橋駅北口間廃止 1968年3月31日:廃止 溜池線(3・6系統) 虎ノ門 - 溜池 - 赤坂見附 - 四谷見附 喰違見附付近が専用軌道。同区間に都電唯一のトンネルがあったが、首都高速道路新宿線建設により移設された 1905年9月15日:四谷見附 - 葵坂間開業 1905年10月11日:虎ノ門 - 葵坂間開業 1967年12月10日:廃止 牛込線(3・12系統) 四谷見附 - 市ヶ谷見附 - 飯田橋 1905年頃:開業(1905年4月5日お茶の水 - 東竹町間開業、1905年5月12日東竹町 - 神楽坂間開業[44]、1905年8月12日神楽坂 - 四谷見附間開業) 1967年12月10日:市ヶ谷見附 - 飯田橋間廃止 1970年3月27日:廃止 信濃町線(7・33系統) 四谷三丁目 - 信濃町 - 北青山一丁目 信濃町の国鉄線跨線橋は都電専用橋 1906年3月3日:信濃町 - 青山一丁目(北青山一丁目)間開業 1907年10月25日:四谷塩町(四谷三丁目) - 信濃町間開業 1969年10月26日:廃止 広尾線(7系統) 青山一丁目 - 西麻布 - 天現寺橋 大半が専用軌道 1906年3月3日:開業 1969年10月26日:廃止 蓬莱橋線(6系統) 三原橋 - 新橋 - 西新橋一丁目 - 虎ノ門 三原橋 - 蓬莱橋間は一時街鉄線として存在 1905年頃:八官町(新橋付近?) - 琴平宮前(虎ノ門付近?)間開業 1905年4月3日:土橋 - 虎ノ門間開業 1909年頃:土橋 - 虎ノ門間新線建設のため撤去 1909年11月23日:新橋 - 虎ノ門間新線開業、土橋 - 二葉町間開業 1922年8月20日:二葉町 - 芝口一丁目間開業[42] 1924年6月21日:芝口一丁目 - 木挽町四丁目(三原橋)間開業[45] 新設停留場、木挽町六丁目[46] 1944年5月4日:三原橋 - 汐留間廃止 1961年4月1日:新橋駅前 - 汐留間廃止 1967年12月10日:廃止 お茶の水線(13・19系統) 飯田橋 - 水道橋 - 御茶ノ水 - 外神田二丁目 - 万世橋 - 秋葉原駅東口 1905年4月5日:お茶の水 - 東竹町間開業 1905年5月12日:東竹町 - 神楽坂間開業(飯田橋開業?) 1905年11月23日:お茶の水 - 松住町(外神田二丁目)間開業 1907年7月25日:松住町 - 万世橋間開業 1958年4月25日:万世橋 - 秋葉原駅東口間開業 1970年3月27日:飯田橋 - 外神田二丁目、万世橋 - 秋葉原駅東口間廃止 1971年3月18日:廃止 東京鉄道が一部または全部を敷設した路線[編集] 富坂線(16・17・39系統) 大曲 - 伝通院前 - 文京区役所前 1908年4月12日:(本郷三丁目) - 春日町(文京区役所前) - 小石川表町(伝通院前)間開業 1909年12月30日:大曲 - 小石川表町間開業 1968年9月29日:大曲 - 伝通院間廃止 1971年3月18日:廃止 白山線(2・18・35系統) 文京区役所前 - 白山上 1909年1月20日:春日町(文京区役所前) - 指ヶ谷町間開業 1910年4月30日:指ヶ谷町 - 白山上間開業 1968年2月25日:廃止 高橋線(23系統) 門前仲町 - 深川一丁目 - 高橋 - 森下町 - 緑町一丁目 福島橋(永代二丁目) - 亀住町(深川一丁目)を洲崎線より編入? 1908年6月13日:深川(深川一丁目) - 本所(緑町一丁目)間開業 1916年3月1日:深川一丁目 - 門前仲町間開業、深川一丁目 - 黒江町間を廃止し、門前仲町経由に変更 1972年11月12日:廃止 和泉橋線(13・21系統) 土州橋 - 水天宮前 - 人形町 - 小伝馬町 - 岩本町 - 秋葉原駅東口 - 御徒町駅前 - 上野駅前 水天宮前 - 人形町は築地線より編入 上野駅前周辺(昭和通り)はセンターリザベーション化されていた 1904年5月15日:(数寄屋橋) - 水天宮前 - 人形町 - (両国)間開業 1910年9月2日:人形町 - 車坂町(上野駅前付近)間開業 1923年4月15日:土州橋 - 水天宮前間開業 新設停留場、土州橋[47] 1944年5月4日:土州橋 - 水天宮前間廃止 1969年10月26日:水天宮前 - 岩本町、秋葉原駅東口 - 上野駅前間廃止 1970年3月27日:廃止 三ノ輪線(21・31系統) 上野駅前 - 下谷二丁目 - 三ノ輪車庫前 - 三ノ輪橋 - 千住大橋 上野駅前周辺はセンターリザベーション化されていた 1908年6月16日:車坂町(上野駅前付近) - 坂本四丁目間開業 1910年4月11日:坂本二丁目 - 金杉上町間開業 1911年4月16日:三ノ輪橋 - 下谷三島神社間開業 1912年12月29日:三ノ輪橋 - 千住大橋間開業 1968年2月25日:三ノ輪橋 - 千住大橋間廃止 1969年10月26日:廃止 水道橋線(2・17・18・35系統) 新常盤橋 - 神田橋 - 錦町河岸 - 神保町 - 水道橋 - 後楽園 - 文京区役所前 新常盤橋 - 錦町河岸は錦町線より編入 1904年12月8日:新常盤橋 - 錦町河岸間開業 1908年4月12日:神保町 - 春日町(文京区役所前)間開業 1920年5月26日:錦町河岸 - 神保町間開業 新設停留場、一ツ橋(商科大学前)、錦町河岸[48] 1968年3月31日:廃止 古川線(4・5・7・8・34系統) 天現寺橋 - 古川橋 - 麻布十番 - 赤羽橋 - 芝園橋 - 金杉橋 一の橋周辺はセンターリザベーション化されていた 1908年11月18日:天現寺橋 - 四ノ橋間開業 1908年12月29日:四ノ橋 - 一ノ橋間開業 1909年6月22日:一ノ橋 - 赤羽橋間開業 1911年12月26日:赤羽橋 - 芝園橋間開業 1914年3月15日:芝園橋 - 金杉橋間開業[49] 1969年10月26日:廃止 大塚線(16・17系統) 伝通院前 - 大塚三丁目 - 新大塚 - 大塚車庫前 - 大塚駅前 1910年10月14日:伝通院前 - 大塚窪町(大塚三丁目)間開業 1911年11月2日:大塚窪町 - 大塚郡市境界間開業 1913年4月5日:大塚郡市境界 - 大塚駅前間開業 1971年3月18日:廃止 巣鴨線(2・18・35系統) 白山上 - 東洋大学前 - 千石一丁目 - 巣鴨駅前 - 巣鴨車庫前 1910年4月30日:(指ヶ谷町) - 白山上 - 白山下間開業 1911年7月14日:白山下 - 小石川原町(東洋大学前 - 千石一丁目間)間開業 1911年11月2日:小石川原町 - 小石川郡市境界間開業 1912年4月30日:小石川郡市境界 - 巣鴨橋(巣鴨車庫前)間開業 1968年2月25日:廃止 千住線(22系統) 駒形二丁目 - 浅草 - 隅田公園 - 泪橋 - 南千住 1908年4月12日:(雷門) - 浅草 - 吉野町間開業 1909年4月18日:吉野町 - 泪橋間開業 1910年7月28日:泪橋 - 南千住間開業 1921年3月26日:駒形二丁目 - 浅草間開業 1971年3月18日:廃止 王子電気軌道が敷設した路線[編集] 「王子電気軌道」および「都電荒川線」も参照 三河島線(27系統:現・荒川線) 三ノ輪橋 - 熊ノ前 大半が専用軌道 1913年4月1日:開業 荒川線(27・32系統:現・荒川線) 熊ノ前 - 荒川車庫前 - 梶原 - 栄町 - 王子駅前 大半が専用軌道 1913年4月1日:熊ノ前 - 飛鳥山下(梶原)間開業 1913年10月31日:飛鳥山下 - 栄町間開業 1925年11月12日:栄町 - 王子駅前間開業 赤羽線(27系統) 王子駅前 - 神谷橋 - 赤羽 1926年3月28日:王子柳田 - 神谷橋間開業 1927年12月15日:神谷橋 - 赤羽間開業 1932年12月1日:王子駅前 - 王子柳田間開業 1972年11月12日:廃止 滝野川線(32系統:現・荒川線) 王子駅前 - 飛鳥山 - 新庚申塚 - 大塚駅前 大半が専用軌道 1911年8月20日:飛鳥山 - 大塚駅前間開業 1915年4月17日:王子(鉄道線の南側) - 飛鳥山間開業 1928年:王子駅前 - 王子間開業 早稲田線(32系統:現・荒川線) 大塚駅前 - 東池袋四丁目 - 鬼子母神前 - 面影橋 - 早稲田 大半が専用軌道 1925年11月12日:大塚駅前 - 鬼子母神前間開業 1928年12月25日:鬼子母神前 - 面影橋間開業 1930年3月30日:面影橋 - 早稲田間開業 1932年1月17日:早稲田停留所移設 城東電気軌道が敷設した路線[編集] 城東電気軌道については東京地下鉄道を参照 小松川線(25・29・38系統) 錦糸堀 - 亀戸駅前 - 水神森 - 小松川四丁目 - 浅間前 - 西荒川 亀戸駅前周辺(京葉道路)はセンターリザベーション化されていた 浅間前付近に専用軌道あり 1917年12月30日:錦糸町 - 小松川(四丁目)間開業 錦糸町駅は錦糸堀交差点南東角の現在は東京トラフィック錦糸町ビルが在るビルの一階に位置していた。 1926年3月1日:小松川 - 西荒川間開業 1947年9月1日:錦糸堀停留所を移設し、江東橋線と接続 1968年9月29日:水神森 - 西荒川廃止 1972年11月12日:廃止 砂町線(29・38系統) 水神森 - 竪川通 - 大島一丁目 - 境川 - 南砂三丁目 - 東陽公園前 - 洲崎 竪川通および南砂町付近に専用軌道あり。また後者には都電の最低地点(海抜0m以下)があった。 1920年12月28日:水神森 - 小名木川(大島一丁目)間開業 1924年7月11日:小名木川 - 仙気稲荷前(南砂三丁目)間開業 1927年3月8日:仙気稲荷前 - 東陽公園前間開業(のち東陽公園前 - 洲崎は洲崎線に統合) 1928年6月3日:東陽公園前 - 洲崎(旧)間開業 1929年5月7日:洲崎(旧) - 洲崎間開業 1972年11月12日:廃止 一之江線(26系統:通称・今井線) 東荒川 - 今井橋 一部単線。荒川を挟んで他路線との連絡が無く、離れ小島的存在(西荒川との間に架橋する計画があったが実現せず) 1925年12月31日:開業 1952年5月19日:廃止 玉川電気鉄道が敷設した路線[編集] 玉川電気鉄道については東急玉川線、東急世田谷線も参照 天現寺橋線(8・34系統) 渋谷駅前 - 渋谷橋 - 天現寺橋 1921年6月11日:渋谷 - 渋谷橋間開業 1924年5月21日:渋谷橋 - 天現寺橋間開業 1937年7月27日:渋谷駅前停留所を東口へ移設(のちの東急玉川線と線路分断) 1969年10月26日:廃止 中目黒線(8系統) 渋谷橋 - 中目黒 1927年3月29日:開業 1967年12月10日:廃止 西武軌道が敷設した路線[編集] 高円寺線・荻窪線は杉並線の通称を持っていた。これらは軌間が1067mmであった。 高円寺線(14系統:通称杉並線) 新宿駅前 - 高円寺一丁目 開業時には高円寺一丁目停留所は存在せず 1921年8月25日:淀橋 - 荻窪間開業 1922年12月1日:角筈 - 淀橋間開業 1926年9月15日:新宿駅前(東口) - 角筈間開業 1944年5月4日:新宿駅前 - 角筈一丁目(上記角筈と同一停留所。のちの新宿駅前)間休止 1963年12月1日:廃止 荻窪線(14系統:通称杉並線) 高円寺一丁目 - 杉並車庫前 - 荻窪駅前 1921年8月25日:開業 1956年1月29日:荻窪駅前停留所を移設(南口から天沼陸橋を渡り、北口へ) 1963年12月1日:廃止 その他の路線[編集] 新大橋線(9・36系統) 茅場町 - 水天宮前 - 浜町中ノ橋 - 新大橋 - 森下町 - 菊川二丁目 - 住吉町二丁目 茅場町 - 水天宮前は築地線より編入 1912年12月15日:蛎殻町 - 伊予橋間開業 1913年2月26日:伊予橋 - 菊川橋(のち停留所廃止)間開業 1922年12月7日:菊川橋 - 猿江裏町(住吉町二丁目)間開業[42] 新設停留場、東町、猿江裏町[50] 1971年3月18日:廃止 札の辻線(3・8系統) 飯倉一丁目 - 赤羽橋 - 札ノ辻 1912年6月7日:開業 1967年12月10日:廃止 恵比寿線(豊沢線、天現寺線とも) 天現寺橋 - 伊達跡 - 恵比寿長者丸 元々は外濠線が免許を取得していた路線。池上方面への延伸計画があったが実現せず 1913年4月27日:天現寺橋 - 恵比寿(伊達跡)間開業 1922年7月30日:伊達跡 - 恵比寿長者丸間開業[42] 新設停留場、えびす長者丸、停留場名改称、えびす→伊達跡[51] 1944年5月4日:廃止 六本木線(3・8・33系統) 浜松町一丁目 - 御成門 - 神谷町 - 飯倉一丁目 - 六本木 - 北青山一丁目 1911年8月1日:御成門 - 麻布台町(六本木?)間開業 1912年6月7日:青山一丁目 - 六本木間開業 1915年5月25日:宇田川町(浜松町一丁目) - 御成門間開業[52] 1969年10月26日:廃止 伊皿子線(4・5・7系統) 古川橋 - 魚籃坂下 - 泉岳寺 1913年9月13日:古川橋 - 白金志田町(魚籃坂下)間開業 1919年9月18日:白金志田町(魚籃坂下) - 車町(泉岳寺前)間開業 新設停留場、伊皿子(2)、泉岳寺前、停留場名改称、伊皿子(1)→田町九丁目、白金志田町→魚藍坂下[53] 1969年10月26日:廃止 目黒線(4・5系統) 魚籃坂下 - 清正公前 - 上大崎 - 目黒駅前 1913年9月13日:(古川橋) - 白金志田町 - 白金郡市境界(白金火薬庫前(上大崎))間開業 1914年2月6日:白金郡市境界(元白金火薬庫前) - 目黒駅前間開業 1967年12月10日:廃止 角筈線(13系統) 飯田橋 - 若松町 - 東大久保 - 大久保車庫前 - 新田裏 - 四谷三光町 東大久保(抜弁天) - 新田裏間は専用軌道 新田裏(新宿六丁目交差点・日清食品本社横) - 角筈(新宿区役所前交差点・新宿ピカデリー前) 1912年12月28日:飯田橋 - 焼餅坂間開業 1913年6月6日:焼餅坂 - 若松町間開業 1913年12月29日:若松町 - 東大久保間開業 1914年5月7日:東大久保 - 新宿角筈間開業 新設停留場、天神前、前田莆、新田裏、北裏通、角筈、新宿三丁目[注釈 12] 1948年12月25日:四谷三光町経由に変更。旧線は大久保車庫への回送線となる( ゴールデン街をかすめる専用軌道)。 1953年6月1日:角筈 - 新宿駅前(旧角筈)間廃止。新宿駅前を新宿線に統合。 1970年3月27日:廃止 霞町線(6系統) 溜池 - 六本木 - 西麻布 - 南青山五丁目 1914年9月6日:(麻布三河台) - 六本木 - 青山六丁目(南青山五丁目)間開業 新設停留場、青山六丁目、南町六丁目、高樹町、笄坂上、霞町、霞町坂上、材木町[54] 1925年6月6日:溜池 - 六本木間開業[55] 1967年12月10日:廃止 淡路町線(37系統) 淡路町 - 外神田二丁目 - 外神田三丁目 1922年3月8日:松住町(外神田二丁目) - 旅篭町(外神田三丁目)間開業[56] 1929年7月19日:佐柄木町(淡路町) - 松住町間開業[39] 1967年12月10日:廃止 駒込線(19系統) 向丘二丁目 - 上富士前 - 駒込橋 - 駒込駅前 1917年6月4日:本郷肴町(向丘二丁目) - 駒込富士前町間開業 新設停留場、本郷肴町(旧駒込肴町)、吉祥寺町、上富士前町、駒込橋[57] 1922年4月10日:駒込富士前町 - 駒込橋間開業[42] 1923年4月15日:駒込橋 - 駒込車庫前(駒込駅前)間開業 1971年3月18日:廃止 飛鳥山線(19系統) 駒込駅前 - 飛鳥山 1923年4月15日:開業[58] 新設停留場、駒込橋、滝野川役場前、蚕糸学校前、一里塚、飛鳥山[59] 1949年12月1日:飛鳥山で滝野川線(旧王電路線)に接続 1971年3月18日:廃止 動坂線(20・37・40系統) 上野公園 - 動坂下 - 神明町車庫前 - 上富士前 - 千石一丁目 上野公園前 - 根津一丁目間(上野不忍池畔)は専用軌道 1917年7月27日:上野三橋(上野公園) - 動坂下(駒込動坂町)間開業 新設停留場、上野公園、不忍弁天前、上野東照宮下、池之端七軒町、逢初橋、根津八重垣町、駒込千駄木町、団子坂下町、駒込坂下町、道灌山下、駒込動坂下[60] 1921年9月16日:動坂下 - 神明町間開業 新設停留場、神明町車庫前[61] 1921年12月28日:神明町 - 上富士前町間開業[62] 1922年2月21日:上富士前町 - 駕篭町(千石一丁目)間開業[63] 1971年3月18日:廃止 護国寺線(17・20系統) 千石一丁目 - 大塚三丁目 - 護国寺前 1921年12月28日:駕篭町(千石一丁目) - 大塚仲町(大塚三丁目)間開業 新設停留場、丸山町、氷川下町[62] 1924年7月16日:大塚仲町 - 護国寺前間開業[45]新設停留場、護国寺前[64] 1971年3月18日:廃止 千束線(31系統) 蔵前一丁目 - 三筋二丁目 - 菊屋町 - 入谷二丁目 - 三ノ輪車庫前 1921年3月31日:三ノ輪車庫前 - 松清町間開業[65] 1921年8月1日:松清町 - 蔵前一丁目間開業[65] 新設停留場、御蔵前片町、瓦町、南元町、廃止停留場、森田町、茅町、須賀橋[66] 1969年10月26日:廃止 丸ノ内線(28・31系統) 丸ノ内一丁目 - 東京駅丸ノ内北口 - 丸ノ内南口 - 都庁前 1921年3月31日:丸の内一丁目 - 八重洲町(丸ノ内南口)間開業[65] 1926年5月8日:丸ノ内南口 - 都庁前間開業 1944年5月4日:丸ノ内南口 - 都庁前間廃止(戦後復活) 1969年10月26日:廃止 八丁堀線(5系統) 馬場先門 - 都庁前 - 鍛冶橋 - 京橋 - 桜橋 - 永代橋 1920年2月22日:鍛冶橋 - 霊岸島塩町(永代橋?)間開業[65] 1920年7月11日:馬場先門 - 鍛冶橋間開業[65] 1967年12月10日:廃止 月島線(23系統) 門前仲町 - 月島 1923年7月29日:開業 新設停留場、新設停留場、越中島、新佃島、月島通二丁目、月島通五丁目、月島通八丁目[67][58] 1972年11月12日:廃止 両国駅引込線(12系統) 両国二丁目 - 両国駅前 1915年11月1日:開業 1968年3月31日:廃止 芝浦線 東京港口 - 芝浦二丁目 船路橋(後述)を渡る 1910年:芝浦に東京市電気局の工場が建ち、出入庫線が設けられる 1926年4月1日:南浜町 - 芝浦二丁目間開業、旅客営業開始 新設停留場、南浜町、竹芝橋、芝浦町二丁目[68]。のちに南浜町 - 本芝一丁目(→芝橋→東京港口)延長 1944年5月4日:旅客営業休止 1969年10月26日:非営業線廃止 五反田線(4系統) 清正公前 - 白金猿町 - 五反田駅前 1927年8月16日:清正公前 - 白金猿町間開業 新設停留場、二本榎、白金猿町[69][70] 1933年11月6日:白金猿町 - 五反田駅前間開業[71] 1967年12月10日:廃止 音羽線(20系統) 護国寺前 - 江戸川橋 - 矢来下 1928年12月11日:開業[72] 1944年5月4日:江戸川橋 - 矢来下間廃止 1971年3月18日:廃止 板橋線(18・41系統) 後述の志村線に含めることもある。 巣鴨車庫前 - 新庚申塚 - 西巣鴨 - 下板橋 1929年4月19日:巣鴨二丁目(→巣鴨車庫前) - 西巣鴨町(→西巣鴨)間開業[39] 1929年5月27日:西巣鴨町 - 下板橋間開業[39] 1966年5月29日:廃止 志村線(18・41系統) 下板橋[注釈 13] - 志村坂上 - 志村橋 1944年7月5日:下板橋 - 新板橋(→板橋町十丁目→板橋十丁目→板橋本町)間開業 1944年10月5日:板橋町十丁目 - 志村(→志村坂上)間開業 1955年6月10日:志村坂上 - 志村橋間開業 1966年5月29日:廃止 北千住線(21系統) 千住大橋 - 北千住駅 - 千住新橋(→千住四丁目) 1928年7月16日:開業[35][72] 1968年2月25日:廃止 向島線(30系統) 本所吾妻橋 - 言問橋 - 向島五丁目 - 東向島二丁目 1931年3月23日:吾妻橋(吾妻橋二丁目→本所吾妻橋) - 向島(向島須崎町→向島五丁目)間開業[65][73] 1950年12月25日:向島須崎町 - 寺島町(寺島町二丁目→東向島二丁目)間開業 1969年10月26日:廃止 石原線(16系統) 石原町一丁目 - 大平町三丁目 - 錦糸町駅前(北口) 大平町三丁目 - 亀戸天神橋 1928年12月8日:石原町(石原町一丁目) - 亀戸天神(亀戸天神橋)間開業[72] 1949年11月1日:太平町三丁目 - 錦糸町駅前間開通に伴い、亀戸天神橋 - 太平町三丁目間撤去 1971年3月18日:廃止 猿江線(28・36系統) 錦糸町駅前(南口) - 錦糸堀 - 住吉町二丁目 - 東陽公園前 1930年9月3日:錦糸堀 - 東陽公園前 - 木場町間開業 猿江町、小名木川橋、千田町、化学工業学校前、豊住町、東陽公園前、洲崎、停留場名変更、洲崎→木場[74](東陽公園前 - 洲崎間は城東電気軌道と共用) 1958年5月29日:錦糸町駅前 - 錦糸堀間開業 1972年11月12日:廃止 葛西橋線(29系統) 境川 - 葛西橋 1944年5月5日:境川 - 葛西橋間開業 新設停留場、南砂町六丁目、葛西橋[75] 1972年11月12日:廃止 池袋線(17系統) 武蔵野鉄道が持っていた軌道敷設権[76]を1938年に東京市が譲受したもの[77][78] 護国寺前 - 東池袋四丁目 - 池袋駅前 1939年4月1日:開業[65] 1969年10月26日:廃止 戸塚線(15系統) 高田馬場駅前 - 面影橋 1949年12月1日:開業 1968年9月29日:廃止 勝鬨橋線(11系統) 築地 - 月島 勝鬨橋で橋が跳ね上がる際は都電も運休した(橋が開閉しなくなったのは都電撤去後)。 築地電停、月島電停の位置は、いずれも現在の地下鉄駅とは異なっている(築地電停は現在の東銀座駅、月島電停は現在の勝どき駅の位置にあった)。 1913年12月29日:築地 - 林病院前(築地五丁目)間開業 1944年10月1日:築地 - 築地五丁目間廃止 1944年12月25日:築地 - 勝鬨橋間開業 新設停留場、勝鬨橋[79] 1946年4月6日:勝鬨橋 - 月島八丁目間開業 1968年9月29日:廃止 系統[編集] 戦後全盛期(1955 - 1963年ごろ)の系統数41は日本の路面電車史上最多である。とはいえ、放射状に広がる広大な路線網を効率的に運行するため、各系統の独立性が高く、単一系統しか通過しない区間も多かった。同じ理由により、他の大都市(例:京都市電)で見られた循環系統も存在しない。 なお、この全41系統は一時期にすべて揃っていたわけではない(26系統の廃止後に41系統が新設された)。1974年10月1日をもって、それまで残っていた27系統と32系統が「荒川線」として統一され、系統番号は消滅した。 1系統 品川駅前 - (品川線) - 三田 - (金杉線) - 新橋 - (本通線) - 須田町 - (上野線) - 上野駅前(日祝日の一部は三田 - 室町 - 雷門で運行) 1系統は14m級の大型車の運行が可能な路線であったため、2501形、5000形、5500形が運行していた実績があった。 2系統 三田 - (三田線) - 日比谷公園 - (神田橋線) - 神田橋 - (水道橋線) - 文京区役所前 - (白山線) - 白山上 - (巣鴨線) - 東洋大学前 東洋大学前電停は都電に数多くあった大学前電停で唯一の系統終点となっていた 3系統 品川駅前 - (品川線) - 札ノ辻 - (札の辻線) - 飯倉一丁目 - (六本木線) - 神谷町 - (虎ノ門線) - 虎ノ門 - (溜池線) - 四谷見附 - (牛込線) - 飯田橋 4系統 五反田駅前 - (五反田線) - 清正公前 - (目黒線) - 魚籃坂下 - (伊皿子線) - 古川橋 - (古川線) - 金杉橋 - (金杉線) - 新橋 - (本通線) - 銀座二丁目 5系統 目黒駅前 - (目黒線) - 魚籃坂下 - (伊皿子線) - 古川橋 - (古川線) - 芝園橋 - (三田線) - 日比谷公園 - (神田橋線) - 馬場先門 - (八丁堀線) - 永代橋 6系統 渋谷駅前 - (青山線) - 南青山五丁目 - (霞町線) - 溜池 - (溜池線) - 虎ノ門 - (蓬莱橋線) - 新橋 7系統 四谷三丁目 - (信濃町線) - 北青山一丁目 - (広尾線) - 天現寺橋 - (古川線) - 古川橋 - (伊皿子線) - 泉岳寺 - (品川線) - 品川駅前 8系統 中目黒 - (中目黒線) - 渋谷橋 - (天現寺橋線) - 天現寺橋 - (古川線) - 赤羽橋 - (札の辻線) - 飯倉一丁目 - (六本木線) - 神谷町 - (虎ノ門線) - 桜田門 - (半蔵門線) - 日比谷公園 - (築地線) - 築地 9系統 渋谷駅前 - (青山線) - 三宅坂 - (半蔵門線) - 日比谷公園 - (築地線) - 茅場町 - (新大橋線) - 浜町中ノ橋(一部新佃島・森下町まで延長) 10系統 渋谷駅前 - (青山線) - 三宅坂 - (半蔵門線) - 半蔵門 - (番町線) - 九段上 - (九段線) - 小川町 - (両国橋線) - 須田町 11系統 新宿駅前 - (新宿線) - 半蔵門 - (半蔵門線) - 日比谷公園 - (築地線) - 築地 - (勝鬨橋) - 月島(一部新佃島まで延長) 11系統は13m級の大型車の運行が可能な路線であったため、2501形、5000形が運行していた実績があった。 12系統 新宿駅前 - (新宿線) - 四谷見附 - (牛込線) - 市ヶ谷見附 - (市ヶ谷線) - 九段上 - (九段線) - 小川町 - (両国橋線) - 両国二丁目 - (両国駅引込線) - 両国駅前 12系統は13m級の大型車の運行が可能な路線であったため、2501形、5000形が運行していた実績があった。 13系統 新宿駅前 - (新宿線) - 四谷三光町 - (角筈線) - 飯田橋 - (お茶の水線) - 秋葉原駅東口 - (和泉橋線) - 水天宮前 14系統 (杉並線) 新宿駅前 - (高円寺線) - 高円寺一丁目 - (荻窪線) - 荻窪駅前 15系統 高田馬場駅前 - (戸塚線) - 面影橋 - (早稲田線) - 早稲田 - (江戸川線) - 九段下 - (九段線) - 小川町 - (神田橋線) - 大手町 - (千代田橋線) - 茅場町(一部洲崎まで延長) 16系統 大塚駅前 - (大塚線) - 伝通院前 - (富坂線) - 文京区役所前 - (切通線) - 上野広小路 - (厩橋) - 本所一丁目 - (業平線) - 石原町一丁目 - (石原線) - 錦糸町駅前 17系統 池袋駅前 - (池袋線) - 護国寺前 - (護国寺線) - 大塚三丁目 - (大塚線) - 伝通院前 - (富坂線) - 文京区役所前 - (水道橋線) - 新常盤橋 - (土橋線) - 数寄屋橋 18系統 志村坂上 - (志村線) - 板橋駅前 - (板橋線) - 巣鴨車庫前 - (巣鴨線) - 白山上 - (白山線) - 文京区役所前 - (水道橋線) - 神田橋 19系統 王子駅前 - (滝野川線) - 飛鳥山 - (飛鳥山線) - 駒込駅前 - (駒込線) - 向丘二丁目 - (本郷線) - 外神田二丁目 - (お茶の水線) - 万世橋 - (上野線) - 須田町 - (本通線) - 通三丁目 20系統 江戸川橋 - (音羽線) - 護国寺前 - (護国寺線) - 千石一丁目 - (動坂線) - 上野公園 - (上野線) - 須田町 21系統 千住四丁目 - (北千住線) - 千住大橋 - (三ノ輪線) - 上野駅前 - (和泉橋線) - 水天宮前 22系統 南千住 - (千住線) - 駒形二丁目 - (蔵前線) - 浅草橋 - (室町線) - 室町三丁目 - (本通線) - 新橋 臨時系統扱いの支線(駒形二丁目 - 雷門)あり 23系統 福神橋 - (業平線) - 緑町一丁目 - (高橋線) - 門前仲町 - (月島線) - 月島 24系統 福神橋 - (業平線) - 本所吾妻橋 - (吾妻橋線) - 上野駅前 - (上野線) - 須田町 25系統 西荒川 - (小松川線) - 錦糸堀 - (江東橋線) - 両国二丁目 - (両国橋線) - 小川町 - (神田橋線) - 日比谷公園 26系統 (1952年5月19日廃止) 東荒川 - (一之江線) - 今井橋 27系統 三ノ輪橋 - (三河島線) - 熊ノ前 - (荒川線) - 王子駅前 - (赤羽線) - 赤羽 28系統 錦糸町駅前 - (猿江線) - 東陽公園前 - (洲崎線) - 永代橋 - (千代田橋線) - 丸ノ内一丁目 - (丸ノ内線) - 都庁前 29系統 葛西橋 - (葛西橋線) - 境川 - (砂町線) - 水神森 - (小松川線) - 錦糸堀 - (江東橋線) - 両国二丁目 - (両国橋線) - 須田町 30系統 東向島二丁目 - (向島線) - 本所吾妻橋 - (吾妻橋線) - 上野駅前 - (上野線) - 須田町 31系統 三ノ輪橋 - (三河島線) - 三ノ輪車庫 - (千束線) - 蔵前一丁目 - (蔵前線) - 浅草橋 - (室町線) - 丸ノ内一丁目 - (丸ノ内線) - 都庁前 32系統 荒川車庫前 - (荒川線) - 王子駅前 - (滝野川線) - 大塚駅前 - (早稲田線) - 早稲田 33系統 四谷三丁目 - (信濃町線) - 北青山一丁目 - (六本木線) - 浜松町一丁目 34系統 渋谷駅前 - (天現寺橋線) - 天現寺橋 - 古川橋 - (古川線) - 金杉橋 35系統 巣鴨車庫前 - (巣鴨線) - 白山上 - (白山線) - 文京区役所前 - (水道橋線) - 神田橋 - (神田橋線) - 日比谷公園 - (三田線) - 西新橋一丁目 36系統 錦糸町駅前 - (猿江線) - 住吉町二丁目 - (新大橋線) - 茅場町 - (築地線) - 築地 37系統 三田 - (三田線) - 日比谷公園 - (神田橋線) - 小川町 - (両国橋線) - 淡路町 - (淡路町線) - 外神田三丁目 - (上野線) - 上野公園 - (動坂線) - 千駄木二丁目 38系統 錦糸堀車庫前 - (江東橋線) - 錦糸堀 - (小松川線) - 水神森 - (砂町線) - 東陽公園前 - (洲崎線) - 永代橋 - (千代田橋線) - 日本橋 39系統 早稲田 - (江戸川線) - 大曲 - (富坂線) - 文京区役所前 - (切通線) - 上野広小路 - (厩橋) - 厩橋 40系統 神明町車庫前 - (動坂線) - 上野公園 - (上野線) - 須田町 - (本通線) - 銀座七丁目 41系統 志村橋 - (志村線) - 板橋駅前 - (板橋線) - 巣鴨車庫前 臨時20系統 池袋駅前 - (池袋線) - 護国寺前 - (護国寺線) - 千石一丁目 - (動坂線) - 上野公園 - (上野線) - 上野広小路(日曜祝日運行) 臨時20系統 神明町車庫前 - (動坂線) - 上野公園 - (上野線) - 須田町 - (本通線) - 通三丁目(日曜祝日運行) 臨時22系統 雷門 - (蔵前線) - 浅草橋 - (室町線) - 室町三丁目 - (本通線) - 新橋 臨時29系統 葛西橋 - (葛西橋線) - 境川 - (砂町線) - 東陽公園前 - (州崎線) - 永代橋 - (千代田橋線) - 日本橋(朝夕のみ運行) 廃線跡[編集] 撤去前の船路橋跡その1---掲載された方、撮影日をお願いします 撤去前の船路橋跡その2---掲載された方、撮影日をお願いします 都電は道路を運行していたため、廃線跡はほとんどの場合道路に埋もれてしまい、現存していない。しかし、一部の専用軌道など、廃線跡として残っているものもある。 船路橋[編集] 港区芝浦二丁目にあった、都電の車両工場へ繋がる専用の橋である船路橋は、21世紀初頭まで残っていた都電の数少ない廃線跡であった。対岸の工場跡には難民やホームレスの収容施設が建てられたこともあった。しかし、工場跡地を含む一帯が芝浦アイランドとして再開発されるのに伴い撤去された。 2007年5月28日に、同じ場所に新しい船路橋が歩行者専用橋として架けられ、橋上には来歴にちなんでタイルでレールをかたどった装飾が施されている。 城東電気軌道錦糸町駅[編集] 小松川線は東京地下鉄道(旧・城東電気軌道)の路線を継承したもので、錦糸町起点は1947年9月までは江東橋線錦糸堀電停とは繋がっておらず、錦糸町駅前交差点南東角の白木屋錦糸町店の1階に位置しており、そこから京葉道路(国道14号)に出ていた(小松川線の項参照)。建物はその後東京都交通局の外郭団体が経営する「江東デパート」という名のショッピングビルになっていたが、老朽化のため隣接する富士銀行(現・みずほ銀行)錦糸町支店とともに1990年に東京トラフィック錦糸町ビルに建て替えられ、痕跡は残っていない。 亀戸緑道公園・竪川人道橋・大島緑道公園[編集] 砂町線は水神森から大島一丁目までは明治通りに沿うような形の専用軌道となっており、途中竪川を専用橋で渡っていたが、廃線後は竪川を境に以北は亀戸緑道公園、以南は大島緑道公園として整備され、専用橋は「竪川人道橋」としてそのまま歩行者専用橋に転用された。その後、竪川河川敷公園の整備と橋の老朽化に伴い、2011年9月に竪川人道橋は撤去され遊歩道の一部となり、橋のあった部分にはレールの装飾が設置されている。また、橋の北詰には、亀戸九丁目付近で使われていた実際のレールと、車輪のモニュメントとともに説明板が設置されており、南詰には橋のデータの説明板(橋の撤去後に設置)が設置されている。 南砂緑道公園[編集] 砂町線は南砂三丁目から南砂二丁目までも専用軌道になっていた。南砂三丁目交差点附近から西へ入って小名木川貨物線を潜り、江東南砂団地(旧:汽車会社東京支店工場跡地)をぐるりと囲むように東陽町まで延びていた専用軌道跡は、南砂緑道公園として整備されている。 西荒川付近[編集] 小松川線も亀戸九丁目より国道14号から外れて終点の西荒川まで専用軌道が続いていた。廃線後もしばらくの間空き地となっていたが整備され、江東区側の大部分は「浅間通り」と言う名称の道路として整備された。旧中川を渡っていた専用橋跡は1995年同じ場所に「亀小橋」という名称の道路橋が架橋された。道路橋から先は再開発事業に伴い、江戸川区さくらホールと新築移転後の小松川第二小学校の敷地、区道、病院の敷地にそれぞれ取り込まれ、また終点西荒川駅跡は首都高速7号小松川線の高架脇の側道となっているが、これも再開発事業に伴い周囲が更地となり、かつ2002年までにスーパー堤防として整備されたため地形も変形しており、面影はまったく残っていない。 一之江線[編集] 東荒川より今井橋までの全線は今井街道上ではなく、専用軌道であった。現在の起点の東荒川は首都高速7号小松川線の高架下で児童公園になっており、南に折れる形で道路として続いている。小松川境川親水公園を跨ぎ、東小松川二丁目西児童遊園を経て、船堀街道から先は一旦民地(宅地)に取り込まれる。途中廃線跡に設置された貞明児童遊園がある。また、一之江境川親水公園の上にガーダー橋が掛けられているが、都電設置時と位置が異なっている。この先廃線跡は保育園敷地や道路となり、また新中川開削時に水没している。終点の今井橋は新大橋通りの高架下付近となっている。なお、都営新宿線の一之江駅は一之江線の一之江電停跡ではなく、瑞江電停跡付近に立地している。 池ノ端地区[編集] 上野公園前より池ノ端二丁目までの区間。不忍池の畔の専用軌道跡は、入り口付近が下町風俗資料館となり、そのまま上野動物園までは公園内歩道として跡を辿ることができるが、モノレール高架下より先は動物園敷地のほか、上野グリーンクラブ敷地等の民地となっている。専用軌道から不忍通りに出る池之端二丁目電停跡地は台東区の手により池之端児童公園として整備され、線路が敷かれてその上に東京都交通局7500形電車(7506号)が設置され、静態保存されている。 面影橋分岐点[編集] 荒川線面影橋電停は1949年12月1日から1968年9月29日までは15系統戸塚線が分岐していて、北へ曲がる32系統早稲田線(現・荒川線)に対し、暫く専用軌道で直進し、南に曲がり、すぐ西に曲がって東京都道305号芝新宿王子線(明治通り)上に出ていた。 この分岐点は専用軌道であったが、東京都道8号千代田練馬田無線(新目白通り)が拡張されて道路敷地に取り込まれた。また現存する荒川線の軌道敷も道路中央に移設され、それまでの専用軌道は早稲田方面への車路になった。明治通りに出るまでの軌道敷跡は高戸橋交差点南東角の歩道になっている。この部分の歩道敷は植栽があり、他の部分より広い。 新宿遊歩道公園「四季の路」[編集] 靖国通りから大久保車庫に向かう回送線用専用軌道の跡である。もともとは13系統が運行されていたが、1948年12月25日に13系統は明治通りから四谷三光町交差点で靖国通りに入る路線に付け替えられ、従来の軌道は翌1949年4月1日より回送用軌道として運用された。 新宿区役所前交差点から新宿六丁目交差点(新田裏)へ抜ける遊歩道として整備されていて、新宿ゴールデン街を囲むような線形となっている。 角筈終点[編集] 13系統は角筈から先も新宿通りに線路が向かっており、新宿通りとの交点に角筈終点があった。1953年6月1日に廃止され、跡地は区画整理され、現在は道路(新宿区道11-60号線)となっている[注釈 14]。 大久保車庫周辺[編集] 東大久保(抜弁天)より新田裏(新宿六丁目交差点)までの区間。牛込より新宿駅方向にかけて下る坂道で、途中に大久保車庫があった。道路として整備され、現在は牛込より新宿駅方面への一方通行道路となっている。 信濃町駅前[編集] 信濃町駅南口に、中央線をまたぐ専用橋があった。現在は外苑東通りの道路敷に取り込まれているが、都電運行時はこの箇所にのみ道路が無く、道路は西側に外れて迂回しており都電の線路だけが南へ直進していた。 喰違見附[編集] 若葉一丁目から赤坂見附までの区間。専用軌道は両端から坂を下る形で見附跡のトンネルをくぐっていた。なお、このトンネルは都電唯一の専用トンネルだった。1963年7月にトンネルは廃止され、赤坂方は首都高速4号新宿線の敷地となり、トンネル入口は首都高速の赤坂トンネル入口に改築されている。四谷方は桜並木となっている。1963年より1967年12月までの同区間は外堀通り脇の専用軌道を単線で運行していたが、こちらは外堀通りの歩道となっている。 渋谷駅[編集] 1911年8月3日、前身の東京市街鉄道が渋谷地区まで延伸した際の終点は「中渋谷」であった。宮益坂下から渋谷川を渡り、山手線をくぐらずそのまま直角に向きを変えて山手線に沿い、現在の玉川通りを越えたところに中渋谷終点が位置していた。2016年現在は渋谷駅西口の工事現場となっている。 1923年3月29日より1957年3月25日まで、青山線の渋谷駅前電停は渋谷駅西口に位置していた。1938年からは東急百貨店東横店西館1階に食い込むように存在していたが、これは従来あった線路の上に建物が建築されたためである。建物は現存しているが、改装されて売り場の一部になっており電停時代の痕跡は残っていない。線路跡やホーム跡は渋谷駅西口駅前広場となり、渋谷地下街の大階段出入口が建設されている。 一方、1937年7月27日に玉川電気鉄道(玉電)の渋谷駅が玉電ビル(上述の東急百貨店東横店西館)建設のため、玉川・下高井戸方面と天現寺橋方面に二分され、玉川・下高井戸方面は新築建物の二階に乗り入れることになり、天現寺橋方面は東口の東横百貨店(東急百貨店東横店東館)前に乗り場が新設される。1938年11月19日以降、玉電天現寺線が東京市に運行委託され市電路線に編入されると、今度は市電乗り場が従来の青山線(西口)と引き取った天現寺線(東口)で二分されることになった。 1957年3月26日以降は天現寺橋線の渋谷駅前電停に集約された。ただし、どういうわけか青山線と天現寺線のレールは最後まで繋がっていなかった。このターミナルは、都電廃止後形状を若干変更しただけで(34系統用停留所をバスに転用するため、行き止まりとなっていた部分を通り抜けられるようにした)そのまま都営バスのバスターミナルに転用され、このまま長らく使用されたが、1990年代後半に明治通りの交通運用改善を狙った駅前広場整備が実施され(バスターミナル部を西側、一般車線を東側に集約)、その際、残置されていたホーム、軌条、架線柱などはすべて撤去された。以降も同位置で都営バス乗り場として機能していたが、2016年現在は降車専用停留所となっている。 恵比寿線[編集] 戦前に廃止された区間であり、天現寺橋より伊達跡までの間は外苑西通りになっており、その先は一部が道路になっているほかは民地(宅地)になっている。 広尾線[編集] 開業以来、天現寺橋から西麻布を経て北青山一丁目までは専用軌道であったが、東京オリンピック関連街路整備の一環として環状4号線(外苑西通り)・補助6号線・環状3号線等の道路敷地として利用されることとなり、街路整備以降は全線にわたり併用軌道区間となった(なお、青山一丁目 - 南町一丁目間など街路中央から微妙に偏心している区間、広尾車庫前のように明確に偏側している区間もあった)。 廃止時においても西側に大幅に偏側し、計画道路区域をはみ出していた広尾車庫周辺は現在、都営広尾五丁目アパートの敷地となっている。 なお、開業当初については、地形上の問題や周辺施設との関連から若干廃止時の線形と異なっている部分があり、例えば当初、南青山一丁目 - 墓地下付近は陸軍の射撃場を避けるため大きく西側に回り込んでいたが、戦後すぐの段階で線形が修正されていることが確認できる。この部分は現在青山葬儀所の敷地となっている。 北品川終点[編集] 1925年3月11日に、それまで八ツ山橋南詰にあった北品川終点に京浜電気鉄道の軌道が接続。京浜電鉄の車両が市電軌道に乗り入れて、途中の高輪南町から分岐して品川駅前の同社ターミナル・高輪駅まで、市電の車両が京浜電鉄に乗り入れて同社北品川駅までそれぞれ乗り入れた。京浜電鉄はこの直通運転のために軌間を従来の1,435mmから1,372mmに改軌した。しかしながら、1933年に京浜電鉄は横浜以南の湘南電気鉄道(1,435mm軌間)と相互直通運転を行うために、軌間を1,435mmに再改軌。市電との直通運転と高輪駅への乗り入れは打ち切られ、このとき市電の終点は品川駅前まで後退した。八ツ山橋を渡った先にはもともと京浜電鉄の物である1,435mmに改軌された併用軌道が1956年(昭和31年)6月30日まで存在しており、京急電車が通っていた。市電北品川終点跡地は京急電鉄の手で開発され、分譲マンションになっている(現在の北品川駅北側には保線車両用の側線があるが、これは市電跡地ではなく1956年7月の移設時に新設されたもの)。 道路上の痕跡[編集] 併用軌道を廃止する場合、事業者は原状を回復する必要があるため、原則として軌条類は撤去される必要がある。しかし、都電の大規模廃止が実施された時期は、全国的に事業者の経営問題による軌道の廃止が相次いでおり、現状復旧費用が事業者の収支をさらに悪化させる懸念があったことから、特例として軌条の上に5センチのオーバレイ舗装を行うのみで原状復旧とみなしてよいこととなっていた。このため、経年により線路のある部分が浮き出し、軌道がわかるような箇所がいくつかあったが、そのような箇所は舗装改修の際の撤去や街路拡幅工事により2000年代前半までに概ね処理された。現在も残っている部分としては、墓地下 - 学術会議前の港区道、橋梁に組み込まれている部分(中央区築地橋、勝鬨橋)などがある程度である。なお、銀座通り(通三丁目 - 新橋)については、使用していた軌条をすべて共同溝の立杭に転用しているほか、御影石は整備のうえ歩道の舗石としてリサイクルしており、大規模撤去の対象区間でありつつも、例外的に完全な撤去が行われた。 若干性格は異なるが、博物館明治村に移築保存されている新大橋(一部)の橋上には、現役当時敷設されていた都電の軌道が再現されている。 廃止代替バス[編集] 都電が廃止されると、その系統ごとに代替バスが運行されるようになる。系統ごとの代替バスは次のとおり。なお、一部経路が都電時代からやや変更されている区間もある。 1系統:501系統 - 1969年10月に廃止 3系統:503→四92系統 - 現在は反96系統として運行中 4系統:504→橋99系統 - 1979年11月に廃止 5系統:505→黒10系統 - 2000年12月に廃止 6系統:506→橋89→都01系統 7系統:507→四97→品97系統 9系統:509→銀86→銀16→都04系統 - 1982年12月に短縮のうえ近隣の路線と統合 10系統:510→茶80系統 - 廃止 11系統:511→銀71→都03系統 - 2000年12月に路線短縮 12系統:512→秋72系統 - 1980年3月に廃止 13系統:513→秋76系統 - 2000年12月に廃止 15系統:515→飯64系統 16系統:516→塚20→都02系統 17系統:517→楽67→池67→都02乙系統 19系統:519→東51→茶51系統 20系統:520→上58系統 21系統:521→秋47系統 - 1974年9月に廃止 22系統:522→東42→東42甲系統 23系統:門33系統 24系統:上35系統 - 1977年12月に廃止 26系統:101系統(トロリーバス)→601→上26系統 - 現在は亀26系統として運行中 27系統(一部):王57系統 - 王子駅前 - 三ノ輪橋間は荒川線として現存 28系統:東22系統 29系統:草28→両28系統 - 2000年12月に路線を短縮 30系統:530系統 - 1971年1月に廃止 31系統:531→東40→草40系統 - 1977年12月に廃止 33系統:533→四98→浜95系統 - 浜95系統に一本化 34系統:534→橋85→都06系統 35系統:535→浜59→水59系統 - 2000年12月に廃止 36系統:536→錦11系統 38系統:錦14→都07系統 39系統:539→上69系統 車両[編集] 現行[編集] 2016年(平成28年)12月現在、都電の車両は以下の6形式37両[要出典]が使用されている。いずれもワンマン車、冷房車である。路面電車ではあるが、現在運行されている荒川線には路面停留場が無く、また各停留場のホームを車両床面と同じ高さまでかさ上げしてあるため、他事業者にみられる超低床電車は導入されていない。これらの車両のうち7000形については、2017年(平成29年)までに全車が8900形および7700形に置き換えられる予定である。また営業用車両ではないが、花電車として7500形を改造した花100形1両が在籍している[80][81][82]。 7000形 1両(2017年5月現在、7022号のみ)[83] 8500形 5両[84] 9000形 2両[85] 8800形 10両[86] 8900形 8両[87] 7700形 8両[88][89][90][91][92][34][91] 8900形 7700形 過去の車両[編集] 路線廃止に伴い余剰車両は大量に廃車され多くが解体されたが86両は他の交通機関や地方自治体、学校、企業に譲られた。函館市へ7000形10両、長崎電気軌道へ2000形6両が営業用として使用され、1000形1両は西武所沢車両工場で客車に改造され羽後交通横荘線で使用された。また5501が上野公園に展示され(のち荒川車庫での保管を経て現在は都電おもいで広場で保存)、葛飾区、調布市、板橋区、豊島区、大田区などへ公園展示用として、企業には従業員休憩所や倉庫として、ほかには幼稚園、小学校に寄贈され、千葉県は団地児童対策として15両を譲り受けている[93]。 旅客用電車[編集] 東京電車鉄道が導入した車両 1形(初代)(電鉄1形、通称ヨト形[94]) 1101形(電鉄251形、通称ホト形[95]) 東京市街鉄道が導入した電車 251形(街鉄1形、通称ヨシ形[96]) 1001形(街鉄1001形、通称ホシ形[97]) 東京電気鉄道が導入した電車 821形(外濠線1形、通称ヨソ六・ヨソ八形[98]) 東京鉄道が導入した電車 750形(通称ヨテ形[98]) 1121形(通称ホヘ八形[99]) 東京市電気局が導入した電車 1371形(通称ホヘ九形[100]) 1471形(通称ホヘサ形[100]) 1653形(通称ホヘ中形[101]) 1854形(通称ホヘサ形[102]) 1954形(通称ホヘサ形[103]) 2200形 2500形(元阪神電気鉄道1形) 1形(2代目) 400形 3000形 4000形・4100形・4200形 5000形 1000形 1200形 700形 城東電気軌道が導入した車両 1形 (3代目)(城東1形) 10形(城東80形) 20形(城東50形) 30形(城東60形・70形) 王子電気軌道が導入した車両 100形(王電400形) 120形(王電300形) 150形・160形・170形(王電200形) 西武軌道および西武鉄道が導入した車両 200形(西武S21形・S23形・S28形) 250形(西武S33形・S41形) 東京都交通局が導入した車両 800形 6000形 2000形(杉並線用) 5500形 6500形 1300形 8000形 2500形(杉並線用) 1500形 7500形 貨物用電車[編集] 有蓋車 甲1形 甲400形 無蓋車 乙1形 乙10形 乙100形 乙1000形 乙6000形 備品[編集] 花 工 営業所・車庫[編集] 都電の大規模撤去が開始される前の1960年(昭和35年)の時点では、都電の営業所は17か所、車庫は16か所、さらに派出所が1か所存在していた。その後都電撤去の進捗に合わせて営業所、車庫は順次廃止されていき、1972年(昭和47年)11月12日に柳島電車営業所・柳島電車車庫および錦糸堀電車営業所・錦糸堀電車車庫が廃止されて以降は、それぞれ荒川電車営業所と荒川電車車庫の1か所ずつのみとなった[104]。 荒川電車営業所・荒川車両検修所(荒川区西尾久8-33-7[105]) 1924年(大正13年)王電の船方車庫として開設され、1942年(昭和17年)2月1日に王電が都電に統合された際に荒川電車営業所と改称された。1981年(昭和56年)には志村車両工場整備係と荒川電車車庫が統合されて荒川車両検修所が発足し、都電に加え上野モノレールの車両検修も担当するようになった。2007年(平成19年)5月26日からは敷地内に設けられた「都電おもいで広場」に5000形5501号と7500形7504号の2両が保存されている[106][107][108][105]。 廃止された営業所・車庫[編集] 各営業所が担当した運転系統は、1962年(昭和37年)時点のものである。 三田電車営業所・三田電車車庫 1903年(明治36年)1月街鉄の車庫として開設された、都電で最も歴史ある営業所・車庫である。廃止前は1、2、3、37系統の運行を担当していたが、第一次撤去でこれらの系統が廃止されたことで1967年(昭和42年)12月10日に廃止された。 跡地は港区立港勤労福祉会館、都営芝五丁目アパートとなっており、ほぼ直下には都営三田線三田駅がある[109][110][111]。 目黒電車営業所・目黒電車車庫 1927年(昭和2年)車両収容広尾分室として開設され、1937年(昭和12年)3月16日営業所に昇格した。廃止前は4、5系統の運行を担当していたが、第一次撤去でこれらの系統が廃止されたことで1967年(昭和42年)12月10日に廃止された。 跡地は隣接する目黒自動車営業所の用地に転用され営業所建物もそのまま使用されたが、後に品川自動車営業所目黒支所、さらに同営業所目黒分駐所への格下げを経て2005年(平成17年)3月27日に閉鎖された。2017年4月現在は東京建物が超高層マンションとして再開発中である[109][110][112][113]。 広尾電車営業所・広尾電車車庫 1914年(大正3年)9月28日開設。廃止前は7、8、33、34系統の運行を担当していたが、第一次撤去で7、8系統、第四次撤去で33、34系統が廃止されたことで1969年(昭和44年)10月26日に廃止された。 跡地は都営広尾五丁目アパートとなっている[109][110][114]。 青山電車営業所・青山電車車庫 1907年(明治40年)4月東鉄の車庫として開設された。廃止前は6、9、10系統の運行を担当していたが、第一次撤去で6系統、第三次撤去で9、10系統が廃止されたことで1968年(昭和43年)9月29日に廃止された。山城淀藩稲葉氏の下屋敷跡にあり、敷地面積は5万1000平方メートル以上[115]と都電の営業所・車庫の中では最も広く、敷地内には乗務員教習所があり訓練用の教習線も敷設されていた。 跡地は国連大学本部、東京都職員共済組合青山病院、こどもの城などとして利用されていたが、青山病院は2008年3月31日に、こどもの城も2015年(平成27年)3月に閉鎖された[109][110][115][116]。 新宿電車営業所 1903年(明治36年)12月街鉄の車庫として開設された、三田営業所に次いで歴史ある営業所である。廃止前は11、12系統の運行を担当していたが、1963年(昭和38年)12月1日に大久保電車営業所に統合されて廃止となった。戦前は伊勢丹新宿店の隣にあったが、太平洋戦争の戦災で新宿電車車庫が焼失したため大久保電車営業所敷地内に移転し、担当系統で使用する電車も大久保電車車庫に収容されることになった。 跡地は1951年(昭和26年)に三井不動産が取得した後伊勢丹と帝国銀行(現・三井住友銀行)に売却され、伊勢丹新宿店の増築用地および帝国銀行新宿支店(現・三井住友銀行新宿支店)となった[109][117][118]。 大久保電車営業所・大久保電車車庫 1926年(大正15年)に新宿車庫の分車庫として開設された。1939年(昭和14年)11月1日営業所に昇格し、1963年(昭和38年)12月1日には新宿電車営業所を統合した。廃止前は13系統と新宿電車営業所から引き継いだ11、12系統の運行を担当していたが、第二次撤去でこれらの系統が廃止されたことで1967年(昭和42年)12月10日に廃止された。 跡地は都営東大久保一丁目アパートとなっている[109][117][110]。 杉並電車営業所・杉並電車車庫 1921年(大正10年)8月26日西武軌道の車庫として開設され、1942年(昭和17年)2月1日に西武軌道線の経営を引き継いだ西武鉄道から東京市に経営委託された際に杉並電車営業所となった。廃止前には14系統の運行を担当していたが、営団荻窪線(現・東京メトロ丸ノ内線)が開業して利用者が減少したため、大規模撤去前の1963年(昭和38年)12月1日に14系統ともども廃止された。 跡地は1966年(昭和41年)11月30日に都営バス堀ノ内自動車営業所が移転して杉並自動車営業所(現在の小滝橋自動車営業所杉並支所)が開設された[119][109][120]。 早稲田電車営業所・早稲田電車車庫 1918年(大正7年)8月25日開設。廃止前は15、39系統の運行を担当していたが、第三次撤去で15系統、第五次撤去で39系統が廃止されたことで1968年(昭和43年)9月29日に廃止された。 跡地には都営住宅と都営バス営業所の併存建築を建設することになり、1971年(昭和46年)12月に都営早稲田アパートが竣工したのと同時に1階部分に渋谷自動車営業所戸山支所が移転し、都営バス早稲田自動車営業所が開設された[109][121][122]。 大塚電車営業所・大塚電車車庫 1912年(明治45年)8月1日開設。その後1925年(大正14年)に用地を市営バス大塚派出所に転用することになり、大塚駅前に移転した。また1967年(昭和42年)12月10日からは同日廃止された神明町電車営業所が大塚電車営業所の神明町分所となった。廃止前は16、17系統の運行を担当していたが、第四次撤去で17系統、第五次撤去で16系統が廃止されたため1971年(昭和46年)3月18日に廃止された。 跡地は都営南大塚二丁目アパートとなっている[109][110][123][124][122]。 巣鴨電車営業所・巣鴨電車車庫 1913年(大正2年)2月2日開設。廃止前は18、35、41系統の運行を担当していたが、都営地下鉄6号線(現・三田線)建設のため18系統および41系統は1966年(昭和41年)5月28日に廃止[注釈 15]残る35系統も第二次撤去で廃止となったため、営業所は1968年(昭和43年)2月25日に廃止された。 跡地は大塚自動車営業所巣鴨支所に転用され、現在は巣鴨自動車営業所となっている[109][110][121][125]。 駒込電車営業所・駒込電車車庫 1923年(大正12年)4月15日巣鴨電車車庫の分車庫として開設され、1937年(昭和12年)4月14日営業所に昇格した。廃止前は19系統のみの運行を担当していたが、19系統が第五次撤去で廃止されたため1971年(昭和46年)3月18日廃止された。 跡地は都営駒込二丁目アパート、豊島区立駒込図書館などになっている[109][110][126]。 神明町電車営業所・神明町電車車庫 1920年(大正9年)10月1日に大塚車庫の分車庫として開設された。廃止前は20、40系統の運行を担当していたが、第一次撤去で40系統が廃止されたことで大塚電車営業所神明町分所に格下げとなり、第五次撤去で20系統が廃止されたことで1971年(昭和46年)3月18日廃止された。 跡地は都営本駒込四丁目アパート、文京区勤労福祉会館、文京区立本駒込図書館などとなっており、敷地内にある神明都電車庫跡公園には6000形6063号及び乙1形乙2号の2両が保存展示されている[109][110][127][128][123]。 三ノ輪電車営業所・三ノ輪電車車庫 1913年(大正2年)6月1日開設。廃止前は21、31系統の運行を担当していたが、第四次撤去でこれらの系統が廃止されたことで1969年(昭和47年)10月26日廃止された。敷地は台東区と荒川区にまたがっており、車庫への出入庫線は区境上にある道路と立体交差していた。 跡地は台東区側は都営根岸五丁目アパート、台東区立根岸図書館、荒川区側は都営東日暮里一丁目アパートとなっている[109][110][129]。 南千住電車営業所・南千住電車車庫 1910年(明治43年)7月東鉄の車庫として開設された。その後1927年(昭和2年)に三ノ輪電車営業所の派出所、三ノ輪電車車庫の分車庫となり、1932年(昭和12年)4月14日に営業所に昇格した。廃止前は22系統の運行を担当していたが、第五次撤去で22系統が廃止されたことで1971年(昭和46年)3月18日廃止された。車庫敷地内には営業所の事務所棟を囲むようにループ線が敷設されており、車庫前にある南千住停留場に終着した電車はこのループ線を通って方向転換することなく折り返すことが可能な構造になっていた。 跡地は都営南千住二丁目アパートとなっているほか、1972年(昭和47年)7月に千住自動車営業所南千住分車庫が開設され、現在は南千住自動車営業所となっている[109][110][121][130][131]。 柳島電車営業所・柳島電車車庫 1905年(明治38年)5月街鉄の本所車庫として開設され、1930年(昭和5年)3月20日柳島に移転した。廃止前は23、24、30系統の運行を担当していたが、第四次撤去で30系統、第六次撤去で23、24系統が廃止とされたことで1972年11月12日廃止された。都電の営業所・車庫としては三田、新宿に次いで三番目に歴史ある営業所であり、錦糸堀営業所とともに大規模撤去の最末期まで存続した営業所の一つである。 跡地は江東自動車営業所の建替工事に伴う仮車庫として使用されたのち江東区立亀島小学校となったが、2002年(平成14年)に廃校となり2008年(平成20年)からは社会福祉法人カメリア会の運営する特別養護老人ホームカメリアおよび介護保険施設キーストーン、母子生活支援施設パークサイド亀島などとなっている[109][110][132][131][133]。 錦糸堀電車営業所・錦糸堀電車車庫 1923年(大正12年)8月30日本所電車車庫の分車庫として開設された。1945年(昭和20年)4月1日には戦災で焼失した城東電車営業所を統合したことで東荒川電車車庫にも車両が配備されることになり、さらに1957年(昭和32年)には新たに境川派出所を設置した。廃止前は25、28、29、36、38系統の運行を担当していたが、第三次撤去で25系統、第四次撤去で28系統、第五次撤去で36、38系統、第六次撤去で29系統が廃止されたことで1972年11月12日廃止された。柳島電車営業所とともに大規模撤去の最末期まで存続した営業所の一つである。 跡地は丸井錦糸町店となっている[109][110][134]。 錦糸堀営業所境川派出所 1957年(昭和32年)4月1日開設。明治通りと清洲橋通りが交差する境川交差点近くに位置し、錦糸堀営業所担当の系統のうち29、38系統の運行を分担していた。29、38系統は第六次撤去で廃止されたが、境川派出所は一足早く第五次撤去に合わせて1971年(昭和46年)3月18日に廃止された。 跡地は葛西自動車営業所境川分車庫となったが2003年(平成15年)に閉鎖され、現在はスシロー南砂店となっている[要出典][135]。 工場[編集] 車両工場 1911年(明治44年)開設。当時は芝区浜松町[注釈 16]にあり、浜松町工場と称していた。元は東京電車鉄道の修理工場であり、1903年(明示36年)の開業時に前身の東京馬車鉄道の修理場を整備拡充してできたものである[136]。1920年(大正9年)10月には芝浦6号埋め立て地に芝浦支場[136]、1921年(大正10年)8月には当時の本所車庫内に本所仮工場を開設した[136]が、1923年(大正12年)の関東大震災で浜松町、本所両工場が焼失し[136]、震災後は芝浦支場に全機能が集約して芝浦工場と称するようになった。 電車の修繕・改修に加え新性能車の開発やトロリーバス車両の整備も行っていた[137]が、車両工場としては1969年(昭和44年)6月に廃止され電車の整備は馬込車両工場から各電車営業所への出張工事となった[104]。工場自体は引き続き都営バスの自動車整備工場として使用されたが、それも1991年7月に江東区の交通局東雲庁舎内にある都営バス深川営業所に移転し[137]、跡地は芝浦アイランドのA1 - A3地区として再開発された。 軌間[編集] 現存する荒川線を含め、ほとんど(高円寺線・荻窪線を除く)の路線が1372mm軌間である。東京電車鉄道の前身である東京馬車鉄道がニューヨークの馬車鉄道にならってこの軌間を採用したといわれ[138]、東京市街鉄道、東京電気鉄道も追随した。馬車鉄道に由来することから馬車軌間と呼ばれることが多い。この軌間はJR(旧国鉄)在来線の1067mmとも標準軌1435mmとも異なる特殊軌間であり、国内で東京圏以外では函館市電が採用しているのみであり、世界的に見ても珍しい。 東京の私鉄では、路面電車との直通運転をもくろんでこの軌間を採用したところが少なくない。都内に残るもう一つの軌道線である東急世田谷線(旧玉川電気鉄道、開業時は1067mm)のほか、軌道線として開業し、後に鉄道路線となった京王電鉄京王線(旧京王電気軌道)は現在もこの軌間である。 このため、東京都交通局が運営する都営地下鉄新宿線は京王線との直通運転のためにこの1372mm軌間で建設された[注釈 17]。このため、かつて都電への乗り入れを目的に軌間を都電とあわせた京王線に、新宿線が軌間を合わせるいわば逆転現象が起こっている。 過去の例としては、京浜急行電鉄(戦前、京浜電気鉄道時代の一時期、現在は標準軌)、京成電鉄(旧京成電気軌道 都営地下鉄浅草線《当時は1号線》・京急線と直通運転を行なうため標準軌に改軌する以前)、新京成電鉄(1067mm→馬車軌→標準軌と2回改軌している)、東急玉川線(大部分が廃止され、現存する東急世田谷線はその支線)・横浜市電(関東大震災により多大な被害を受けた横浜市電は急遽京王電気軌道より車両を譲り受け、車両を京王電気軌道→東京市電→京浜電気鉄道というルートで自力走行させて調達した[139])などがある。 その他の構造物など[編集] 電停標識(安全地帯用) 停留場安全地帯構造物の先端に設置されていたもの。 四角柱タイプ:戦前から設置されていたデザイン。四角柱の二面に停留場名(暗赤色地・白文字明朝体)、残り二面に地元企業・医療機関・商店などの広告が掲載されていた。上部には夜間照明用の電球を取り付ける石灯籠型のスペースがある[140]。この形態の模造品が新宿歴史博物館に5000形の模造品と共に設置されている。 安全地帯標識兼用タイプ:安全地帯を示す道路標識(英文付記タイプ)の下に停留場名称を横書きで示したデザイン。広告スペースなし、上部に電球2灯つき。自動車視認用として、軌道と垂直に設置されていた[141]。 時計つき電飾タイプ:薄緑色の棒状デザイン。上部に時計を搭載しているため先端が丸く、「しらゆり型」と称されるバス停留所標識に類似した形状。内部に蛍光灯を取り付けるスペースがあり、停留場名称(暗赤色地・白文字明朝体)および広告を記したアクリル板を内側から照射できる。時計部分も同様に蛍光灯で文字板を照らすことができる。四角柱タイプ・安全地帯標識兼用タイプからの交換などにより、都電撤去計画開始時点では安全地帯のある電停の多くに設置されていたが、荒川線のみの営業とされた後、ワンマン化に伴う電停改修で一旦姿を消した[注釈 18]。2007年に三ノ輪橋停留場のリニューアルに際して復元されたほか、2008年にリニューアルされた庚申塚停留場や、荒川車庫に隣接する「都電おもいで広場」、あらかわ遊園の6152号、江戸東京たてもの園の7514号周囲にもそれぞれ建てられている。 電停標識(電柱用) 安全地帯を有する停留場ではそこまで渡る横断歩道付近、安全地帯のない停留場では電車停止位置付近の歩道電柱に設置されていたもの。改称前の旧停留場名称や近隣の名所などを副名称として小さく併記する場合もあった。 (例)大和町(富士見通)、上富士前町(六義園前) 電柱上部掲示用:暗赤色地・白文字明朝体の長方形板状標識。下部に広告掲載スペースを有する。 電柱下部掲示用:弘亜社製作による琺瑯製看板。白地に濃紺色文字。軌道に面して掲示するタイプ(乗客乗員視認用)は隣接停留場名称を左右に小さく表示して、赤色の短い矢印を隣接停留場名称の上に配していた。軌道と垂直に掲示するタイプ(歩行者視認用)は当該停留場名称のみを表示。全国主要都市(名古屋市電、広島電鉄など)で同形式の標識が採用されていた。このタイプの標識の下には広告・交通安全標語・乗降時の注意喚起・系統案内・乗車運賃案内・始発終車時刻などを掲載した小型の琺瑯板が併設される場合が多かった。 信号塔 分岐点などがある交差点角に設置された建物。中に分岐器の操作を行う装置が設けられ、テコとチェーンで結んで操作した。のち分岐器は架線に設置されたスイッチにビューゲルが接触して切り替えることで自動化されたが、多くの信号塔は廃線まで存置されていた。 都電が登場する作品[編集] ドラマ 水もれ甲介(1974年) - 荒川線沿線の鬼子母神前 - 雑司ヶ谷(現・都電雑司ヶ谷)間付近が舞台。 漫画 三丁目の夕日(夕焼けの詩、西岸良平) - 第17集「都電通り」、第47集「追憶」など。 映画- ALWAYS 三丁目の夕日、ALWAYS 続・三丁目の夕日 こちら葛飾区亀有公園前派出所(秋本治) - 第26巻「ガンコ電車の巻」(荒川線)、第154巻「東京中に都電のいた頃の巻(上・下)」など。 名物!たびてつ友の会(山口よしのぶ) - 会報71「東京下町散歩」(荒川線) でんしゃ通り一丁目(池田邦彦) - 昭和30年代の都電が舞台の作品。 テレビ映画 怪奇大作戦 セカンドファイル(2007年) - 第2話『昭和幻燈小路』で都電廃止によるサヨナラ運転の8ミリフィルムなどが登場している。 アニメ バンドリ - 主人公たちの住むエリアである飛鳥山 - 早稲田間が登場する 人狼 JIN-ROH - パラレルワールドにおける東京が舞台だが、6000形が車内も含めて登場する。 冴えない彼女の育てかた - オープニング映像に登場 さよなら絶望先生 - 第11話で6000形(旧塗装、上野線30系統)が2両登場。 アニメーション映画 うしろの正面だあれ - 太平洋戦争当時の東京・本所が舞台で、下町を走る市電・都電が描かれている。原作のエッセーでは、作者の海老名香葉子の家族が生活の足として利用している描写がところどころ出てくる。 NHKみんなのうた おじいさんの電車(歌・藤田淑子、アニメーション・月岡貞夫)- 7000形(車号は7001)と面影橋停留場が登場する。 歌曲 風をあつめて(はっぴいえんど) - 明確に「都電」とは歌われていないが、歌詞の着想は都電であることがメンバーの書いたものから窺われる。フジテレビのフィラーで都電映像とこの曲の融合が試みられている。作詞した松本隆は太田裕美の「茶色の鞄」(赤いハイヒールのB面)でも「路面電車」を登場させており、都電が走っていた時代への愛着が伺える。 小説 坊っちゃん(夏目漱石) - 主人公の坊っちゃんは松山の中学校を退職した後に街鉄の技手になっている。 いつか王子駅で(堀江敏幸) - 荒川線沿線の街を舞台にしている。 ビデオクリップ Hate tell a lie(華原朋美)- 荒川線の車内で撮影を行っている。 信じる力(Whiteberry) - 荒川線の車内で撮影を行っている。 女子かしまし物語(モーニング娘。) - 荒川線の車内で撮影を行っている。 月光(Tatsh feat.星野奏子) - 荒川線の車内で撮影を行っている。 DVDオリジナル 鉄道物語3(鉄道が舞台のショートドラマ)- 荒川線の車内で撮影を行っている(第3話)。 脚注[編集] [ヘルプ] 注釈[編集] ^ 東京都交通局が運営し軌道法の適用を受ける鉄道路線には日暮里・舎人ライナーもあるが、構造上新交通システムであるため都電には含まれない。 ^ 米国でフランク・スプレイグが考案したトロリーポールと吊り掛け駆動方式を用いた電車が実用化されたのは、この前年の1888年のことである。 ^ 1895年(明治28年開業。後の京都市電。 ^ 1898年(明治31年)開業、後の名古屋市電。 ^ 1899年(明治32年)開業、現在の京浜急行電鉄大師線 ^ 当時車両に電気を供給する方法としては ・給電用の架線のみ敷設し帰線電流をレールに流す架空単線式 ・給電用と帰線電流用の2本の架線を敷設する架空複線式 ・架線を設けない蓄電池式 の3種類が検討されたが、市区改正委員会は漏電による水道管やガス管の腐食を懸念し架空単線式を認めない方針をとっていた。 ^ 1859年1月23日(旧暦安政6年12月20日)長門国美禰郡伊佐村(現在の山口県美祢市)出身。真宗信徒生命保険(現在のT&Dフィナンシャル生命保険)、徴兵保険(後のAIGエジソン生命保険、現在のジブラルタ生命保険)、武蔵電気鉄道(現在の東京急行電鉄の前身)などを設立し、大日本製薬の取締役や日本競馬会会長などを歴任した。また衆議院議員総選挙にも1903年の第8回、1904年の第9回の2回当選している[7]。 ^ 各社とも自社線内に限り3銭均一としており社線内であれば無料で乗り換えられたが、異なる会社間での乗り換えではその都度運賃を支払う必要があった。 ^ 営業係数は100円の収入を得るのに必要な費用を表す指標で、この場合100円の収入を得るのに34.3円のみ要したことを意味する。 ^ 1日あたりの総運転キロ数は、1日平均乗客数が100万人を超えた1919年度になっても15.8万kmで1913年度(同67.3万人)の15.7万kmとほぼ同水準であった。 車両面では1918年度末に在籍した1460両のうち1形、251形、750形、821形など、四輪単車と呼ばれる定員40人程度の小型車両が全体の62%を、1922年度末になっても1855両中42%を占めていた。 ^ なお1922年度における東京市電気局の歳入総額は約6367万円、歳出総額は約6016万円である。 ^ 告示では8日「東京市告示第63号」『東京市公報』1914年5月17日 ^ 志村線開業時点で営業廃止。1966年2月15日に東京都交通局が運輸省および建設省に提出した「巣鴨車庫前・志村橋間の軌道事業廃止許可申請」では板橋五丁目停留場を板橋線と志村線の境界としている。 ^ 『茶の湯連翹抄』(戸田勝久(茶家) 2005年12月 思文閣出版)425頁に当時の思い出として「トタン張りの大きな倉庫のようになっていた」と記述されている。 ^ 東京都公報 1966年5月26日発行 号外90 「東京都電車の運転系統の名称及び区間の一部改正」(交通局告示 昭和41年第4号および交通局規程 第22号)に第18系統・第41系統削除の旨が掲載されている。一部の資料では18系統について「巣鴨車庫-神田橋間に運転短縮の上、1967年8月31日廃止」と記されているが、東京都公報では同日付の東京都電車運転系統- 改廃の告示は掲載されていない。 ^ 現在の浜松町駅前で、2016年4月現在跡地には世界貿易センタービル、交通局大門庁舎などがある。 ^ なお、新宿線建設にあたって京王側が標準軌への改軌を検討したこともあるが、工事中の輸送力低下を恐れた京王側の意向から交通局側が馬車軌間で建設することになった。 ^ 三ノ輪橋停留場では1983年8月時点で電停標識として存置されていた。また、1983年頃までは停留場名称板のみを外し、全面広告スペースとして使用する停留場も一部にみられた[142]。 出典[編集] ^ 東京都地方公営企業の設置等- 条例 ^ 東京都電車条例 ^ 『東京都交通局100年史』43頁 ^ a b c d e 『東京都交通局100年史』44-45頁 ^ a b c d 『東京都交通局100年史』46-47頁 ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル』614号41頁 ^ 横浜市立図書館デジタルアーカイブ、京浜実業家名鑑より。 ^ a b c d e 『東京都交通局100年史』50-51頁 ^ a b c 『東京都交通局100年史』48-49頁 ^ a b 『都市交通の世界史』292-293頁 ^ 『東京市電気局三十年史』23-24頁 ^ 『両大戦間期の都市交通と運輸』8-11頁 ^ a b c d e 『東京都交通局100年史』52-53頁 ^ a b 『東京都交通局100年史』54-55頁 ^ 『東京都交通局100年史』56-57頁 ^ 『東京都交通局100年史』60-61頁 ^ a b c d 『東京都交通局100年史』62-63頁 ^ a b 『両大戦間期の都市交通と運輸』35頁 ^ a b c 『両大戦間期の都市交通と運輸』36-37頁 ^ a b c d 『東京都交通局100年史』64-65頁 ^ a b 『東京都交通局100年史』66-67頁 ^ 『両大戦間期の都市交通と運輸』42-43頁 ^ 『都電60年の生涯』192-193頁 ^ 『日本の市内電車』34頁 ^ a b 『東京都交通局100年史』82-83頁 ^ 『東京都交通局100年史』636-637頁 ^ a b 『東京都交通局100年史』84-85頁 ^ 『東京都交通局100年史』98-99頁 ^ a b c 「東京市街鉄道開業」中外商業1903年9月16日『新聞集成明治編年史. 第十二卷』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「電車車掌運転手罷業務」『東京時事新報』1912年1月1日(神戸大学附属図書館新聞記事文庫) ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 『鉄道省鉄道統計資料. 大正11年度』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 『鉄道統計資料. 昭和11年度 第3編 監督』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 都電荒川線で7701号車が営業運転を開始 - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2016年5月31日 ^ a b c 『わが街わが都電』161頁 ^ a b 「新橋上野間電車今日開通」日本新聞1903年11月25日『新聞集成明治編年史. 第十二卷』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 報道では2月25日「馬車鉄の馬も徴発」東京朝日新聞1904年2月25日『新聞集成明治編年史. 第十二卷』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「東京市告示第48号」『東京市公報』1914年4月14日 ^ a b c d e 『電気事業成績調書. 昭和4年度(第19回)』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 開業日8月10日『日本鉄道旅行地図帳』5号、37頁、『わが街わが都電』161頁 ^ 「東京市告示第21号」『東京市公報』1915年3月14日 ^ a b c d e 『電気事業成績調書. 大正11年度(第12回)』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「東京市告示第80号」『東京市公報』1918年6月29日 ^ 「外堀線延長開業」東京朝日新聞1905年5月6日『新聞集成明治編年史. 第十二卷』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ a b 『電気事業成績調書. 大正13年度(第14回)』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「東京市告示第268号」『東京市公報』1924年6月21日 ^ 「東京市告示第92号」『東京市公報』1923年4月21日 ^ 「東京市告示第99号」『東京市公報』1920年6月9日 ^ 「東京市告示第40号」『東京市公報』1914年3月15日 ^ 「東京市告示第218号」『東京市公報』1922年12月13日 ^ 「東京市告示第139号」『東京市公報』1922年8月2日 ^ 「東京市告示第58号」『東京市公報』1915年5月28日 ^ 「東京市告示第125号」『東京市公報』1919年10月1日 ^ 「東京市告示第124号」『東京市公報』1914年9月13日 ^ 『電気事業成績調書. 大正14年度(第15回)』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 告示では18日「東京市告示第40号」『東京市公報』1922年3月25日 ^ 「東京市告示第59号」『東京市公報』1917年6月9日 ^ a b 『電気事業成績調書. 大正12年度(第13回)』(国立国会図書館デジタルコレクション) ^ 「東京市告示第188号」『東京市公報』1923年4月15日 ^ 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交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース、2017年3月1日 ^ 都電、7両目の7700形が始動…7000形は残り3両 - レスポンス、2017年2月24日 ^ 荒川線で7706号車が試運転 - 交友社「鉄道ファン」railf.jp鉄道ニュース 2016年11月24日 ^ a b 都電荒川線に7700形車両を導入します(東京都交通局ホームページ) ^ 『路面電車EX2016年vol.07』62頁 ^ 『東京都交通局60年史』302頁 ^ 『都電車両総覧』22頁 ^ 『都電車両総覧』26頁 ^ 『都電車両総覧』23頁 ^ 『都電車両総覧』25頁 ^ a b 『都電車両総覧』24頁 ^ 『都電車両総覧』27頁 ^ a b 『都電車両総覧』28頁 ^ 『都電車両総覧』29頁 ^ 『都電車両総覧』30頁 ^ 『都電車両総覧』31頁 ^ a b 『東京都交通局100年史』222頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』157-158頁 ^ 『東京都交通局100年史』248-249頁 ^ 『東京都交通局100年史』575頁 ^ 『東京都交通局100年史』931頁 ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 『東京都交通局100年史』217頁 ^ a b c d e f g h i j k l m 『東京都交通局100年史』219頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』169-170頁 ^ 『東京都交通局100年史』928頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』169頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』168-169頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』167-168頁 ^ 『鉄道ピクトリアル』688号97頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』166-167頁 ^ 『伊勢丹百年史』(株式会社伊勢丹広報担当社史編纂事務局、1990年)121頁 ^ 『東京都交通局100年史』199-200頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』166頁 ^ a b c 『東京都交通局100年史』225頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』165-166頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』162-163頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』164-165頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』163-164頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』163頁 ^ 『東京都交通局100年史』855頁 ^ 『都電が走った街今昔』172-173頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』161-162頁 ^ 『都電が走った街今昔』115頁 ^ a b 『都電が走った街今昔Ⅱ』161頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』160頁 ^ カメリア会について ごあいさつ ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』159頁 ^ 『都電が走った街今昔Ⅱ』158頁 ^ a b c d 『東京市電気局三十年史』519-520頁 ^ a b 『都営交通100周年記念写真集 都電』95頁 ^ 和久田康雄『人物と事件でつづる私鉄百年史』鉄道図書刊行会、1991年、1頁 ^ 『鉄道ピクトリアル』734号 ^ たとえば、保育社カラーブックス712 林順信・諸河久著『おもいでの都電』(1986年)掲載写真など。 ^ たとえば、野尻泰彦『東京都電風土記』(伸光社、1984年)309頁掲載 志村坂上停留場写真など。 ^ 野尻泰彦『東京都電風土記』247頁 三ノ輪橋停留場、251頁 小台停留場、289頁 庚申塚停留場撮影写真による。 参考文献[編集] 交通局史[編集] 『東京都交通局四十年史』東京都交通局、1951年 『東京都交通局60年史』東京都交通局、1972年 『東京市電気局三十年史』クレス出版<公営交通事業沿革史戦前篇>、1990年 『東京都交通局100年史』東京都交通局、2012年 一般書籍[編集] 『都電60年の生涯』東京都交通局、1971年 雪廼舎閑人『都電百景百話』大正出版、1982年 『わが街 わが都電』東京都交通局、1991年 林順信『都電が走った街今昔』JTBパブリッシング、1996年 林順信『都電が走った街今昔Ⅱ』JTBパブリッシング、1998年 江本廣一『都電車両総覧』大正出版、1999年 諸河久『都電系統案内 -ありし日の全41系統』ネコ・パブリッシング、2001年 和久田康雄『日本の市内電車 一九八五 - 一九四五』成山堂書店、2009年 老川慶喜編著『両大戦間期の都市交通と運輸』日本経済評論社、2010年 『都営交通100周年記念写真集 都電』東京都交通局、2011年 寺田一薫ほか『都市交通の世界史』悠書館、2012年 雑誌[編集] 『鉄道ピクトリアル』通巻614号、電気車研究会、1995年12月 久保大「都電と呼ばれて50年 東京における軌道事業のあらまし」10-16頁 江本廣一「東京市電〜都電 車両大全集」41-61頁 『鉄道ピクトリアル』通巻688号臨時増刊号、電気車研究会、2000年7月 井口悦男「都電青山車庫の遺構を調査して」97-101頁 『鉄道ピクトリアル』通巻734号臨時増刊号、電気車研究会、2003年7月 出崎宏「横浜へ自力で走行していった京王1形 」 『路面電車EX2016年vol.07』イカロス出版、2016年5月 堀切邦生「都電荒川線いまむかし」14-68頁 関連項目[編集] 都営交通 東京都地下高速電車(都営地下鉄) 東京都乗合自動車・東京都貸切自動車(都営バス) 東京都無軌条電車(都営トロリーバス) 東京都懸垂電車(都営モノレール) 日暮里・舎人ライナー 東京臨海高速鉄道 ゆりかもめ [表示] 表 話 編 歴 PrefSymbol-Tokyo.svg 都営交通 [表示] 表 話 編 歴 日本の路面電車 [表示] 表 話 編 歴 PASMO加盟事業者 執筆の途中です この項目は、鉄道に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:鉄道/PJ鉄道)。 カテゴリ: 日本の路面電車路線東京都交通局の鉄軌道事業