ネット碁
ネット碁 入口
世界の囲碁愛好家
将棋は世界各国で異なる形で存在します。文字の関係もあるのでしょうか。
囲碁は文字と無縁なので、ほぼ同じルールで世界各国で行われています。
世界での競技国Top10は、中国、韓国、日本、アメリカ、ロシアドイツ、イギリス、オランダ、
ブラジル、フランス で合計3800万人とされています。
日本は500万人とされています。一説では、200万人と言われています。宗教の信者数と
類似したところがあり、数字は割り引いて評価したほうがよいようです。
ネット囲碁の参加者は、最大規模のパンダネットや東洋囲碁でも数万人とされていますので、
ネット囲碁の普及度は、思ったほど認知されていないのかも知れませんね。
日本の囲碁界はトップレベルだと、漠然と思っていました。
テニスや卓球界では世界ランクが話題になりますが、囲碁で話題になることは、あまりありませんね。
囲碁世界ランキングを検索してみると、ありました。
ここ
う! 日本人が少ない。最上位が井山さんで7位。....がっかり。トップは日本が占めていると
漠然と思っていたのに。
日本のトッププロでも、世界からみると色あせてしまうのでしょうか。
囲碁対局
碁会所ばかりでなく、ネットでも可能になり、出会いの場は増えましたが。逆に場に節する機会が減るという皮肉な状態です。
ネット囲碁は気楽に打てるのが、最大の魅力でずか、対局相手が見つからないことが起こり勝ちです。
ネット碁のサイトは多々あります。いずれも楽しめる優良サイトばかりです。
もっと気楽に打ちたいと考え、次のような特色を出しました。
相手が見つからないときは、ロボットと対局し、相手が見つかり次第、切り替えるという仕組みにしました。
対局しながら、相手を待っていただくことができます。
一手毎の秒読+考慮時間制です。氏名も実名もしくは、準拠する名称をお願いしています。
これにより、対局マナーの維持を図っています。
利用者の良くないマナー行為で、不愉快な対局にならないよう、碁会所維持に努めて参ります。
19路と13路の二種類を設けています、13路盤で親しんで頂けたら嬉しいです。
会員登録で入力するのは、名前とE-Mail等だけです。
無料会員は、一定期間内に一定数(現在は、7日間で7局の権利)としていますが、一定期間を過ぎたら対局可能になります。(現在は、7局の権利が復活します)
考慮時間はなく、一手20秒(現在)になります。
有料会員は、対局制約はありません。一手 30秒+考慮時間3回(現在)
棋譜再現、検討機能が使えます。
プリペイド式です。個人情報の通知は不要です。Emailと氏名のみです。
入門、詰碁、指導碁は他の優れたサイトのご利用を願います。
碁会所
碁を打つ場所は碁会所と呼ばれています。、碁の会所という意味ですね。将棋の場合は、将棋センターというようです。併設している場合が多いようです。
最近は、実物の碁盤を置かず、パソコンを置いて、ネット囲碁を通じて対局する碁会所も散見されます。時代ですね。
繁華街や住宅地の一角に構えていることが多いです。
来客者の棋力、性格を考慮して、対局相手をマッチングさせることも、大事な要素です。
インターネット碁が普及した現在では、常連客が固定化し、新規参入する人が減少しているとも言われます。
席料を支払い、対局するスタイルは不変と見られるが、裾野を広げるための努力が課題となっています。
将棋では、将棋センター/将棋道場と称することがあり併設している店も多い。
麻雀の雀荘は、面子が揃ってから入店しますが、碁会所は、入ってから相手を決めて貰えるので、形態が異なります。
常連客の中には、初心者や初顔との対局を敬遠する人がいます。その結果、入店しても相手が見つからず、失望して撤退する人もいます。
残念なことです。
最近は、囲碁カフェ/囲碁喫茶 という店が登場しました。 普通の喫茶店としての利用もできるので、碁会所より入りやすいと思います。
これをきっかけに、囲碁人口が増えればいいですね。
碁会所は、名前を変えて増加中です。囲碁カフェ、囲碁喫茶、囲碁サロン、囲碁ラウンジ、囲碁倶楽部、囲碁クラブなどがあります。
碁か囲碁か
最近は「碁」と言うケースか多い感じがします。
碁石を使うゲームは乱碁、弾碁、格碁、連珠というものが過去にありました。
近年、王銘エンさんが純碁を考案され、普及に努められています。
「碁」と表記すると、どれを指すか不明なので、「囲」という字をつけて囲碁にしたとのことです。「本碁」とも言います。
本来は「碁」だってのでしょうね。諺などの通語で、囲碁を打つ人のことを「碁打ち(ごうち)」と言いいます。
「囲碁打ち」とは言いませんね。
囲碁対局
「対局」は、囲碁や将棋の対戦に限定された言い方です。
囲碁の対戦のことを「囲碁対局」と称します。
オセロやチェスも対局でよさそうです。
転じて、二人で競うボードゲームの対戦を対局と称するようになったようです。
囲碁ゲーム
囲碁をゲームとみなすか否かは、賛否が分かれるところですね。
総論的な分類で言えば、ボードゲームの一種なので、ゲームに分類されます。
しかし、競技者文化として、ゲームと同一視されるのを不快に思う人もいるようです。プロが存在するからでしょうか。
でも、麻雀にもプロがいますし違うようです。
家元制度が存在した影響がありそうです。
華道、茶道は興味のない人からみると、ゲーム類と同格ですし、歌舞伎も芝居の一つに過ぎないし芸人に分類されます。
でも、そういうと不快に感じるファンもいます。..家元制度元凶論は、当たらずとも遠からずでしょうか
囲碁無料ゲーム
無料の囲碁対局場のことを指します。ゲーム感覚で対局できるのが多いようです。
ハンドルネームやニックネームで対局することが多いので、マナー維持が難しいようで、悪いマナーの人が散見されます。
有料の対局場では、本名対局のケースになるせいか、総じてマナーが良いようです。
ネット碁会所の未来
ネット囲碁の未来はどうだろう、ネット環境の進化は、動画配信の更なるニーズでスピードは早くなるでしょう。
既に、ネット囲碁対局で必要な速度に達したとみていいでしょう。
将来のネット囲碁は、チャット機能がもっと充実して、岡目八目的な外野の声援が可能になるでしょう。でもチャット機能ってひつようでしょうか。
囲碁は手談というくらいで、無言で打つのが自然だと思います。とはいうものの、軽い会話は交わしたいし、相手の顔も見てみたい。それは自然だと思います。
それも未来のネット囲碁に期待です。
ネット囲碁への望みは、悪いマナーの人をいかに退場頂くかが大きいですね。
ネット囲碁の理想は 同程度の棋力の人と、短時間で組合わさることです。しかし実現は難しい。
一局終わるのに40分以上要するし、棋力の幅は大きいので、利用者がある程度多い対局場でも、待たされがちです。
日本の囲碁人口は、200万人とも400万人ともいわれていますが、ネット囲碁に参加している総数は、一説によると
10万人です。まだまだ参加していない人が多いですね。参加者が増えてくれることが、理想であり、希望であります。
囲碁対局の未来
ネット囲碁が普及したとはいえ、リアル対局がベースになります。
整地ができない人がふえています。ネット対局している分には支障はありませんが、リアル対局するとき、少し恰好が付かないですね。
整地できることは基本だと思います。
昔ながらの碁会所が理想的な場所だと思います。料金も安価で一日中打てます。
しかし、初心者を敬遠したり、飛び入りだと相手を見つけて貰えず、失望することも多々あります。
席亭の運営姿勢に左右されるので、当たり外れが大きくなるのは仕方ないのかもしれません。
碁会所は、囲碁サロンと名前を変えたところもありますが、本質は同じようです。
最近は、囲碁ガールも増加しているせいか、違った形式の店が増えているともききます。
囲碁喫茶、囲碁カフェ、囲碁ラウンジが存在します。
「囲碁喫茶開業について」なるページも存在します。
ここ
ネット碁会所の利用者数
囲碁の競技人口は
ここ
ここ
ここ
によると、300万人弱になっています。
しかし毎年100万人単位で増減しているので、信憑性はどうなんでしょうね。有意差をどう見たらいいのかわかりませんが、少なくとも250万人程度は居るということでしょうか。
将棋人口の1/3といった感じですね。将棋のほうが親しみやすいのでしょうか。 麻雀と将棋は同じ感じ。
麻雀と将棋は、対局前に習得するルールは、囲碁に比べて圧倒的に多いのにね。ルールの数ではないようです。
囲碁もそうですが、2009年、2010年に急増しているのは、インターネットを考慮したとのことですが、一時的な増加の説明がつきません。不思議です。
ネット碁会所の利用者数は、公表されていませんので実数が判りませんが、最大を自負している処は、8万人とあります。
二位以下の大手は、1~2万人でしょうか。合計しても20万人です。全体の1割でしょうか。
日本の宗教の信者数は、総計すると2億人になるらしい。重複が多いのでしょうね。実数は1/3程度でしょうか。
それを踏まえると、ネット碁会所の利用者は 10万人程度とも思えます。
想像していたより少ないです。(2016.11.27)
ネット碁会所の検討機能
対局後の棋譜再現は、標準機能として備わっているところも多いです。
対局双方が指摘しあったり、指導してもらえる検討機能を有するところもあります。パンダネットやネット棋院 ネット碁サロン「石音」などで可能のようです(2016.11.27)
ネット囲碁対局の検討機能▲
ネット碁会所の棋譜管理
ネット囲碁の最大のメリットは棋譜が残せることですね。
対局の進行管理は、SGF(Smart Game Format)といわれる形式で保持します。
(*)初期のネット碁では、独自書式でした。
そのお陰で否応なしに棋譜が残ることになります。
再現や、検討に活用されています。
棋力が高い人は、自分の対局進行は記憶していますが、多くの愛好者は、覚えることは困難です。
一般のリアル対局では、棋譜を残すことはありません。局後の検討がなされないのは、手順の記憶の問題もありそうです。
ネット囲碁では、棋譜が残るので、局後の検討が楽に行えます。このメリットは大きいです。
ネット囲碁対局の棋譜管理▲
ネット碁会所の死活判定
多くのネット碁会所では、自動判定してくれます。
死活の判定の完全自動化はまだ実現していません。 ダメや欠け目が残った状態で終局したとき、誤審するケースがあります。
「隅の曲がり4目」は判定してくれますが、セキ含みで周囲にダメがあいていると間違えるケースがあります。
誤審したときの救済の有無は、ネット碁会所の運営方針に依存します。自動判定で終了する処もあります。補正できる処もあります。
碁の性格上、補正は対局者の善意に基づきます。でも残念なことに、不正をする人が散見されます。
補正機能は、死石を指定できたり、手入れの石を打てたりして、双方納得すれば、終了となります。
しかし、死石を生き返らせたりして、確認のキャッチボールが永遠に続く事態になることがあります。
数回のキャッチボールで合意しないときは、なんらかの勝敗で終了することが多いようです。
ネット囲碁対局の死活判定▲
ネット囲碁のクリックミス
利用端末が パソコンだと、マウスのクリックが着手になります。
パソコン初心者だとマウスのクリック操作が不慣れな人がクリックミスして、意図しない箇所に着手することがあります。
二度押しモードを設けているサイトもありますが、ワンクリックで実行している人が多いように思います。
最近は、タブレットやスマホでの利用者が増えています。マウスという概念がないので、タッチが着手になります。
パソコンよりもクリックミスを誘発しやすいので、注意が必要です。
馴染みやすい二度押しモードがあればいいのですが。
ネット囲碁対局のクリックミス▲
ネット碁会所の棋力
棋力の判定は難しく、相対的なものになります。リアル碁の認定会でも原理は相対的です。
初段でも サイトによってかなり実力差がでることがあります。 「xxxサイトの初段」という表現になっいます。
有段者が多いサイトと、級位者が多いサイトでも異なってきます。
最初は、自己申告でスタートして、スコア管理しているサイトが多いようです。そうではなく、スタート時点に同じスコアで開始するサイトもあります。
最初に自己申請で設定する方式と、最初は、10級とか20級とかでスタートして、対局結果で昇級する方式
が代表的です。
対局結果で昇級する方式でも、直接の勝敗をスコア化して、単純に棋力に反映する方式と、レーディングといわれる、
相手の棋力を鑑みて、連勝具合で多く加算するなど調整する方式。など多々あります。
リアル碁会所では、日本棋院/関西棋院の公式判定/認定の目が入るので、棋力のブレは比較的少ないです。
ネット囲碁では、会員全体の中での勝敗になるので、相対的評価にならざるを得ないので、ネット碁会所ごとに棋力がことなることになります。
ネット囲碁対局の棋力▲
ネット碁会所のレーティング
勝敗でスコアを増減し棋力判定するのは、直観的にわかりやすいです。
回線切れで負けることがあります。
その時の体調に左右されることもあります。急用や電話で止む無く投了しても減点になります。その面で単純なスコア管理では厳しすぎると言われています。
もっと長期的にみて棋力を判定しようということで、登場したのが
レーティングシステムです。採用しているサイトもあります。
ネット囲碁対局のレーティング▲
ネット碁会所の棋力詐称
棋力は自己申告なので、確認する術がありません。 わざと実力より低い棋力で申告する人が散見されます。 その人の真意は解りませんが、黒番で相手を負かすことで、自己満足し、快感に浸るようです。
サモシさが見え隠れして嫌な印象を与えます。悪マナーの一つとされます。
ネット囲碁対局の棋力詐称▲
ネット碁会所の年齢詐称
年齢を入力するサイトがあります。実際と違う年齢を入力される人が散見されます。確かめる術がないのですが、高い年齢で登録して、上から目線でチャットする人がいます。
真意は図りかねますが、悪マナーの一つです。
ネット囲碁対局の年齢詐称▲
ネット碁会所の性別詐称
性別を入力するサイトがあります。実際と違う性別を入力される人が散見されます。確かめる術がないのですが、女性で登録される人がいます。
女性のほうが組み合わせに有利なのでしょうか。悪マナーの一つです。
ネット囲碁対局の性別詐称▲
ネット碁会所の職業詐称
職業を入力するサイトがあります。実際と違う職業を入力される人が散見されます。確かめる術がないのですが、高尚な職業で登録し上から目線でチャットする人がいます。
悪マナーの一つです。
ネット囲碁対局の職業詐称▲
ネット碁会所の住まい詐称
住まいを入力するサイトがあります。実際と違う住まいを入力される人が散見されます。確かめる術がないのですが、大都市で登録される人がいます。
大都市 ほうが組み合わせに有利なのでしょうか。悪マナーの一つです。
ネット囲碁対局の住まい詐称▲
コウ
コウ..劫と書きます。入門者にとって、難しいようです。
・本コウ、一手ヨセコウ、二手ヨセコウ、三手以上、万年コウ、二段コウ、三段コウ、両コウ、ソバコウ、損コウ
・花見コウ、天下コウ、半コウ、無コウ、コウ移し、コウ自慢、コウ含み、超コウ(スーパーコウ)ルール
・コウの解消
関連用語は、これだけあります。この他にもあるかもしれません。コウを理解すれば、用語の意味は自然と理解できます。
「三コウ無勝負」もあります。本能寺の変の直前に現れたといいますね。
関連格言は、
・両コウ三年のわずらい
・初コウにコウなし
・三手ヨセコウはコウにあらず - ヨセコウでも、三手ヨセコウとなるとコウに勝つために払わねばならない犠牲が大きすぎ、ほとんどの場合争う価値がないことを指した格言。
・まずコウを取れ
・損コウたてるべからず
等があります。
「両劫に仮生一つ」は「如仏の判決」とも関連され、興味深い例です。
三コウは不吉の前兆とされます。ほかに四コウ、五コウというものもあるそうです。
ここ
五コウは、落語の寿限無に出てきます「寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ~」....思わず納得。
ナカデ
「中手」と書いて「ナカデ」と読みます。濁ります。
本因坊秀策全集 によれば「點」と書くそうです。
一言でいえば、一連の空間を一眼に導く手です。
・三目ナカデ
・四目ナカデ
・五目ナカデ
・六目ナカデ(花六)
定石やルールではないですが、知って置かないといけない事項です。コウと違い、初心者にもわかりやすいと思います。
セキ
漢字表記は、「関」「關」と書きます。
初心者でなくても、セキに気づかず、勝っている碁を落とすこともあります。ある程度棋力がないと理解しにくい事象です。
対局者双方が気づかないと、セキが崩れて、勝敗が逆転することもママあります。「知らない」とは怖いモノです。
セキ関連では、「隅のマガリ四目」は規約により死。があったり「長生」「取らず三目」があります。
「囲碁のルールは単純だ」と言われます。そうなのでずか、セキ、コウなどの知って置かないと互角に打てない用語/概念があります。
これが、初心者にとって高いハードルになるのですよね。
シチョウ
漢字表記は、「征」ですが、通じにくいですね。「四丁」とも書きますが、こちらも通じない。
「シチョウ知らずに碁を打つな」という格言もありますが、シチョウアタリが読めないと、シチョウか否かは解りません。
初心者には習得しにくい概念です。知らずに逃げだして、大きく取られてしまうことがあります。
「ぐるぐる回し」などもシチョウの一種だとも言えますね。
アゲハマ
ハマともいいます。漢字表記がみつかりません。
アゲハマは取った側の碁笥にいれ、終局時に相手の地を埋めていきます。これは日本ルールです。
中国ルールでは、アゲハマは相手に返します。...アゲハマを自側に置いておくことはありません。なのでアゲハマに該当する漢字がないのかなぁ。
将棋は、取り上げた駒を自分の駒として使えます。このルールは日本で生まれたようです。その発想で、取り上げた石を相手の地を埋める駒として使うようになったのかも。
なんか、通じるものを感じますね。
ゲタ
石を取る手筋の一つ。単純な形は理解も容易ですが、隙間が多く、ゲタになっていないように見えて、実はゲタ。ということもあります。
型を多く見て、慣れていくしかないようです。
日本ルールと中国ルール
地を数えるか、盤面上の石を数えるかの違いです。
大ざっぱに言えば、アゲハマで相手の地を埋めるのが日本ルール。アゲハマを相手に返すのが中国ルールです。
細部でいうと、半目の違いがでることがありますが、プロや上級者以外は、同じ結果とみていいでしょう。コミの半目扱いが勝敗を決します。
中国ルール
マージャンにフリテンがあるのは、日本ルールです。中国ルールでは川に誰が捨てた牌か不問です。
取った石や手からはなれた石に意味付けするのは、日本人の特質かもしれませんね。
碁の漢字
「棋」「棊」とも書きます。
碁を指す漢字は、 黒白、烏鷺、方円、手談、座隠、坐隠、忘憂、欄柯、腐斧、橘中、河洛、敲玉、清遊、聖技、小宇宙、棊・奕・棋、等があります。
歴史や文学性を感じます。
囲碁雑誌
囲碁関西、月刊囲碁未来、月刊碁ワールド、週刊碁、囲碁、NHK囲碁講座が発刊されているようですが、常備している本屋は少ないです。
定期購読しないと、読み損ないそうです。
囲碁マンガ
「ヒカルの碁」が大ヒットしましたが、中途半端に終わった感がして残念です。再開して欲しいものです。
『星空のカラス』 というのもあります。でも数冊ですね。
将棋のマンガは、「父ちゃんの王将」「365歩のユウキ」「オレたち将棋ん族」など数十冊あります。
愛好者の人口比率では説明できない比です。
将棋のほうが、ストーリー説明が楽なんでしょうか。 囲碁はルールは簡単ですが、局面の説明が直接的にできないのでしょうね。
厚みや勢力を言葉や絵で説明するのは困難だと想像します。それがマンガに成り難いのでしょう。
囲碁入門者
囲碁のルールは極めて簡単....と言う人は、碁を打てる人です。
ルールが判っても、どこに打てばよいのかわからない。
陣地を囲むといっても、地になるか厚みになるかは、経験して体得するしかない。
体得するには、実践を積むしかないですが、その機会は自分で作るしかないです。
将棋だと、王様を攻めるという直接的に目的が見えます。しかし碁は、一手の価値は見えにくい。
それ故に、どこに打てばいいのか、判らない。
終局の判断も難しい。どこにも打つ処がない....この見極めが初心者には難物のようです。
入門者の最初のハードルは、相当高いと思います。指導する側の根気が重要になりますね。
囲碁-初心者-碁会所
初心者に敬遠されているのは事実です。初めてだと猶更入りにくい。碁会所側の意識は、気楽に入ってきて欲しいとねがっていますが、
入ってきた初心者を、無意識のうちに蔑ろにするケースもあるようです。その結果、相手にされず不愉快になって去っていく。
初心者にとっては、最初のほんの些細なハードルが、とてつもなく高いハードルに感じます。 そこを克服するのは、初心者の努力よりも、碁会所側の努力が必要だと思います。
囲碁喫茶がもっと活性化して欲しいものです。
囲碁タイトル
7大タイトル達成した人がいます。井山裕太氏です。
7大タイトルは、[棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元] のことを言います。
タイトルと言えば、7大タイトルのことを言いますね。
いずれも新聞社系ですね。
他に NKK杯,NECカップ など多々ありますが、こちらは、メイン・タイトルとは称しません。
阿含・桐山杯、新人王戦、竜星戦、フマキラー囲碁マスターズカップ、広島アルミ杯・若鯉戦などあります。
NECカップ杯は終了したようです。なんかマスコミ系が多いですね。
何か事情があるのでしょうか。
囲碁大三冠
「棋聖」「名人」「本因坊」を同時に保持することを「大三冠」と言います。
趙治勲、井山裕太の2人だけが達成。すごいですね。
囲碁殺人事件
鉄道や御当地殺人事件の本は多々あり、異なる作者が同名の作品があったりします。
囲碁殺人事件は、竹本 健治氏の作品があります。
局面の描画は少ないです。人の存在感のやりとりや碁の蘊蓄が面白いです。
この作者には、
『囲碁殺人事件』『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』の〈ゲーム三部作〉があります。
こちらも面白そうです。
金田一少年の事件簿「血溜之間殺人事件」にも囲碁が登場するようですが、こちらは読む機会がありませんでした。
囲碁公園
アルプス囲碁村会館:囲碁で町おこしをしています。
ここ
囲碁ボール
囲碁ボールというスポーツがあります。
ゲートボール用と同形状のスティックを用いて五目並べを行うスポーツ。
日本囲碁ボール普及会というのがあり、普及に尽くしています。
でも、五目並べなのに「囲碁」と称するのは引っかかります。
囲碁はスポーツか
2010年アジア大会では、囲碁が競技種目に入っています。
スポーツの定義を
•勝負がつく
•ルールが明確
•時間/空間に規定がある。
とするならば、該当するのでしょうね。
百人一首カルタもスポーツに分類されます。こちらは、競技カルタと言われるように体を張って、怪我もしそうです。
でも、囲碁は怪我を誘発するようには見えません。
なぜ、スポーツなんでしょうか。
囲碁、チェス、ブリッジ、チェッカーの4競技で「頭脳スポーツ」の国際合同競技大会を目指しているそうです。
オリンピックへの参加もめざしているとか。
将棋がはいっていないのは謎です。
ネット碁会所の初期
インターネットが開花する以前に、ニフティサーブなどのパソコン通信という文化がありました。
一言で言えば、今のプロバイダーに相当するサーバー傘下の端末の、クローズされた社会です。
互いの会話は、サーバーの会議室に書き込むスタイルで進行していきました。
300bpsなど今の通信速度とはかけ離れた遅さですが、当時は、テキスト文のみの送受信なので、
不満は少なかったです。
そうした環境の元で、1989年にNTT公衆パケット網を使ったネット囲碁が(ネット碁が)開始されました。
パソコン環境も Windowsの前のDOSが全盛の時代で、キャラクターで画面を構成していました。
基本の構図は確立されていたようです。
ネット囲碁対局の初期▲
ネット碁会所の特性
ネット碁会所はネットという広大な世界に存在しますが、運営者のサーバーの世界でクローズする傾向があります。
各碁会所は独立しているので「棋力の判定がその対局場のローカル棋力になってしまう。」のは避けられません。
対局制度も持ち時間制や秒読み制など、各所で異なります。同レベルの参加者がいないときは、
待たされるか、対局しているのを観戦する、もしくは、ロボットと対局しながら待つか。等の特色があります。
会員数や棋力毎の参加者の数も各所で特有の傾向がありますので、自分に適した碁会所を見つけにくい面もあります。
概して、無料より有料の碁会所のほうがマナーがよい傾向があります。有料は、初心者育成が得意、
プロの指導が受けれます。
対局のみ。など機能の差で料金も異なるようです。
ネット囲碁対局の特性▲
ネット碁会所のメリット
パソコン通信の普及期の1990年前後に、多くのネット碁会所が開設され、切磋琢磨され現在に至っています。
メリットは、ネット環境さえあれば、いつでもどこでも打てることです。簡単で手軽です。
以前と異なり、パソコンだけでなく、タブレットなどでも動作しますので、機種も選ばなくなっています。
道具の準備が不要ですし、棋譜が残るのが大きいてす。
中級者や初心者の多くは、棋譜を記憶することは難があります。局後の見当も儘ならないケースも多い。
対局棋譜が残り、局後検討が容易にできるメリットは大きいです。実際は、局後再現する人が少ないで勿体ないなぁ
と思っています。
いいことずくめのようですが、デメリットもあります。
ネット囲碁対局のメリット▲
ネット碁会所のデメリット
顔が見えない対局になるので、「マナーに反する行為をする心無い人が散見される」という面があります。
・負けそうになると一方的に回線を切る。
・時間切れに持ち込もうとして無駄な手を打つ。
・終局後の整地確認の際、死んでいる石を生き返らせる。
・暴言を発する。
・棋力を低く申請して、初心者虐めをする。
等リアル対局では、恥ずかしくてできない行為をする人が見られます。
各対局場では対応を試みていますが、皆無にできない現実があります。
ネット囲碁対局のデメリット▲
ネット碁会所の整地
リアル対局では、局後に整地して、地合いを算出しますが、ネット囲碁では(ネット碁では)、死活判定後、自動で行われます。
確実なので便利なのですが、リアル対局での経験がない人が増えているようで、
局後、整地で戸惑っている人がいるようです。
一概に是非は言えませんが、これも時代ですね。
リアルの碁だと、自然と整地はできるようになります。
麻雀の符の数え方は努力しないと習得できませんが、碁の整地は自然とできるようになります。
しかし、最近は、ネット碁が普及した影響で、整地した経験のない人が増えいているようです。
麻雀も自動配牌、自動符計算になっています。
最近の人は、パチンコも指で玉を入れることを知りません。
これも時代なんでしょうが、寂しい感じもします。
ネット囲碁対局の整地▲
ネット碁会所の常時接続
最近のインターネットは、非常時接続のサイトが幾つかありますが、多くは常時接続型です。(2016.11.29現在)
当初のパソコン通信時代から常時接続でした。サーバーを介して接続します。回線の環境事情で、回線切断が高い頻度で発生します。
リカバリーの仕組みが必要になりプログラムが複雑になります。
インターネット以前は、ISDN,INS64など幾つか方式がありました。インターネット時代になり IP接続が標準になりました。
パソコン通信時代以前は、非同期やBSDなど種々の方式がありました。ハンドリングが煩雑でした。IP接続になり格段にプログラムはシンブルになりました。
専用ソフトを使うサイトは主にこの方式です。
ブラウザーで稼働するサイトで、プラグインを使うサイトは、この方式が多いようです。
でも切断は如何ともしがたいです。そこで注目されるのは、非常時接続です。
ネット囲碁対局の常時接続▲
ネット碁会所の非常時接続
常時接続だと切断したときの回復が重要になります、そこで非常時接続で動作する仕組みが注目されたりします。
純粋のブラウザーの動作は、非常時接続です。純粋のブラウザーで動作するサイトはこれに該当します。
ネット囲碁対局の非常時接続▲
ネット碁会所の専用ソフト
専用ソフトを用いるサイトは、多いです。(2016.11.29現在)
常時接続を維持し、画面の細かい操作を実現するには、専用ソフトが有利です。
しかし、Windows系、Mac系など OSが異なるとプログラムは全く別物になります。両機種で動作するサイトが限られるのはそういう背景があります。
ネット囲碁対局の専用ソフト▲
ネット碁会所のプラグイン
ブラウザーで稼働するサイトは、プラグインを用いて専用プログラムのように稼働する形式を取ります。
プラグインには、JavaAppletやSilverLight 、Flashなどがあります。 Windows系とMac系で同じように動作します。
タブレットやIpadが出現しましたが、共通プラグインが動作しない事態になりました。 PC系とタブレット系で共用できなくなりました。
全機種で動作するソフトは限定的になります。
ネット囲碁対局のプラグイン▲
ネット碁会所の共通動作するソフト
PC系やタブレット系で共通して動作するには、純粋なHTMLで動作させる必要があります。
そのHTMLはバージョン5と言われるHTML5になります。
このHTML5には、WebSocketと言われるIP通信機能もあり、常時接続形態も可能になります。
ネット囲碁対局の共通動作するソフト▲
ネット碁会所の形態
専用対局ソフトを用いる方式 : Windowsパソコン、マック、タブレット等の機種に応じた専用ソフトになります。
利用者が複数の端末を持っている場合、対局結果が引き継げるか否かは、ネット碁会所の扱いに依存します。
タブレットやIpadでのアプリも該当します
ブラウザー+ブラグインで実行する方式 : Java Applet, シルバーライト、Flash などを用いる方式です。
タブレットやipadでは、利用できないなど利用端末に応じたプラグインが必要になります。
ブラウザーのみで実行する方式: HTML+AJAXで非常時接続で実行する方式
HTML+AJAX+WebSocketで実行する方式。
ネット囲碁対局の形態▲
ネット碁会所のサイト
サイト | 補足 |
みんなの碁 | 当サイト。 無料/有料。 HTML5版のネット碁会所。 |
COSUMI | 13/19以外の路数が可能。 無料。 Flash版/HTML版のネット碁会所。 |
幽玄の間 | 日本棋院のネット対局。有料。 専用ソフト。入門指導等が充実。 |
パンダネット | 有料。専用ソフトのネット碁会所。専用ソフト。入門指導等が充実。ここを基準にしたネット碁会所が多数あります。 |
WWGO | パンダ系列のネット囲碁対局場。 |
ねっと de 碁 | 朝日新聞のネット碁会所。パンダ系列。 |
産経ネット碁会所 | 産経新聞のネット碁会所。パンダ系列。 |
毎日が囲碁道場 | 毎日新聞のネット碁会所。パンダ系列。 |
IGS | パンダネット経由で入れる世界レベルのネット碁会所。 |
まいど | 関西棋院ネット対局 まいど!有料 専用ソフトのネット碁会所。パンダネット系 |
関西棋院ネット対局場 | パンダネット系のネット碁会所。「まいど」と関係は不詳。 |
東洋囲碁(タイゼム) | 有料。 専用ソフト。入門指導等が充実。 |
サンサン | 有料、 専用ソフト、のネット碁会所。 |
KGS | 無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
Yahoo | Yahooモバゲーの囲碁対局。無料。Webプラグインのネット碁会所。 |
ハンゲーム | 無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
将碁友の会 | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
日本ネット囲碁対局 | 将碁友の会が設置している13路盤専門の無料ネット碁会所。HTML5版。 |
e囲碁ネット | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
囲碁きっず | 無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
wing | 無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
WING | 有料、専用ソフトのネット碁会所。上記のwingとの関係は不詳。 |
茶゛碁 on Mac | Mac専用、 無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
ネット棋院 | 有料/無料、専用ソフトのネット碁会所。 |
QPONインターネット囲碁 | 無料、HTML5のネット碁会所。 |
INGO | ブラウザ版の郵便碁やメール碁。ネット碁会所とはひと味異なります。 |
G&S囲碁 | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
囲碁サロン石音 | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
囲碁倶楽部 | 有料、専用ソフトの通信対局場。 |
GO-NET | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
ユーキャン囲碁ネット | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
日本囲碁ソフト | 有料、専用ソフトのネット碁会所。 |
HiBiKi | マイナビ将棋囲碁サロンHiBiKi。有料、専用ソフトのネット碁会所。 サービス終了期日 2017年1月31日 |
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