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紀の川市
きのかわし
紀の川市
Kokawadera-N0176.JPG
粉河寺
国 日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 和歌山県
団体コード 30208-2
法人番号 4000020302082
面積 228.21km2
総人口 61,211人
(推計人口、2017年5月1日)
人口密度 268人/km2
隣接自治体 和歌山市、海南市、岩出市、
伊都郡かつらぎ町、海草郡紀美野町
大阪府:泉南市、泉佐野市、貝塚市、
岸和田市
市の木 キンモクセイ
市の花 モモ
市の鳥 ウグイス
紀の川市役所
市長 [編集]中村愼司
所在地 〒649-6492
和歌山県紀の川市西大井338番地
北緯34度16分10.4秒東経135度21分45.2秒座標: 北緯34度16分10.4秒 東経135度21分45.2秒
紀の川市役所 本庁舎
外部リンク 紀の川市
紀の川市位置図
■ ― 市 / ■ ― 町・村
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紀の川市(きのかわし)は、和歌山県の北部に位置する市である。
目次 [非表示]
1 地理
2 沿革
3 行政
3.1 市長
3.2 副市長
3.3 市章
4 経済
4.1 産業
4.1.1 主な産業
4.1.2 就業人口の構成について
4.1.3 紀の川市で事業を営む主な企業
4.2 金融機関
4.3 日本郵政グループ
5 地域
5.1 人口
5.2 行政サービス
5.2.1 市役所・分庁舎
5.2.2 図書館
5.3 教育
5.3.1 小学校
5.3.2 中学校
5.3.3 高等学校
5.3.4 大学
6 交通
6.1 鉄道路線
6.2 路線バス
6.3 コミュニティバス
6.4 道路
6.4.1 高速道路
6.4.2 一般国道
6.4.3 県道
6.4.4 紀の川市道
6.4.5 道の駅
7 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
7.1 祭事
7.2 神社・仏閣
7.3 自然景勝地・公園・レジャー施設等
7.4 歴史遺産・文化財・博物館等
7.5 アウトドア・スポーツ関係
7.6 特産品の施設
8 出身有名人
9 出身有名動物
10 脚注
11 関連項目
12 外部リンク
地理[編集]
紀の川市は和歌山県の北部(紀北)に位置し、西側は岩出市と和歌山市、東側は伊都郡かつらぎ町、南側は海南市および海草郡紀美野町に接している。北側はすぐ大阪府で、岸和田市、貝塚市、泉佐野市、泉南市に接している。ただ、貝塚市については現在のところ、同市と紀の川市を直接結ぶ道路は整備されていない。
紀の川市は北に和泉山脈、南に紀伊山地を控え、この間を東西に市名の由来でもある一級河川紀の川が貫流している。南部からは貴志川が紀の川に合流しており、平野部はこれらの河川に沿って発達している。
なお、紀の川市の総面積は228.54km2で、和歌山県全域の約5%を占める。
沿革[編集]
2005年(平成17年)11月7日 - 那賀郡打田町、粉河町、那賀町、桃山町、貴志川町の合併により誕生。「紀の川市」という市名は公募[1] によって決められた。
2006年(平成18年)11月1日 - 市民憲章 が制定される。
2008年(平成20年)
3月31日 - 紀の川市の目指すべき将来のまちづくりのための『第1次紀の川市長期総合計画』が策定される。
4月1日 - 市のコミュニティバス『紀の川市政バス』の運行(和歌山バス那賀に運行を委託)が始まる。
行政[編集]
市長[編集]
中村愼司(初代。旧貴志川町長)
副市長[編集]
林信良
市章[編集]
紀の川市の「紀」の文字をデフォルメし、自然の豊かさに包まれた快適な都市をデザインしたもので、市を象徴する「紀の川」の流れや、澄んだ空をイメージしたブルーを基調に、中心から交流の輪が広がる様子を描いている。全国から募集し、神戸市在住の女性の作品が採用された。
「紀の川市」の市章が選定されました。
経済[編集]
産業[編集]
主な産業[編集]
第一次産業が盛んであるが、工業製品も数多く生産されている。紀の川市の発足前から業務を営む地元の中小企業が多い。老朽化・手狭になった都心・郊外から移転してきた大手企業の事業所・工場もある。
農業が盛んであり、特に果樹栽培で知られる。合併前の各自治体が特産物育成に注力していた背景もあり、モモ(旧桃山町、旧粉河町)、イチゴ(旧貴志川町、旧打田町)、ハッサク(旧粉河町)、イチジク(旧打田町)、キウイフルーツ(旧那賀町)においては県内一の生産量を誇り、他にウンシュウミカン、ウメ、カキなどの生産が盛ん。とりわけ、モモ、イチゴ、ハッサク、イチジク、キウイ、カキ(紀の川柿)の6種は県外への出荷も多いためPR用にマスコットキャラも作っている。また、タマネギ、ナスなどの野菜や花卉栽培も盛んで、葉ボタンの生産は日本一となっている。
就業人口の構成について[編集]
紀の川市における就業人口の構成を見ると、第一次産業従事者は21.0%で、和歌山県全体の平均の10.6%の2倍近い割合で、農業が盛んである。特に旧粉河町と旧桃山町では第一次産業従事者割合が高くなっている。一方、旧貴志川町はこれらと対照的に第一次産業従事者が県の平均を下回り、第二次産業の割合が高くなっている。ちなみに最近では、市内でサービス業やIT関連事業を営む事業者も増えている。
紀の川市で事業を営む主な企業[編集]
パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場
パナソニック株式会社 エナジー社 和歌山工場
総合車両製作所和歌山事業所
和歌山バス那賀
紀北印刷 (紀の川市西大井133)
1965年(昭和40年)11月22日に設立された印刷業者。企画・デザインから印刷・製本に至るまで一括して手がける。企業のホームページの委託制作も手掛けている。
ハグルマ
初光酒造(紀の川市貴志川町丸栖87)
1897年(明治30年)創業の日本酒メーカー。主な銘柄は「よろこびの酒」「ワールドカップ」。
梅丹本舗 - 2016年9月に本社工場を移転。
金融機関[編集]
紀陽銀行 粉河支店(粉河)、桃山出張所(桃山町元)、貴志川支店(貴志川町神戸)、名手支店(名手市場)、打田支店(上野)
南都銀行 粉河支店(粉河)
きのくに信用金庫 桃山支店(桃山町元)、打田支店(西大井)、貴志川支店(貴志川町前田)
日本郵政グループ[編集]
集配郵便局
池田郵便局(東大井) ★
貴志川郵便局(貴志川町神戸) ★
粉河郵便局(粉河) ★
桃山郵便局(桃山町元) ★
名手郵便局(名手市場) ★
無集配郵便局
打田郵便局(打田)
打田南中郵便局(南中)
丸栖(まるす)郵便局(貴志川町丸栖)
貴志川長山郵便局(貴志川町長山)
粉河北石町(きたいしまち)郵便局(粉河)
川原郵便局(野上)
粉河鞆渕(ともぶち)郵便局(中鞆渕)
粉河荒見郵便局(荒見)
紀伊長田駅前郵便局(嶋)
桃山黒川郵便局(桃山町黒川)
麻生津(おうづ)郵便局(北涌)
簡易郵便局
下井阪簡易郵便局(下井阪)
貴志川井ノ口簡易郵便局(貴志川町井ノ口)
調月(つかつき)簡易郵便局(桃山町調月)
細野簡易郵便局(桃山町中畑)
簡易郵便局を除く各郵便局にゆうちょ銀行のATMが設置され、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施(2012年9月現在)。
※紀の川市の郵便番号は以下のとおり。
「640-04xx」=旧貴志川町域。貴志川郵便局の管轄。
「640-13xx」=旧桃山町域(桃山町峯、桃山町中畑、桃山町垣内(かいと))。国吉郵便局(海草郡紀美野町田(た))の管轄。
「649-61xx」=旧桃山町域(前述以外の地域)、旧打田町域(高野、竹房(451番地以上))。桃山郵便局の管轄。
「649-64xx」=旧打田町域(前述以外の地域)。池田郵便局の管轄。
「649-65xx」=旧粉河町域。粉河郵便局の管轄。
「649-66xx」=旧那賀町域。名手郵便局の管轄。
地域[編集]
人口[編集]
平成22年国勢調査(速報値)より前回調査からの人口増減をみると、2.97%減の65,845人であり、増減率は県内30市町村中5位。
Demography30208.svg
紀の川市と全国の年齢別人口分布(2005年) 紀の川市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 紀の川市
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
紀の川市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 61,317人
1975年 61,279人
1980年 62,218人
1985年 64,431人
1990年 65,126人
1995年 68,802人
2000年 70,067人
2005年 67,862人
2010年 65,840人
2015年 62,616人
総務省統計局 国勢調査より
行政サービス[編集]
市役所・分庁舎[編集]
各分庁舎には市役所の各部署が分散し、基本的な窓口業務を行う支所が設置されている。
本庁舎 - 紀の川市西大井338
粉河分庁舎 - 紀の川市粉河412
那賀分庁舎 - 紀の川市名手市場146-4
桃山分庁舎 - 紀の川市桃山町元381
貴志川分庁舎 - 紀の川市貴志川町神戸327-1
図書館[編集]
打田図書館
粉河図書館
那賀図書館
桃山図書館
貴志川図書館
教育[編集]
小学校[編集]
紀の川市立安楽川小学校
紀の川市立池田小学校
紀の川市立麻生津小学校
紀の川市立上名手小学校
紀の川市立川原小学校
紀の川市立粉河小学校
紀の川市立田中小学校
紀の川市立田中小学校赤尾分校【休校】
紀の川市立田中小学校高野分校
紀の川市立調月小学校
紀の川市立鞆渕小学校
紀の川市立名手小学校
紀の川市立長田小学校
紀の川市立中貴志小学校
紀の川市立西貴志小学校
紀の川市立東貴志小学校
紀の川市立丸栖小学校
紀の川市立桃山小学校
紀の川市立竜門小学校
中学校[編集]
紀の川市立荒川中学校
紀の川市立打田中学校
紀の川市立打田中学校仙渓分校
紀の川市立貴志川中学校
紀の川市立粉河中学校
紀の川市立鞆渕中学校
紀の川市立那賀中学校
高等学校[編集]
和歌山県立粉河高等学校
和歌山県立貴志川高等学校
大学[編集]
近畿大学生物理工学部
交通[編集]
JR打田駅(市役所の最寄り駅)
国道480号線(紀の川市と大阪府、有田市方面を結ぶ一般国道)
国道24号線(紀の川市と和歌山市方面、奈良県方面を結ぶ一般国道)
紀泉高原林道線(和泉葛城山頂を経由して、大阪府岸和田市へ行くことができる)
市外への通勤・通学先としては、和歌山市が最も多い。
鉄道路線[編集]
市の中心駅:粉河駅及び打田駅
西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線
名手駅 - 粉河駅 - 紀伊長田駅 - 打田駅 - 下井阪駅
和歌山電鐵貴志川線
大池遊園駅 - 西山口駅 - 甘露寺前駅 - 貴志駅
路線バス[編集]
和歌山バス那賀
コミュニティバス[編集]
紀の川コミュニティバス
紀の川市地域巡回バス
道路[編集]
高速道路[編集]
京奈和自動車道(紀北東道路・紀北西道路)
(かつらぎ町) - 紀の川東IC - 紀の川IC - (岩出市)
一般国道[編集]
国道24号
国道424号
国道480号
県道[編集]
和歌山県道3号かつらぎ桃山線
和歌山県道4号高野口野上線
和歌山県道7号粉河加太線
和歌山県道10号岩出野上線
和歌山県道13号和歌山橋本線
和歌山県道14号和歌山打田線
大阪府道・和歌山県道62号泉佐野打田線
和歌山県道119号中三谷下井阪線
和歌山県道120号上鞆淵那賀線
和歌山県道121号西川原名手市場線
和歌山県道122号西川原粉河線
和歌山県道123号荒見粉河線
和歌山県道124号粉河寺線
和歌山県道126号粉河那賀線
和歌山県道127号中尾名手市場線
和歌山県道128号桃山下井阪線
和歌山県道129号垣内貴志川線
和歌山県道130号桃山丸栖線
和歌山県道131号新田広芝岩出停車場線
和歌山県道132号船戸停車場線
和歌山県道134号小豆島岩出線
紀の川市道[編集]
紀泉高原林道線(通称:紀泉高原スカイライン)
重谷林道線
道の駅[編集]
青洲の里
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事[編集]
祭事[編集]
春季(3〜5月)
秋葉山公園桜まつり
百合山花まつり
桃山まつり
夏季(6〜8月)
粉河まつり
秋季(9〜11月)
青洲まつり
百合山ウォークラリー
冬季(12〜2月)
長田観音初午・二の午
神社・仏閣[編集]
粉河寺
海神社
春日神社
三船神社 - 国の重要文化財3棟
粉河寺 - 西国三十三所、庭園は国の名勝、国の重要文化財4棟
興山寺 - 本堂は国の登録有形文化財
十禅律院
光明寺
名手八幡神社
貴志川八幡宮
長田観音
鞆淵八幡神社 - 沃懸地螺鈿金銅装神輿は国宝、室町時代建立の大日堂と本殿は国の重要文化財
自然景勝地・公園・レジャー施設等[編集]
神通温泉
きしべの里
平池(平池緑地公園)
屋形船
秋葉山公園
桜池
龍門山の磁石岩
キイシモツケ群生地
深山渓谷
雄滝雌滝
大池遊園
歴史遺産・文化財・博物館等[編集]
春林軒
青洲の里 - 春林軒、フラワーヒルミュージアム、華岡青洲顕彰記念公園
旧名手宿本陣 - 華岡青洲の妻加恵の実家、国の重要文化財3棟、国の史跡
猿岡山城跡 - 粉河寺を牽制するために藤堂高虎が猿岡山(現・秋葉山)に築城した
紀伊国分寺 - 国の史跡
史跡紀伊国分寺跡歴史公園
紀の川市歴史民俗資料館
桃りゃんせ夢工房
ほん木もん
西行法師像
西光万吉寓居跡 - 不戦和栄の碑
美福門院供養墓地
古墳
丸山古墳 - 県指定史跡、円墳
罐子塚古墳 - 円墳
双子三昧塚古墳 - 前方後円墳
平池古墳群 - 円墳および前方後円墳
上瑞古墳 - 円墳
高尾山1号墳 - 円墳
貝束壺古墳群 - 円墳
七ツ塚古墳群
八幡塚古墳
アウトドア・スポーツ関係[編集]
和泉葛城山展望台
紀の川市切畑
大阪府岸和田市塔原町
大阪府貝塚市蕎原
ハイランドパーク粉河
百合山遊歩道ハイキングコース
細野渓流キャンプ場
和泉葛城山
龍門山ハイキングコース
寺山&龍門山スカイスポーツ - パラグライダーのテイクオフ基地
紀の川市桃源郷運動公園陸上競技場
特産品の施設[編集]
めっけもん広場
花野果さん
雨山観光農園
観光特産センターこかわ
貴志川観光物産センター
桃山特産センター
出身有名人[編集]
華岡青洲
華岡青洲 - 江戸時代に世界で初めて全身麻酔による手術に成功した医師
松山棟庵 - 幕末・明治時代の医師
千田軍之助 - 衆議院議員、ジャーナリスト
西行 - 平安時代末期の武士・歌人・僧侶
明算 - 平安時代の僧侶、中院流の開祖
保田龍門 - 画家・彫刻家
桂文福 - 落語家
堀戸けい - 漫画家
薪谷翠 - 柔道家
羽畑公貴 - サッカー選手
久保裕一 - サッカー選手
伊勢川真澄 - 元プロ野球選手
岩田徹 - 元プロ野球選手
西川遥輝 - プロ野球選手(北海道日本ハムファイターズ)
益田直也 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
平井諒 - プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
坂口真規 - プロ野球選手(読売ジャイアンツ)
山崎晃大朗 - プロ野球選手(東京ヤクルトスワローズ)
小坂将商 - 高校野球指導者(智辯学園高校・硬式野球部監督)
出身有名動物[編集]
たま (猫の駅長)
たま - 和歌山電鐵貴志川線貴志駅駅長を務める雌の三毛猫(旧:貴志川町)
ミーコ - たまの母親で、和歌山電鐵貴志川線貴志駅助役を努め、他界後に永久助役になった雌の三毛猫(旧:貴志川町)
脚注[編集]
[ヘルプ]
^ 新市の名称が 「紀の川市」 に決定しました(那賀5町合併協議会)
関連項目[編集]
Large format camera lens.jpg 紀の川市に関連するメディアがあります。
ウィキメディア・コモンズには、紀の川市に関連するメディアがあります。
Category:紀の川市
日本の地方公共団体一覧
日本の市町村の廃置分合
外部リンク[編集]
オープンストリートマップには、紀の川市に関連する地理データがあります。
紀の川市
紀の川市観光ガイド
[隠す]
表 話 編 歴
和歌山県の旗 和歌山県の自治体
市部
和歌山市 海南市 橋本市 有田市 御坊市 田辺市 新宮市 紀の川市 岩出市
海草郡
紀美野町
伊都郡
かつらぎ町 九度山町 高野町
有田郡
湯浅町 広川町 有田川町
日高郡
美浜町 日高町 由良町 印南町 みなべ町 日高川町
西牟婁郡
白浜町 上富田町 すさみ町
東牟婁郡
那智勝浦町 太地町 古座川町 北山村 串本町
Wikipediaの記事を引用/参考します。(CC BY-SA 3.0)